本文へ

法人のお客様>ビデオ会議システム>事例紹介>アサヒビール株式会社様

事例紹介

PDFダウンロード
PCS-XG80 PCS-XG55 PCS-G70S PCS-G50 導入事例 2010.9.29掲載
■アサヒビール株式会社様 [業種:企業]
全国七十数拠点へ設置し多地点接続による社内会議を実現。
約1年でシステム導入額の3倍にあたる出張コストを削減。
お客様プロフィール
アサヒビール株式会社様
2009年に創業120年・創立60年を迎えたアサヒビール様は、激変する経営環境へのスピーディーな対応とともに、連結経営時代に対応するグループ経営の強化を図っています。また、さまざまなステークホルダーとの信頼関係を強化し、成長を続ける企業であるために、「経営の公正性・透明性の向上」「意思決定プロセスの迅速化」「コンプライアンスの徹底」など、コーポレート・ガバナンスの強化に継続的に取り組んでいます。
お客様のニーズ・課題
出張コストの削減と拠点間・社員間のコミュニケーションの活性化を目的としてビデオ会議システムを導入。デザイン検討が行えるスペックを求めた。
導入効果
毎日の社内会議で活用し、導入後約1年でシステム投資額の3倍にあたる出張コストを削減した。将来は全社規模でHDシステムとする可能性もあり。
導入背景 グループ企業で有効に活用してきたソニーのビデオ会議を全社に展開を希望。
選定理由 高精細なHD映像とデュアルストリームが決め手。
システム内容 全国七十数拠点にシステム導入し、多地点接続を実現。
導入効果 ビデオ会議は日常に浸透。1年間で導入コスト約3倍にあたる出張経費を削減。
今後の展望 将来は全社規模でのHD化を視野に。PCS-XG55の導入も。
アサヒビール株式会社
総務法務部 チーフプロデューサー 長谷川朋成様にお話を伺いました。
導入背景

グループ企業で有効に活用してきたソニーのビデオ会議を全社に展開を希望。

1対1や多地点接続など、会議内容にあわせた運用を実現。 ビデオ会議システムは、もともとグループ企業であるアサヒ飲料が有効活用していました。アサヒ飲料が導入したシステムはソニーのSDモデルで、画質と音質のよさを評価しての決定と聞いています。また、当社内でも北海道地域において4拠点がビデオ会議を利用しており、迅速な打ち合わせや判断を行うためには遠隔会議システムが有効であると強く感じていました。
2008年に北海道統括本部から老朽化したシステムをリニューアルしたいという申請があり、それをきっかけとして経営陣が全国規模でのビデオ会議システム導入を決断しました。移動時間および出張コストの削減と、必要に応じてその場で拠点を超えたフェイストゥフェイスの会議を開催できること、すなわち拠点間・社員間のコミュニケーションの活性化が狙いでした。
選定理由

高精細なHD映像とデュアルストリームが決め手。

本社ではシステム一式をキャスター付きラックに収容。会議室を自由に移動して使用する アサヒビールグループの情報システムを担当しているアサヒビジネスソリューションズからもソニーのビデオ会議システムの操作性と画質のよさを聞いていましたので、初期段階からソニー製品を前向きに検討していました。その上で機種選定にあたって重視したのは、カメラ映像とPC画面映像を同時に送受信できること、高精細な映像通信を実現できることの2点です。そこでまずはテストとしてPCS-G70S、PCS-TL33を3台導入しました。テスト導入が好評だったため、翌年よりPCS-G50を中心に全国展開を進めました。特に、本社や工場、研究所間の打ち合せではビール瓶や缶などのデザイン検討も行うため、映像品質のよさは重要なポイントです。そのため本社・工場・研究所にはHD映像に対応したPCS-XGシリーズを中心に導入しました。そのほかの拠点にはSDスタンダードモデルのPCS-G50を選択しました。
システム内容

全国七十数拠点にシステム導入し、多地点接続を実現。

2009年6月より、各拠点に対しPCS-XG80またはPCS-G50の導入を進めました。現在では全国七十数拠点に導入が完了しています。10〜15拠点での多地点接続が多いため、外部MCUも利用しています。使用回線はIP-VPNで各端末の通信帯域を2Mbpsに設定し、画質も音声も非常にクリアでスムーズな会議を実現しています。

ここがポイント
HD多地点接続用ソフトウェアをインストールしたPCS-XG80を親機として、最大6地点の多地点接続会議を実現しています。HDモデルとSDモデルとの混在接続も可能です。その数を超えた多地点接続を行う場合には、外部MCUも利用しています。
導入効果

ビデオ会議は日常に浸透。1年間で導入コスト約3倍にあたる出張経費を削減。

参加人数の多い会議室ではPCSA-A7P4マイクを使用。 ビデオ会議システムの使用頻度は高く、日々、遠隔地を繋いだ社内会議が開催されています。本社ではシステム一式をキャスター付きラックに収容して、会議室間を自由に移動できるようにしています。ビデオ会議カメラ映像を40インチ液晶ディスプレイに、PC画面はプロジェクターからスクリーンに投影するのが標準のスタイルですが、PCS-XG80のHD映像とH.239によるPC画面映像はクリアで見やすいと思います。また、従来モデルと比べて操作がシンプルになり、データソリューション機能を内蔵しながら本体がコンパクトになった点も評価しています。
なお、ビデオ会議システム導入に対しての最大の評価ポイントは、出張コストの削減です。正式運用開始から約1年が経ちましたが、旅費、宿泊費、日当などを含め、システム投資額の3倍にあたる出張コストを削減できたという結果を得ています。この点は高く評価しています。
今後の展望

将来はグローバル展開を視野に。

PCS-XG80のHD映像は非常にクリアで、操作性も従来モデルと比べてよりシンプルになった。 世の中の流れとして、様々な機器がHDに対応し、PCの解像度などもあがってきています。当社のビデオ会議環境も、将来的にはアジア地域を中心に、グローバル展開を視野に入れており、海外拠点を含めた全社規模での多地点会議を実現したい、という考えがあります。実際、HDビデオ会議システムのエントリーモデルPCS-XG55が発売されて以降、PCS-G50の導入を予定していた拠点もPCS-XG55に切り替えました。
約1年の運用で、当社なりの使い方やノウハウが蓄積されてきました。初期導入にPCS-G50を日々活用している中で、「PCの動画もスムーズに送信したい」「もっと簡単に接続できるようにしてほしい」など、細かな要望があがってきましたが、これらの要望はPCS-XG80で大幅に機能改善されておりましたので、PCS-XG80の機能には満足しております。今後もユーザーの声を積極的に商品に取り入れたソニーさんらしい商品の発売を期待しております。
システム構成
ビデオ会議システム
PCS-XG80 ×17
ビデオ会議システム
PCS-XG55 ×17
ビデオ会議システム
PCS-G50 ×31
ビデオ会議システム
PCS-G70S ×3
ビデオ会議システム
PCS-TL33 ×5
エコキャンセリングマイク
PCSA-A7P4
IP多地点接続用ソフトウェア
PCSA-MCG80
HDデータソリューションソフトウェア
PCSA-DSG80
※上記は納入時の構成です。閲覧される時点で販売が終了している可能性がありますことをご了承ください。
ページトップへ