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よくあるお問合せ(Pro MO)
 Q1:GIGAMO(ギガモ)とはどういうものですか?
富士通株式会社とソニー株式会社が共同で開発した1GBを超える大容量3.5型MO(光磁気)のフォーマット規格です。当初は業界規格でしたが、現在はISO規格に登録されています。

 Q2:1.3GBのディスク1枚に、音声は何分記録できますか?
WAVE(BWF-J)フォーマットで、サンプリング周波数48kHz、量子化ビット数16ビット、2チャンネル音声で記録した場合、音声データを約100分間記録できます。

 Q3:業務用と民生用の違いは何ですか?
業務用は、MOレコーダーに使用されているドライブの個体差によって生じる書込み/読み出しエラーを低減させるため、規格範囲の限界値に調整したMOドライブで全数・全面検査し、これに合格したものだけを出荷しています。これにより、MOドライブと記録メディアの相性によるトラブルから開放されます。

 Q4:MOディスクを保管する上で、磁界の影響は受けない?
MOの記録膜はレーザー光で加熱すると小さな磁界で記録が出来ますが、室温で磁石を近づける程度ではデータ内容が損なわれることはありません。

 Q5:紫外線の影響は?
有機色素タイプのCD-Rなどの記録メディアとは違い、光磁気タイプなので、通常使用での紫外線の影響はありません。

 Q6:結露の影響は?
ディスク表面に結露してしまうと、水滴がレンズの役割をし、正確に書込み/読み出しができません。MOディスクの輸送時に急激な気温差がある場合には、室温に十分ならしてご使用ください。

 Q7:ディスクは、ハードコートになってますか?
ディスクの記録側の面に、帯電防止ハードコートを施しています。

 Q8:MOディスクの耐久性は大丈夫ですか?
カートリッジとシャッターで、ディスクを傷やホコリから守っています。MOディスク自体、非接触メディアなので、記録層を磨耗することはありません。また、MO(光磁気)は、記録・消去の繰り返しを「磁気モーメントの性質」を利用して行いますので、CD-RWのような熱による層構造の変化を用いるのとは異なり、極めて安定に行えるため100万回以上の書き換えが可能です。

 Q9:カートリッジやケースの耐久性は?
カートリッジには、衝撃に強い「ポリカーボネート樹脂」を使用しています。ポリカーボネートはアメリカンフットボールのヘルメットにも使用されている堅牢な素材です。また、MOディスクの基板にもポリカーボネート樹脂を使用しています。ケースには、放送業務用ビデオテープのケースで実績のある「ポリプロピレン」を使用しています。

 Q10:Windows フォーマット済みとあるけど、MOレコーダーにそのまま使用できるの?
業務用MOディスクレコーダーに使用できるWindows用 FAT16でフォーマットしていますので、そのままご使用いただけます。

 Q11:Macintosh PCで制作しているけど、フォーマットしなおせば使える?
フォーマットしなおせば、Macintosh PC用としては使用できますが、業務用MOディスクレコーダーおよびWindows PCでは使用できません。

 Q12:Windows PCで FAT32にフォーマットしても使用できる?
お客様のPC環境では使用できますが、業務用MOディスクレコーダーには使用できません。FAT16にフォーマットしなおしてから使用してください。フォーマットするとディスクからデータが消去されてしまいますので、ご注意ください。

 Q13:フォーマットしたら、業務用のメリット(書き込み/読み出しエラー低減)はなくなるの?
通常の「論理フォーマット」であれば、エラー低減の効果はそのままでお使いいただけます。「物理フォーマット」の場合は、全てリセットしてしまうため、業務用のメリットはなくなってしまいます。

 Q14:「1.3GB」と書いてあるのに仕様には「1,175MB」とあるけど、少ないのでは?
ディスク自体の最大容量は1,283.1MBありますが、これを業界では通称「1.3GB」と呼ばれています。MOディスクを実際に使用するには、ユーザーデータを書き込む準備をするための「フォーマット」する必要があります。データの管理領域などを事前に設けることで、スムーズなランダムアクセスが可能となります。この管理領域などを除いた「ユーザーエリア」がフォーマット後の容量「1,175MB」となります。

 Q15:データの保証はするの?
従来の記録メディアと同様、データの保証はいたしかねます。機材故障や誤操作によるデータ消去、推奨環境(温度・湿度)外での使用、落下などによる破損、ホコリの多い場所での使用やディスク表面を汚したりしないよう、ご注意願います。

 Q16:エラー補正はあるの?
機材側でエラー補正があります。データのエラー訂正のための符号(ECC:Error Correction Code)が、各セクタの後部に付随して記録されます。このECCによって、10-3程度のバイトエラーレートを10-12程度まで訂正することが可能です。

 Q17:データ保存寿命は?
常温常湿環境下で保管した場合、50年以上経っても再生が可能です。また、未使用ディスクを50年後に使用しても問題ありません。(弊社の環境加速試験による推定値)

 Q18:書換え回数、読み出し回数は?
書換えは100万回、読み出しは1億回可能です。(条件:動作環境 5〜55℃、3〜85%)

 Q19:推奨の使用環境は?
動作環境は温度:5〜55℃/湿度:3〜85%RH、保存環境は温度:-10〜55℃/湿度:3〜90%RHです。

 Q20:転送レートは?
転送レートは、使用ドライブの回転速度、インタフェースの転送速度によって変わってきます。ドライブメーカーにご確認ください。

 Q21:使用しているレーザーはどういうもの?
赤色レーザーで、波長はλ=685nm、開口数はNA=0.55です。音楽用CDのものとは異なります。