ZV-1M2マイクの活用

ZV-1M2には高品位なマイクが内蔵されていますが、ソニー製の外部マイクを装着してよりこだわりある録音もできます。
いずれの場合も、S&Q(スロー&クイックモーション)撮影では音声は記録できません。

内蔵マイクを使う

ZV-1M2には、高い集音性能を持つインテリジェント3カプセルマイクが搭載されています。付属のウインドスクリーンを装着すればウインドノイズが低減し、屋外でも話し手の声をクリアに録音できます。

内蔵マイクの位置

背面(モニター/タッチパネル)側を内側にして上から見た時中央にある

ウインドスクリーン

ウインドスクリーンをつけると風音が軽減されます。マルチインターフェースシューに装着します。
ウインドスクリーンをつけても風音が入る場合は、MENU→(撮影)→[音声記録]→[風音低減]を[入]にしてください。
風音低減別ウィンドウで開きます

カメラ上面のイラスト
A
ウインドスクリーン
B
マルチインターフェースシュー
C
内蔵マイク

マイクの指向性

ファンクションメニューからマイクの指向性を変更することができます。
収音する方向を環境に合わせて[オート]、[前方]、[全方位]、[後方]から選択できます。自分撮りのときは[前方]、街の様子などを話しながら撮影する場合には[後方]など、撮影シーンに合わせてマニュアルで設定ができます。

* 外部マイクが接続されているときは、マイクの指向性設定は無効になります。

選べる指向性

オート
認識した被写体やトラッキングの状態に応じて、自動で収音する方向(前方または全方位)を切り換えます。
前方
カメラの前方の音を収音します。
全方位
カメラ周囲の全方位の音を収音します。
後方
カメラの後方の音を収音します。

設定の詳細や制限事項など、さらに詳しい情報はヘルプガイドをご覧ください。
マイクの指向性別ウィンドウで開きます

録音レベルを調節する

MENU→(撮影)→[音声記録]→[録音レベル]を選ぶと音量を調整できます。
初期設定ではファンクションメニューに[録音レベル]があり、簡単に調整することができます。ここではファンクションメニューから音量調整する方法を紹介します。

  1. 動画撮影画面で液晶画面を下から上にスワイプするか、Fn(ファンクション)ボタンを押して、ファンクションメニューを表示します。

  2. ファンクションメニューの[録音レベル]をタッチするか、[録音レベル]が選択された状態で、コントロールホイールの中央ボタンを押します。

  3. -(マイナス)または+(プラス)をタッチするか、コントロールホイールの左または右を押して音量を調整し、[OK]を選びます。

    ご注意

    • [録音レベル]は撮影モードが動画のときのみ選べます。
    • [録音レベル]の調整は、内蔵マイクと(マイク)端子入力に対して有効です。

外部マイクを使う

マイク入力端子またはマルチインターフェースシュー対応の外部マイク(別売)が使えます。

マイク入力端子

  • マイク入力端子はΦ3.5 mmステレオミニジャックです。3極ステレオミニプラグに対応しています。
  • マイク入力端子に外部マイクを接続すると、自動的に内蔵マイクから外部マイクに切り替わります。プラグインパワー対応の外部マイクを使うと、マイクの電源はカメラから供給されます。
  • 録音レベルはカメラ側で調整します。内蔵マイクと同じ方法です。
背面(モニター/タッチパネル)側を左に向けたときに手前にくる側面の上部にある

マルチインターフェースシュー

  • マルチインターフェースシュー対応の外部マイク(別売)を使用できます。デジタルオーディオインターフェースには対応していません。
  • 外部マイク装着時はウインドスクリーンをはずします。
  • 録音レベルの調整はカメラ側ではできません。マイク側で調整してください。
背面(モニター/タッチパネル)側を内側にして上から見た時左にある

ソニー製マイクとの互換情報は以下のページをご覧ください。
ZV-1M2:マイク 互換情報別ウィンドウで開きます