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テープ関連(製造編) テープ関連(特性編) 放送関連 テクニカルコラム
放送関連用語
アスペクト比
画面の横と縦の比率のことを言います。テレビ受像機の画面は縦に比べると 横が長く、現行のテレビの方式では、4:3のアスペクト比が一般的になっています。 これがデジタルテレビになると、16:9とかなりワイドなアスペクト比となります。 この一般に言う「ワイドテレビ」で4:3の番組を見る時は、画面を横に引き延ばして いる為、歪んだ映像を見ていることになります。
アナアナ問題
2003年より開始される地上波デジタル放送のチャンネルは、現在のアナログ放送で使用している範囲外のものが割り当てられる予定になっています。しかし、全国に1万5千局もある中継局に対して障害を与えないチャンネルの割り当ては困難な為、現在のアナログ局のチャンネル変更も予想されています。実際問題、現在使用しているチャンネルを一夜のうちにすべて切り替えるというのは不可能な話であり、であれば新旧両チャンネルをアナログ・サイマル放送を行うのか、また膨大な費用負担の問題もある為、デジタル化以前の「アナログ−アナログ問題」としてその行方が注目されています。
インターレース
テレビ映像の走査方式のことをを言います。この方式は、水平走査線を何本かおきに飛び越して走査し、歯抜けの粗い画面を組み合わせることによって視覚的に1フレームの画面としてみせる方法です。現在のテレビ標準報方式は、2フィールドで1フレームを完成させる2:1インタレース方式になります。=飛び越し走査のこと。
EDTV
Extended Definition Television の略で、高画質テレビのことです。現在のテレビ受像機を改良し、解像度を高め、高画質を実現したもので、クリアビジョンと呼ばれています。 なお、いわゆるハイビジョン・HDTVとは全く異なります。
EPG
Electronic Program Guideの略で、電子番組表のことを言います。各番組情報を電波で送信し、それを受けたチューナーによりデータを構成し番組表として表示します。このガイドにより、選局が画面上で出来るようになります。
SFN
Single Frequency Network の略で、単一周波数中継と訳しますが、一般的にはそのままSFNと使われています。 ある放送局のサービスエリア内の放送波を一つのチャンネルで行うというもので、このSFNが導入されれば、少ないチャンネルで全国をカバーすることが可能になります。しかし、「アナアナ問題」や、放送波による中継局の問題を抱えており、現時点では、このSFNによる放送は行われていません。
HDTV
High Definition Television の略。高精細度テレビジョンのことで、通称「ハイビジョン」と呼ばれています。画面のアスペクト比が9:16で走査線が1125本のもので、現在のテレビ放送よりも、鮮明な画像や、質のいい音声を送信できる方式を用いています。
NTSC
National Television System Committee、いわゆるテレビの標準方式策定委員会の略で、その委員会が制定した現行のカラーテレビ放送の標準形式を言い、一画面に525本走査線、毎秒30フレームで表示される方式です。現在、アメリカ、日本、韓国など各国が採用しています。その他の方式として、PAL方式や SECAM方式があります。
サイマル放送
ふたつ以上のチャンネルで同一の内容を放送することを一般的に言います。デジタル放送開始後、アナログチャンネルとデジタルチャンネル両方とも同一の放送を継続することを意味します。この場合、デジタル・アナログの両方の運用費用がかかることになります。
PCM録音
音響信号をパルス符号変調(デジタル変換)して記録再生する方式。従来のアナログ記録におけるS/N比(約60dB)に比べ、約96dBまで改善されます。
CATV
有線テレビジョン放送のことで、いわゆるケーブルテレビのことを言います。もともとは山間部や高層ビルによる難視聴対策として、共同アンテナを用いて受信した番組を、加入者に配信するシステムでしたが、現在は、自主放送を行う都市型のCATVなども増えています。しかしながら、その普及率は低く、今後のデジタル化やケーブル・インターネットによる双方向性などにより、その普及率も伸びる可能性があり、その動向が注目されています。
CS
Communication Satelliteの略で、通信衛星のことを言います。本来は通信用でしたが、技術の進歩により、小さなパラボラでの受信が可能になりました。これを放送用に利用したのが、パーフェクトTVなどの一般にCS放送と呼ばれるものです。
デジタル
映像や音声信号を、ON/OFFなどの数値に置き換えてデータとして用いる方式のことを言います。この方式は、信号が連続的に変化するアナログ方式と比べると、ノイズに強く劣化し難い為、信号伝達にも有利だという認識がされています。昨今の放送もデジタル時代に突入していると言えます。
デジタル放送
放送機器から放送波まで全てをデジタル化したものをデジタル放送と言います。これにより、電波の使用効率が向上し、多くの情報の送信が可能になる為、高画質化や他チャンネル化、双方向化が可能になります。
DTV
Digital Television の略で、デジタル方式のテレビ放送のことを言いますが一般的にはアメリカの地上波デジタル放送のことを指すことが多いようです。
TBC
Time-base Correctorの略で、時間軸補正機のことで、放送機器としては、最初にデジタル機器として認知されたものです。テープに対してヘッドが斜めに走査するヘリカルスキャン方式では、トラックが進行方向に長いことから、再生される信号の時間軸に微妙な揺れが生じてしまいます。この時間軸の揺れをデジタル的に補正するシステムがこのTBCです。
Bps
Bits per secondの略で、1秒間に伝送されるデータの量を「ビット」であらわしたことを言います。一般的に通信回線によって伝送されるデータの速度を測る単位のことです。