商品情報・ストア Vlog With Sony 旅先でも手ぶら感覚で持てる「RX0 II」はVlog撮影の頼もしい相棒です

「undefined」旅先でも手ぶら感覚で持てる「RX0 II」はVlog撮影の頼もしい相棒です 映像作家 / TAKAKURA DAISUKE

おもに旅をテーマとしたVlog作品を普段からつくっているTAKAKURA DAISUKEさんに、Vlog撮影で使用している機材や、撮り始めたきっかけについてお話を聞きました。

映像作家 /
TAKAKURA DAISUKE
(高倉大輔)

地形やその土地の雰囲気など環境を生かし、ポップで親しみのある映像、ダイナミックで臨場感のある映像を得意とする若手映像作家。フィリピン政府観光省・ドイツ観光局・ユニバーサルミュージック・OAKLEYなど企業や政府の映像、写真を制作。モデルとしても現役活動中で、大手飲料メーカー・飲食店・紳士服専門店のTVCMに出演実績をもつ。出演する立場と撮影する立場の両極端なワークバランスを活かし、シームレスでミニマムな制作を心がけている。

https://www.takakuradaisuke.com/ https://www.instagram.com/takakuradaisuke/

自分の思い出をつくりたい、
人を喜ばせたい。
そのために映像を撮り始めた

ーまずは、映像に興味を持ち始めたきっかけからお聞かせください。

友人のバースデームービーをつくった時、編集作業がとても楽しかったと感じたのが「映像っておもしろい」と思ったきっかけです。僕の中では、人を喜ばせたい、自分の思い出としてムービーを撮りたい、ということが根本にあります。だから遊び的な要素が大きく、今でも大人数でアウトドアを楽しむ時にはよくカメラを回します。

映像の技術は基本的にYouTubeを観て勉強しました。あと、僕は3年間くらいデジタル製品やソフトウェアを開発する会社のストアで働いていたので、当時からカメラの知識は多少あったのです。クリエイティブな会社だったので、カメラのことも知っておいたほうがいいと思って。映像関連の講座で教えるような専門的な社員もいましたから、そこでもいろんな知識を得ることができました。

ー最近は旅をテーマにVlogを撮ることが多いようですが、どのようなことを意識して撮影していますか?

旅先でVlogを撮る場合は、地元の人しか知らないような場所を撮影するようにしています。僕は仕事でいろんなところに行くので、ネット検索しても出てこないような“いい場所”を知っていたりします。そういう“知られざる名所”をピックアップして、その土地の魅力を伝えていければいいかな、と。できるだけその場で感じたことをVlogの内容にも落とし込みたいので、その土地の解説や感想は僕自身がしゃべってフォローします。基本的にVlogは観ている人に喜んでもらったり、役立ててもらったりすることに意義があると思っていますからね。

最近は長回しも多用して、人間味があふれるようなVlogを撮るようになりました。細々と、かいつまんで切り取ると、キャラクターがぼやけてしまいますよね。でも、長回しをすると、人柄、話し方や動き方の癖なんかも見えてくるので、人物を主役にする時はそこまで伝えられたほうがおもしろいと思って。ただ、長回しはすぐ記録メディアがパンパンになって困るのですがね(笑)。

富士登山での大失敗で実感。
カメラは軽いに越したことはない!

ーVlogを撮るにあたってのテクニックについて教えてください。

Vlogは長すぎると飽きてしまうし、短すぎると物足りない。そう考えると僕の中でちょうどいいのは5〜10分の尺なんです。その長さを目安にスポットを紹介する、というのが僕の手法です。正直、そのくらいしか考えていなくて(笑)。あとは行きたいところ、やりたいこと、食べたいものを気ままに入れていく感じです。

僕は奄美大島が好きでよく遊びに行っていますが、そういう勝手知ったる場所ではたくさんある“いい場所”を全部回って撮影して、おすすめのポイントを5〜10分の尺に入れ込む、みたいな感じになります。行き慣れている場所には、絶対におすすめしたい夕日スポットとかがありますよね。だからそこは必ず入れる、マストのポイントしか入れない、という感じでVlogをつくります。

ー旅先でVlogを撮るとき、機材はどのように選ぶのですか?

僕の場合、旅先では荷物が少ないのがベストです。実は以前、富士山に登った時に大失敗したことがあるのです。カメラとレンズ、初めて買ったドローンとノートPCを持って出掛けたのですが、山登りでは不要なPCとドローンもバッグに入れたまま登り始めてしまって。置いて出かけるはずだったのに、5合目から登って気がつけば7合目。「なんか重いな」と思ってバッグの中を見たら、絶対に使わないPCとドローンが入っていて、結局これらも背負って登頂するハメになってしまいました。この時は本当にツラくて、泣く泣く頂上まで登ったことを覚えています(笑)。

こんな失敗談があり、機材はコンパクトに越したことはないと実感したのです。そんな矢先に出合ったのが「RX0 II」です。こんなに小さいのに動画も静止画もキレイに撮れる。しかも機能がもりもりで、僕にぴったりのカメラだと思いました。

ポケットに入れて手ぶら感覚でお出かけ。
いろんな撮影に挑戦できる「RX0 II」

ーRX0 IIでVlogを撮影した感想を聞かせてください。

福島県を旅した時に「RX0 II」で撮影したVlogが僕のウェブサイトにアップされていますが、この時は本当に「RX0 II」とシューティンググリップ「VCT-SGR1」しか持って行きませんでした。カメラをグリップに付けたままポケットの中に入れて持ち歩いていたので、出会い頭に「撮りたい!」と思った時にもサッと取り出して撮影できました。

一番気に入っているのは、180度チルト可動式液晶モニターですね。最初は小さくて見づらいかな、と思ったんですが、何日も使っていると慣れてきてそれが普通になります。αの液晶を見ると「でかい!」と思うくらいです。あと、センサーのサイズが大きくてレンズの性能もいいので、この小さいカメラでぼけ表現を映像に取り入れられるのは他の小型カメラにない大きな魅力。そのほかにもいろんな機能が満載で、「ちっこいくせに、すげーなコノヤロー!(笑)」って感じました。αシリーズと同じ設定画面なので、αユーザーの僕は設定に困ることなく使いこなせたこともよかったです。

「RX0 II」は小さい上に防水性や落下衝撃耐性もあるので、とにかくいろんなことに挑戦してみました。カメラのみで水の中に入れたり、少し上に投げながら撮影したり、今までは考えたことがなかった撮影法にもチャレンジしたくなる。そんなところも「RX0 II」の魅力と言えますね。

ー旅先ではずっと「RX0 II」をポケットに入れていたのですか?

そうですよ。なんか、最終的には手ぶらで撮影に行きたい、みたいなところもあったので、それが実現した感じですね。ポケットサイズだからグリップを外してそのまま入れてもいいし、なんならシューティンググリップに付けたままでも、こんな感じでポケットに入りますから。
シューティンググリップは手持ち撮影に便利ですが、さらに小さい三脚のような印象でもあります。角度も調整できるし、カメラを回転させても手元にボタンがあって使いやすいです。僕はα7S IIを使ってVlog撮影をすることもありますが、αで自撮りをする時は手ブレ防止のために両手でカメラを持ちます。でも「RX0 II」にシューティンググリップを付ければ片手でも楽々自撮りができる。そこも僕にとっては好印象でした。

Vlogで思い出が残せるのは素敵なこと。
まずは旅先で撮ることから始めてみよう!

ー今後、Vlogでどんなことを表現していきたいと考えていますか?

Vlog は自分の思い出になるものを、YouTubeに上げるような作品は誰かのためになるようなものを、というのが僕の中での定義になっています。それをベースに今、撮りたいと思うものを撮り続けたいですね。最近は無性にキャンプやアウトドアに行きたい気分なので、冬キャンプの楽しみ方とか、役立つグッズなどを紹介するような作品をつくれるといいかなと。

自分の思い出になるようなVlogは今まで通り、人間味あふれる映像を目指したいところです。こういうVlogって、編集作業が本当に楽しい。どれを入れようかなって素材を見ている時に笑ってしまうすることもあって。まるで昔のアルバムを見ているように楽しめるし、写真よりも臨場感がありますから、やっぱりワンシーンがVlogで残るって素敵なことですね。

ーVlogでやってみたいことはありますか?

ニッチな部分を攻めていきたいなと思いますね。どこかに行って撮影するのもアリだと思っている反面、何もしないで僕の考え方や生き様、面と向かって聞きにくいナイーブなことなどをVlogでやっていくのもアリではないかと。

ー最後に、これからVlogを始めたいと思っている人に向けてメッセージをお願いします。

まずは、自分が撮ってみたい、やってみたいと思うことを気軽にVlogで撮ってみて欲しいですね。わからないなりにでも編集してみれば、それはもうVlogですから。そんなに考え過ぎる必要はないんです。そこに立ってとか、これを持ち上げてとか、画づくりにこだわるのもひとつの方法ですが、変に凝る必要はないのかな、と。僕もそうですが、自分の思い出のために、というところから始めてみるのが自分も楽しめていいような気がします。

そういう意味では旅先で撮るのがおすすめです。必ずカメラを持って行くと思うので、Vlogを始めるいい機会になるはず。いろんなところで撮って、あとで見返すと「うわーっ、こんなシーンあったなぁ!」って、きっとおもしろいですから。一度つくってみると、いろいろと欲が出てきて、もっといいものを撮りたくなるので、まずは思い出としてVlogを撮ることから始めてみてください!

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