商品情報・ストア Vlog With Sony Photo & Vlog 写真と動画が魅せる、この私たちの美しい世界。RX100 III編 〜日常を非日常に〜

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静止画、動画それぞれの表現のプロフェッショナルが、同じカメラ、同じ場所、同じモチーフを同時に撮影したらどのような作品が生まれるのか。それぞれの視点、それぞれの価値観で切り取られた同じ日常は、異なる「美しい世界」へと変わる。
今回は1.0型センサーを搭載したプレミアムコンパクトデジタルカメラCyber-shot RX100 III(DSC-RX100M3)で、フォトグラファーの別所隆弘さんと、クリエイティブ・コンサルタントとして多方面で活躍し、動画にも精通している市川渚さんが、日常を非日常に変えるべく、別所さんのホームグラウンドである滋賀県と京都を舞台に撮影を実施。撮影後に、共に撮影した感想や使用したカメラの魅力について話を聞きました。

撮影協力:伏見稲荷大社

別所隆弘さんの静止画作品

:RX100 III,24mm,F4,1/250秒,ISO125 
:RX100 III,49mm,F3.2,1/500秒,ISO125

:RX100 III,34mm,F2.8,1/320秒,ISO125 
:RX100 III,24mm,F5,1/100秒,ISO125

:RX100 III,39mm,F5,1/60秒,ISO125 
:RX100 III,25mm,F4,1/400秒,ISO125

:RX100 III,70mm,F2.8,1/80秒,ISO2000 
:RX100 III,70mm,F3.2,1/80秒,ISO250

:RX100 III,30mm,F3.2,1/30秒,ISO250 
:RX100 III,42mm,F6.3,1/200秒,ISO125

市川渚さんの動画作品

共通のテーマは「日常を非日常へ」。
そんな思いで撮影地を決定

おふたりは以前からお知り合いだと聞いていますが、どのようなきっかけで知り合ったのですか?

別所さん(以下敬称略):2年ほど前にドローン専門誌に出させてもらってからのお付き合いですよね。お互いに撮った作品を掲載していただいて。

市川さん(以下敬称略):そうそう。別所さんはプロフェッショナルの枠、私はコンシューマー向けの枠、という感じで出させていただきました。私は以前から別所さんを知っていたので「別所さんと同じ企画で私の作品が紹介されている!」と興奮しました。

別所:そこからSNSでも繋がるようになって、お互いに何かあれば連絡を取るようになりました。

市川: 別所さんが東京に出てくると一緒にご飯を食べたりして、仲良くさせてもらっています。

別所: 肩書きを見ただけでもわかりますが、渚さんは本当に多才で話しているだけで楽しい。でも人に紹介する時は、肩書きが多すぎて困ります(笑)。

クリエイティブ・コンサルタントの市川渚さん

市川: ですよね。最近はクリエイティブ・コンサルタントと名乗っているのですが、ファッション、ラグジュアリー分野を中心にクリエイティブを通じたコミュニケーションのコンサルティングや企画制作プロデュースがメインの仕事。あとはガジェット、テクノロジー、ファッションの分野でコラムを書かせてもらっていて、一緒に載せる写真も撮っています。最近はSNSで動画での情報発信も多いですね。

市川 渚/
クリエイティブ・コンサルタント

ファッションデザインを学んだ後、海外ラグジュアリーブランドのPR、有名クリエイティブエージェンシーのコミュニケーションマネージャーを経て、2013年に独立しフリーランスとして活動。2019年に自身の会社「N & Co.」を設立。
ファッション、ラグジュアリー関連の企業/プロジェクトを主軸に、ブランディングやコミュニケーション分野のコンサルティング、デジタルコンテンツのプロデュース、クリエイティブ・ディレクション、制作などを手がける。カメラ好きが高じ写真撮影や、ガジェットとWEBサービス好きが高じ執筆活動なども。モデルとしても活躍。クリエイティブ・ファーム「THE GUILD」所属。

https://www.instagram.com/nagiko/ https://twitter.com/nagiko726

別所: やっていることがかなり幅広い。

市川: 簡単に言えば「ファッションとテクノロジーの何でも屋」という感じ。でも、肩書きが複数という意味では別所さんも同じですよ。

フォトグラファーの別所隆弘さん

別所: たしかに。僕はアメリカ文学の研究者ですし、写真家でもあり、最近は「写真というメディアの特性をどう使えばいいか」というコンサルタント業務のようなこともしていますからね。今はこの三本柱がメインです。

別所隆弘/
フォトグラファー

滋賀県在住。プロフォトグラファー。アメリカ文学研究者。National Geographic Nature Photographer of the Year 2017 “Aerials” 2位など、国内外の写真賞多数受賞。雑誌掲載やウェブメディア、著書などを通じて、写真と文学の融合を試みるのが近年の関心事。滋賀、京都を中心とした“Around The Lake”というテーマの撮影がライフワーク。

https://www.takahirobessho.com/ https://www.instagram.com/takahiro_bessho/ https://twitter.com/TakahiroBessho

今回の撮影は、同じロケーションで双方の個性を生かした作品を生む企画でしたが、どちらが主導で撮影地などを決めていったのですか?

別所: テーマや撮影地については僕が提案させてもらいました。相手が渚さんだったので、「この人を滋賀県に立たせたい」という思いからスタートした感じです。渚さんは東京にいたらどこでも画になるので、のんびりとした田舎に立たせたらどうなるのか、その風景をどう写すのか、見てみたかった。

市川: ロケ地を西にしたのは別所さんでなければ生まれなかったアイデアだったと思いますし、それがすごく良かった。でも別所さんは私にやたらカメラを向けていたので、それで大丈夫なのかと心配になりましたよ(笑)。

別所: モデル撮影ではないのに、撮っている姿がかっこよくて渚さんのことを撮り過ぎてしまいました(笑)。途中で「これはまずい!」と気づいて、風景もしっかり撮りましたよ。

撮影のテーマは別所さんが決めたとのことですが、どのようにテーマを決めていったのですか?

別所: 今回は「日常を非日常へ」を撮影のテーマにしました。撮影地として選んだ場所は、何度も撮影したことがある僕とっての日常です。そこに一度も訪れたことがない渚さんが来るだけで、その場所が非日常になります。そんな瞬間を捉えようというコンセプトです。

市川: 滋賀県はほとんど馴染みがなかったので、私にとっては行くだけで非日常です。今回はせっかく別所さんとご一緒させていただくので、撮影地は絶対に東京ではないほうがいいと思っていました。別所さんに「西に行こう」と提案された時、どういう場所で撮るのかとても興味があって「これはおもしろい撮影になる」とワクワクしたのを覚えています。

別所: 渚さんに西に来てもらって正解でしたね。ルーティーンのように撮っていた日常の場所が異空間になった感じでしたから。

市川: 撮影日は土砂降りになったり風が強かったり、虹が出たりと天候に振り回されましたが、それが逆におもしろかったですよね。

別所: あとは裏テーマで“知り合いのフォトグラファーの作風をオマージュする”ということもしました(笑)。渚さんがビニール傘にまたがって飛んでいる作品は、インスタグラマーのhalnoさんの作風を再現しました! と言いたいところですが、真ん中に納めるところまで気が回らず、halnoさんの偉大さを実感しましたね。オマージュすることで、いつもの自分とは違う視点が得られて、これも“非日常感”があって楽しかったです。

ファーストカットは琵琶湖の中に大鳥居を構える白髭神社ですが、なぜこの場所を選んだのですか?

別所: ここは、僕が頻繁に撮影に訪れるスポットです。渚さんを一番立たせたかった場所ですし、テーマの象徴的な場所だと思いファーストカットにしました。

RX100 III,24mm,F4,1/250秒,ISO125

市川: この時はシューティンググリップ「VCT-SGR1」をつけて、ふたりともカメラを逆さにして撮影していましたよね。

市川さんの動画より(3秒〜)

別所: そうそう。逆向きにすると水面スレスレでも楽に撮影できて便利だからね。渚さんも同じ撮り方をするのか、と思った(笑)。

市川: あと、別所さんとグリップの方向が逆だったのが新鮮でした。私はボタンを手前にしてセットしますが、別所さんは向こう側にボタンがあって。

別所: 僕も以前は渚さんと同じ付けかたをしていましたが、一度ネジが緩んで締め直した時に、偶然逆向きになってしまったことがありました。それで試しに撮ってみたら、普段と同じ感覚で人差し指でシャッターボタンを押せることに気づき、それ以来このスタイルにしています。

ふたりが撮影で使用したアイテムはこちら

専用機ならではの精細感と表現力。
色再現ではカメラの潜在能力を発揮

別所さん、「RX100 III」での静止画撮影はいかがでしたか?

別所: カメラの性能については作品を見ながら説明しますね。下の作品は琵琶湖の東側にある、通称「水中木」として有名な撮影スポットです。奥の小さく写っている木がそれです。でも僕は手前の倒木も好きなのですが、こちらはあまり撮られていない。形がとてもかっこいいのです。

RX100 III,39mm,F5,1/60秒,ISO125

別所: 木の枝の1本1本がすべて表現されていて、コンパクトデジタルカメラとは思えないほど高精細です。「RX100 III」が持つ大型の1.0型センサーならではの解像度、精細さが引き立つように彩度を落としてシルエットを強調。日暮れの暗いシーンですがノイズも少なく、手のひらサイズのカメラでもこんなにきれいに出るのか、と思うような解像感でした。

RX100 III,24mm,F5,1/100秒,ISO125

別所: さらに驚いたのが色表現の良さです。メタセコイアは光が当たると黄色っぽく見え、日陰になると黒ずんだオレンジ寄りの茶色に見えますが、これはきれいに色が出ています。後ろから太陽が当たっているのに、分離した虹の色も出ている。カラーバランスも良好で、カメラの潜在能力が出た1枚だと思います。

RX100 III,25mm,F4,1/400秒,ISO125

別所: 上の作品はテーマを意識して撮影したものです。影の部分も明るい部分もしっかりデータが残っていて、ダイナミックレンジの広さを感じます。光と影の両方が強く表現されており、異世界に切り替わる、日常から非日常へといざなう、というイメージで撮りました。

市川: 本当に別所さんの作品には力がありますよね。今回、別所さんとご一緒させていただいて、とても刺激を受けました。いい画を撮るために「もう少し待ちたい」、という気持ちを共有できる仲間と撮影できてとても楽しかったですし、「なるほど、私もやってみよう」と思うような新たな発見もありました。

別所: 僕は渚さんと見るところが全然違うな、と感じました。写真家はキラーショットを並べがちですが、動画はそれでは持たないもの。キラーショット連発ではテンションばかりが高くてついていけなくなりますからね。渚さんは一呼吸つけるような映像も入れ込んでいて、「あそこで撮った素材はここに使うのか」と作品を見て感心しました。

美しいぼけ表現や逆光耐性で印象的な動画に。
スマホでは出せない虹の色にも注目

市川さん、「RX100 III」で動画撮影をした感想を聞かせてください。

市川: 逆光耐性や1.0型センサーならではの開放での美しい自然なぼけ味が印象的でした。これはスマートフォンではできない表現ですね。だから、あえて逆光で撮ることも多かったですし、作品の中にも多く入れ込んでいます。逆光やぼけ味を生かした映像が入るとドラマティックに見えますからね。

市川さんの動画より(49秒〜)
市川さんの動画より(1分38秒〜)

市川: 彩度は少し上げていますが、虹の色がしっかり残っているのもすごい。

別所: 僕がすごいと思ったのは、人物を入れて虹のシーンを撮った渚さんです。風景としての虹を撮ることに集中してした僕と違って、渚さんは傘をさしている人を入れてその場の状況を伝えていますし、人物を入れることで虹の大きさも表現していますからね。しかも僕が運転している時に車の中からサラッと撮った虹も使っていて驚きました。

市川さんの動画より(17秒〜)
市川さんの動画より(2秒〜)

市川: きっとスマートフォンだったらこの色は出せなかったと思います。撮る前は色が出るか不安でしたが、これで虹の色もしっかり表現できることがわかったので、今後は躊躇(ちゅうちょ)なくカメラを向けられます。

別所: 渚さんは動画を撮る時、どんなことを意識して撮っているの?

市川: 常に意識しているのは時間の流れです。今回のように旅ムービーを撮る時は場所を移動していることがわかるように、車内のシーンも入れ込みます。車に乗って移動していることが、このワンシーンでわかりますからね。さらに日付が変わったこともわかるようしています。

別所: なるほど。スローモーションやハイスピードも活用していますよね。

市川: 120pでなめらかなスローモーション映像をつくることができるのも、この価格帯のコンパクトデジタルカメラでは革命的。私はスローモーションを積極的に使うので、とてもありがたいです。下のシーンは階段を上る動きを6倍のスピードで表現しました。望遠端の70mmで遠くから撮り、人物がだんだん小さくならないようにフラットに見せています。

市川さんの動画より(1分15秒〜)

別所: これ、かわいいですよね。写真では表現できない動画の世界という感じ。ちなみにファッショニスタの渚さん的に、カメラのデザインはどう思います?

市川: そうきましたか(笑)。いい意味でミニマムにまとまっていて、スマートなデザインがかっこいい。コンパクトデジタルカメラはどちらかというと万人受けする親しみやすいデザインが多いですが、黒一色のスクエア型が潔く感じます。

普段、静止画を撮っているユーザーが、動画撮影で注意すべきことはありますか?

市川: 変にカメラを動かさないことでしょうか。動きがあるものを撮っているのにカメラも動いてしまうと、見ている人は目のやり場に困ってしまうもの。慣れないうちは「動き」に「動き」を重ねないようにするだけで、いい感じにまとまると思います。

別所: たしかに動きが重なるとガチャガチャした感じになりそうですね。

市川: もちろん上級者なら、エフェクトを多用してかっこよく見せることができます。でも、私の場合は写真が動いているような感覚で撮る「視点を移動させない手法」なので、主題を決めてから撮影するよう意識しています。

別所: 最近の動画のトレンドに追従している撮りかたですよね。スマートフォンにライブ写真機能が搭載されて、写真と動画の境界線がなくなってきていますし、若年層に人気の動画SNSサービスでみられるように、短く重ねながら見せていく手法が多くなっていますから。そこは写真家も参入しやすいところだし、需要が高まるスタイルだと思います。それを渚さんがやっているから真似したいけれど、センスがないのでうまくできない(笑)。方法論は分かっていても頭でっかちなんですよね。

動画編集はタブレットで完結させるスタイル。
手軽に、直感的に作業できるのが魅力

動画編集時にこだわっている部分があれば教えてください。

市川: こだわりというわけではありませんが、編集作業はすべてタブレットで行っています。本気モードで、4Kで撮影して本格的な編集ソフトで取り組むと本当に時間がかかってしまうんです。こだわりすぎてお蔵入り、ということが何度もありました。だから最近はあえてタブレットでやれることだけに絞って作業をしています。

別所: 音楽を選んだり、尺を合わせたり、動画はやることが多そう。

市川: そうですね。でも、今回の作品は、旅をしながら夜ホテルに戻って素材を取り込んで、その日のうちにザッと整理しておいたのでトータルで6時間くらいで編集できました。

別所: 6時間でこのクオリティーはすごい!

市川: できることは限られていますが、写真の延長線上の表現をするだけならタブレット用の動画編集アプリだけで十分です。ペンを使って操作すれば細かい設定も直感的にできますし、この方法なら誰でも構えずに手が出せると思いますよ。今は撮った後、いかに早く出せるかもポイントですから、面倒くさいと思って放置しがちな編集を手軽にするのも得策です。

それならタブレットやスマートフォンで撮るほうが楽だと思ってしまいませんか?

市川: 先ほども言ったように、カメラとスマートフォンでは素材のクオリティーがまったく違います。カメラなら美しいぼけ味も得られますし、解像度も表現力も比べものになりません。より美しく、魅力的な作品を撮りたいなら、絶対に専用機を使うべきです。

別所: それは写真も同じこと。しかも「RX100 III」は24-70mm、F1.8からの明るいズームレンズを搭載していてこのコンパクトさ。ポケットサイズで持ち運びも楽ですし、優秀な機能が凝縮されていますからね。

市川: 専用グリップを使えば動画も簡単に撮れるし、取り回しも楽。クオリティー的にも価格的にも、「RX100 III」は動画初心者におすすめのカメラです。データを手軽に扱えることが求められている時代でもあるので、今の時代にぴったりだと思いますよ。

ふたりが撮影で使用したアイテムはこちら

「RX100 III」は写真から動画を始めるのに最適。
飽きないリズムづくりでより素敵な作品に!

別所さんは動画も撮っているそうですが、今回、市川さんと一緒に撮影して感じることはありましたか?

別所: 渚さんの作品は仕上がりの画がとても良かったので「コンパクトデジタルカメラで動画はありだな」と実感しました。気軽に日常を撮影できますし、編集のときも解像度が必要十分で容量も大きくなりすぎず、動画を始めるにはとてもいいと思います。「1.0型センサーのコンパクトデジタルカメラで動画を始めよう」と写真家のみなさんに積極的に言いたいくらいです。

市川: 別所さんの動画作品、ぜひ見てみたいです。写真だけでは見せきれない部分を動画で見せられることもありますから。今は動画人口よりも写真人口のほうが圧倒的に多いと思うので、写真だけでなく動画をやり始める人が増えたら動画の世界はおもしろくなるだろうなと思っています。

別所: 動画制作の環境はそろっているのにまったくやる気が出ませんでしたが、渚さんと一緒に行動してやる気が湧いてきました。今のうちにセンスの塊である渚さんに、素敵な動画に仕上げるコツを教えてもらいたいです。

市川: 私はリズムや曲選びが大事だと思っています。とくにリズムは編集時に一番意識して細かく調整するポイントです。音楽の拍子に合わせすぎると飽きてくるので裏打ちのタイミングで映像を変えるなど、切り替えのタイミングには気をつかっています。

別所: そこまで考えないといけないのか……先は長そうだな。

市川: そんなことはないですよ。スマホやタブレット環境での動画の扱いやすさはここ2年ほどで格段にアップしていますから、そこから手軽に始めてみるのもいいですし。とりあえず撮って、繋いで、ということを身近なツールから始めてみてください!

別所: これを機に、動画制作にも積極的に挑戦しないといけませんね。やってみたら意外と簡単だったりするかもしれないし。

市川: そうですよ!

別所: 今回、渚さんとご一緒して、今までのどの仕事よりも触発されたというか「動画を本格的にやりたい」と思ってしまいました。渚さんの動画は、僕の撮った写真より魅力的に滋賀を表現していて、滋賀県在住の僕にとっては悔しいくらい。それだけに「動画がやりたい」と思ったし、「こんなふうに撮るのか」という学びがとても多かったです。

市川: 私こそ別所さんに学ばせてもらいました。別所さんの物の見方や、画に対する執着心はプロならではのもの。それを間近に見ることができて、得るものがたくさんありました。こういう感じだからあの画が撮れるのか、とすごく納得しましたね。

別所: 次は渚さんのホームグラウンドの東京で、僕が動画、渚さんが写真を撮影するというのはどうですか?

市川: ぜひやってみたいです! どんな動画を撮るか、ビジョンはありますか?

別所: 東京は光がかっこいい街。直射光だけでなくガラスの反射光やミックス光が1本の道に集まっていたりしますからね。ビルが乱立する東京で、光と影を追った動画を撮ってみたいです。スーツ姿のサラリーマンが歩いているシーンを、こちらは動かずにスローで撮影するとか。なんか考えるだけで楽しくなってきた(笑)。

市川: やる気満々じゃないですか(笑)。

別所: ということで、次回は東京で、よろしくお願いします!

※画角は35mm判相当(最大画素数読み出し時)、カメラに表示またはExifに記録される値です。

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