さまざまなビジネスがオンラインにシフトし、入社式や新商品発表会などのライブ配信やウェビナー配信の機会が増えています。複数台のカメラを駆使して1人でオペレーションするケースや、社内に本格的な配信スタジオを設置するケースも見られるようになりました。
このページでは動画撮影のプロでなくても使いやすい「Cinema Line」や「XDCAM」と、その機能や配信方法についてご紹介します。
短時間の動画撮影はスマートフォンや一眼カメラでも可能ですが、長時間の撮影には動画専用カメラがおすすめです。動画専用に設計されたカメラは撮影中のカメラの温度上昇を気にせずに、高い機動性を維持しながら安定した撮影ができます。
XLRハンドルユニットは、別売のXLRマイクと組み合わせて使用することで、音声をデジタル信号のままダイレクトにカメラに伝送し、劣化のない高音質録音を実現。
また、動画撮影に配慮した多彩なボタンとダイヤル配置、さらに長時間での撮影でも疲れにくく安定したホールド性を追求したグリップ形状など、高い操作性でワンオペレーションでの撮影をサポートします。
ライブ配信の際に生じる不安といえば、途中で何かトラブルが起こって配信がストップするかもしれないということ。配信方法がシンプルであるほど、その不安は軽減されます。
PXW-Z90は「シンプルライブストリーミング」機能を搭載しているため、Wi-Fi接続されたカメラ1 台のみで収録からライブ配信までをシームレスに行うことが可能。配信用のサーバーやエンコーダーは不要で、撮影者1人で撮影から配信までを行えます。
また、Cinema Line「FX3」は専用アプリケーション「Imaging Edge Webcam」を使うことで高画質なWebカメラとして利用できます。Web会議サービス(Cisco社のWebexやMicrosoft社のTeamsなど)やライブ配信サービスを使う場合、「FX3」のほかにPCとインターネット環境があれば、自撮りして配信することができます。配信中は資料と映像の切り換えをPC上で行い、資料を映しながら、カメラの液晶で自分の表情やアングルを調整して講演するといったオペレーションが可能です。
さらに、複数台のカメラやマイクを使用する場合は、別途スイッチャーを使い、見せたい情報を効果的に伝えたり、アングルを変えて本格的な配信をすることもできます。
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