法人のお客様データプロジェクター VPL-GTZ380 ソニー認定制度 トレーニングプログラム

VPL-GTZ380 ソニー認定制度 トレーニングプログラム

ソニーはお客様の安全を守るため、VPL-GTZ380をプロフェッショナルユースとして位置づけ、認定制度を設けております。本ページは、VPL-GTZ380の認定制度におけるトレーニングプログラムの履修ページとなり、下記2つの資料を用いて行います。

・VPL-GTZ380 安全規格対応ガイドライン
・VPL-GTZ380「安全のために」PDF

資料の内容についてご理解いただき、要請する事項について処置を行う事にご同意いただける場合、ページ下の「認定登録を行う」ボタンより認定登録へお進みください。

なお、販売・設置作業・操作及び保守作業を行う際には、本トレーニングプログラムを受けソニーの認定を受けなければ行う事ができません。

■VPL-GTZ380 安全規格対応ガイドライン

次のスライドを最後までご確認ください

1.はじめに

VPL-GTZ380は、国際安全規格であるIEC 62471-5:2015によりリスクグループ3(RG3)に該当する製品です。設置やご使用には、光の障害範囲に人が入らないようにするなど、安全上の処置を行う必要があります。

本ガイドラインは、VPL-GTZ380の設置とご使用にあたり、特に光傷害を防止する観点でリスクグループ3のリスクに対応するための安全上の注意と対応方法について、要点をまとめたものです。
事故を防ぐための重要な注意事項及び製品の取扱い方法の遵守のため、「安全のために」と合わせて内容をご確認ください。

2.安全規格

  • プロジェクターは安全規格(IEC62471-5)により、明るさなどに応じたリスクグループが分類されています。
    ⇒IEC62471シリーズにおいて、画像プロジェクターの投写光に関する安全規格IEC62471-5が制定されています。光源としてレーザー装置を組み込んだ場合においても、画像プロジェクタ―に関しては、IEC60825の4.4節を満たしていれば、投写光のリスクをIEC62471-5によって評価することができます。
  • リスクグループは下記の表に定義されており、VPL-GTZ380は「リスクグループ3(RG3)」に該当します。
  • 「リスクグループ3」は、近距離での瞬間的な露光で、光傷害をもたらすことがあり、安全上の処置が不可欠なグループとなっており、VPL-GTZ380の設置・ご使用にはこれに基づいた対応が必要となります。
表 リスクグループ分類とリスク説明
リスクグループ(RG) リスク説明
対象外
RG0
継続して使用しても、光傷害をもたらすとは予測されていない。
リスクグループ1
(RG1)
非常に長い時間(100秒以上)光源を直視しない限り、ほとんどアプリケーションで安全である。
リスクグループ2
(RG2)
嫌悪反応により、光傷害をもたらさない。ビームを見つめる場合を除き、ほとんどすべての条件下で安全に使用できる。
リスクグループ3
(RG3)
近距離での瞬間的な露光で、光傷害をもたらすことがある。安全上の処置が不可欠。

3.認定制度

ソニーは安全規格を遵守し、お客様の安全を守るため、本プロジェクターをプロフェッショナルユースとして位置づけ、認定制度を設けております。プロフェッショナルユースとは、販売・設置作業・操作及び保守作業を行う際、法人・個人にかかわらず、リスクと安全上の処置について理解・対応することを前提に、ソニーの有効な認定を取得し遵守することを指します。
認定条件は以下のとおりです。

<認定条件>

  1. ソニーのトレーニングプログラムを履修し、内容を理解の上、ソニーの要請する事項に同意すること
  2. 販売・設置・操作を行う者に、事前にソニーのトレーニングプログラムの履修をさせ、理解・対応させる事
  3. 本プロジェクターを第三者へ譲渡(有償・無償を問いません)する場合は、1,2の条件を満たした方に限り行うこと

トレーニングプログラム:本「ガイドライン」及び「安全のために」の内容理解
認定単位:法人の場合は法人単位。個人の場合は個人単位。
認定期限:認定の有効期限はございません。

認定を受けるには、専用WEBサイトにて認定条件についてご同意の上、ご登録を頂くことが必要です。

※手続きの詳細は専用WEBサイトをご確認ください。

4.安全上の処置

プロジェクターの点灯中、障害範囲*に人が入らないようにしてください。また、以下の各項を厳守してください。

①設置時に守るべきこと

  • ソニーから認定を受けた専門業者が設置を行わなければならない
  • 鍵などのセキュリティ手段によって管理されたエリアに設置しなければならない
  • 充分高い位置(2.5m以上)に設置する、立ち入りを制限する物理的な障壁を設ける、など障害範囲に人が立ち入らないように設置しなければならない
    <補足>設置者は、視聴者が誤って障害範囲に入らないように安全に配慮をしてください。また、プロジェクターが管理者によって適切に運用・管理できるるよう設置ください。

②操作時に守るべきこと

  • ソニーから認定を受けた管理者が操作を行わなければならない
  • 管理者は障害範囲に人が立ち入らないよう制限しなければならない
  • やむを得ず障害範囲に人が立ち入る場合は、電源を切る・映像を消す、などの光障害を避けるための操作を行わなければならない。
    <補足>認定を受けた管理者をたててください。ご使用には管理者の指示に従って運用してください。

③保守時に守るべきこと

  • ソニーから認定を受けたサービス担当者が保守を行わなければならない
    <補足>保守は必ずソニーの相談窓口にご相談ください。

*次のスライドにて解説

4.安全上の処置「障害範囲」について

障害範囲
障害範囲と障害距離*は下記図表に定義されます。人が意図せずに障害距離へ侵入する事を回避するために、障害範囲の垂直・水平方向に十分なクリアランスを設けるか、物理的な障壁を設置するなどして、入らないようにします。
尚、VPLL-Z8008を使用した場合、または、VPLL-Z8014を使用しズーム位置が1.6対1未満の場合は、障害距離はありません(リスクグループ2に相当)

*障害距離とは、光密度がリスクグループ2に相当する距離を障害距離と定義しています。
障害範囲は、レンズから障害距離までの投射光範囲となります。

4.安全上の処置「安全のために」抜粋

警告

  • レーザエネルギー開口部近傍での露光は火傷を生じる可能性がある
  • 目へのビームの直接被ばくを禁止します。
  • 操作者は障害距離内でのビームへの被ばくを管理するか、障害距離内での観客の目への露光を避ける高さに製品を設置しなければならない。

注意

  • レンズをのぞかない。投影中にプロジェクターのレンズをのぞくと、強い光が目に悪影響を与えることがあります。
  • 規定した以外の手順による制御および調整は、危険なレーザー放射の被ばくをもたらします。
  • 本製品に対し光学機器を使用すると、目に対する危険が高まります。
  • 本製品は、IEC 62471-5:2015によりリスクグループ3(RG3)です。
  • 本製品の設置作業、操作、保守作業は、ソニーから認定を受けた者のみが可能です。

全文は「安全のために」をご確認ください

■VPL-GTZ380「安全のために」PDF

次のPDFを最後までご確認ください

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※VPL-GTZ380 安全規格対応ガイドラインをご確認ください

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