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商品情報・ストアデジタル一眼カメラ αもっとαを楽しむ α77/α65 開発者インタビュー

α77/α65 開発者インタビュー [5]レンズ・アクセサリー編 上位モデルの機能を惜しみなく搭載 表現領域を広げるレンズ・アクセサリー

  • 1.画質編
  • 2.スピード/トランスルーセントミラー・テクノロジー編
  • 3.XGA OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)編
  • 4.デザイン/操作性編
  • 5.レンズ・アクセサリー編
SSM(超音波モーター)を採用、驚くほど迅速で静粛性の高いAFを実現した標準ズームレンズ。縦位置撮影の利便を追及しつくした縦位置グリップ、そしてソニー独自の「クイックシフトバウンス」機構を搭載したコンパクトなフラッシュ。防塵・防滴性能も追究し、従来の中級機から一歩も二歩も先を行く高性能をまとったαの新しいレンズ、アクセサリー。開発に込めた思いを、それぞれの担当者に聞いた。
畑中 剛司/フラッシュ・縦位置グリップ商品企画担当 田中 哲哉/縦位置グリップ担当 杉山 克弘/外付けフラッシュ設計担当 白石 明/レンズ商品企画担当 松本 博之/レンズ設計担当 山本 貴史/カメラ機構設計担当

レンズ、縦位置グリップ、フラッシュ セットでひとつのカメラシステム

すみずみにまでこだわりを貫いた新しいα。表現の幅を広げるアクセサリー。縦位置グリップ、フラッシュ、キットレンズは、“α77”ボディとともに当初から1つの統合されたシステムとして構想され、その開発はボディと併行し同時に行われた。

レンズ商品企画担当 白石 明

フラッシュ・縦位置グリップ商品企画担当 畑中 剛司

白石(レンズ商品企画担当)

 “α77”は、7という数字が示しているように、”α”の中級機です。中級機としては、”α700”以来の発売となります。昨年、エントリー機のハイモデルという位置づけの5クラスから”α55”を発売しました。これにトランスルーセントミラーテクノロジーを搭載し、高速な連写を実現するなど、その性能に評価をいただきました。そのテクノロジーを、さらに上の7クラスの中級機に搭載し、満を持してリリースしたのが“α77”です。当然のことながら、中級機ということで、レンズ、フラッシュ、縦位置グリップそれぞれにレベルの高さを求められます。そこで、それぞれのアクセサリーも含め1つのシステムとして考えるとともに、これらすべてに、防塵・防滴を施しました。

畑中(フラッシュ・縦位置グリップ商品企画担当)

  “α77”は、構想段階から商品化に至るまで、この形でお客さまに使っていただく、ということを想定して企画・開発を進めてきました。従来から、システムでの商品提案をしていますが、今回のフラッシュ、縦位置グリップは、デザインや防塵防滴性能などの点も含め、“α77”システムの強化するアクセサリーとして商品化しています。

3つ一体で最初から企画

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タテでもヨコでも優れたホールド性と 操作性を実現する縦位置グリップ

ファインダーをのぞいたままで全ての操作を完了できる“α77”の卓越した操作性を、縦位置グリップ装着時にもそのまま実現。縦位置撮影時に最適な、低いシャッターボタンの位置とグリップ感、快適なコントロール性能という従来からのα縦位置グリップの特徴を継承・進化させ、高い防塵防滴性能などをA77と同じレベルで実現しユーザーが中級機に求める縦位置グリップが完成した。

縦位置グリップ担当 田中 哲哉

カメラ機構設計担当 山本 貴史

田中(縦位置グリップ担当)

 デザイナーにがんばっていただいたおかげで、ボディとグリップのデザイン的な一体感も従来品以上に向上したと思っています。今回、塗装が非常に難しくて、ボディと質感を合わせるのに苦労しました。当然、グリップ感にはこだわって、新しく柔らかい質感のゴムを広範囲に使いました。コントロールボタンの配置と親指の置き場所を徹底的に研究して、操作性をよくしている点もポイントです。縦位置での撮影時に必要なボタン類は、ビューファインダーを覗きながら一通りの操作ができる配置になっています。

山本(カメラ機構設計担当)

  縦位置で必要な撮影機能のボタンというのは、横位置と大きく変わるわけではないので、横でも縦でも変わらない操作性を実現しています。

田中

 それから、“α77”では本体の液晶が3軸で動くようになったことで、従来のままだと液晶モニターがボタンにぶつかってしまうということがあるので、当たらないよう設計上の工夫が凝らされています。

山本

 そもそも液晶がこういうトリッキーとも言える動きをしているのも、縦位置グリップ装着時も引き出して使えるようにという配慮です。しかしいざ設計してみると、色々な方向に動くため、色々なところにぶつかってしまいました。こうした部分を修正して、自在に動く3軸チルトにも対応した新しいグリップが誕生しました。縦位置グリップを使用した場合でも、液晶位置ができるだけレンズ光軸から離れないよう、システム全体としての使い勝手に最大限配慮しています。

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ハイエンドクラスの機能を惜しみなく搭載 高機能かつコンパクトな新フラッシュ

ガイドナンバー43の大光量とα独自の「クイックシフトバウンス」機構を搭載、かつ、ハイエンドフラッシュにも劣らない高い性能を備えながらコンパクト性を追究し、驚きのコストパフォーマンスも実現したフラッシュHVL-F43AM。「このクラスでここまでハイスペックにしていいのか?」と設計担当者をもためらわせたその実力とは?

外付けフラッシュ設計担当 杉山 克弘

フラッシュのモックと本体

クイックシフトバウンス

畑中(外付けフラッシュ・縦位置グリップ商品企画担当)

 新しいフラッシュHVL-F43AMの開発のポイントは3つあります。まず1つ目に、ソニー独自のクイックシフトバウンスが、ハイエンドフラッシュ HVL-F58AMで好評をいただいている、ソニー独自のクイックシフトバウンスをミドルクラスフラッシュに搭載すること。2つ目に、初心者から上級者にいたるまで幅広いユーザーに使っていただけるようサイズをコンパクトに、また、価格もお求めやすい価格に抑えること。そして3つ目に、防塵防滴性能、高い機能性を搭載し、“α77”システムを強化する、ということです。

杉山(外付けフラッシュ設計担当)

 クイックシフトバウンスは、縦位置撮影時でも、正面からフラッシュを当てたりバウンス撮影したりという角度の選択を、素早くできるソニー独自の機構です。これをミドルクラスのフラッシュに搭載するというのが今回の命題でした。何が一番困るかというと、クイックシフトバウンスの機構はとてもユニークなのですが、その稼働部のためにサイズも大きくなってしまうんですね。クイックシフトバウンスの機構を、スタンダードクラスの大きさに収めるというのが、最初の命題になりました。

 今日ここに持ってきたモックは、たぶん2つか3つ目のものです。最初に作ったものは、これより一回り大きいものでした。我々は何度となくデザインモックを作って、どうしても出っ張ってしまう部分をなんとかできないか?とメカのレイアウトを重ねて検討しました。デザイン的にも工夫を重ねて、コンパクト化をギリギリまで進めて、さらに社内で少しでも承認を得やすくするために、モックは普通黒いものですが黒いと大きく見えるのではないかと色をグレーに変えてみたり・・・色だけではあまりごまかせませんでしたが(笑)。

 最終的には、従来は下にあったオートフォーカスの補助光を上に移動する工夫や、部品点数の削減、レイアウトの工夫でなどでスリム化を達成したんです。今回のモデルHVL-F43AMは、結果として以前のクイックシフトバウンスではないモデルHVL-F42AMとはほぼ同じ大きさにまですることができました。横幅は同じで、高さは若干増えましたが、奥行きを約13mmも小さくしています。

 ワイヤレスの制御機能の搭載もこのクラスでは画期的だと思います。一般的にワイヤレスの光量制御というのは、オフカメラで命令されて光る側のリモート側と、コントロールする側とに分かれます。このモデルは両方の機能を備えていまして、コントロールすることも可能です。通常はその状態で、なおかつ、光量比制御というのがあって、こちらがいくつで光ったら、こちらはその何倍、何分の一で光りなさいという制御があって、それは従来、ハイエンドモデルのフラッシュにしか搭載されていないものでした。さらに、マニュアルの光量レベルの調整を、従来の6段から、22段階にしました。そのほか、アイキャッチを入れるシートを入れたり。あとは発光部をやや下にも向けられるようになって、より近距離撮影にも対応できるようになりました。このクラスで下に向くというのは、あまりありません。結果的に、ハイエンドクラスのモデルをも上回る機能を搭載することになりました。

 さらに、背面の液晶は、従来の固定のLEDから液晶表示に変えより多くの情報を表示できます。充電時間も20%以上、早くなりました。回路的な変更や、昇圧するトランスを見直すことになって、充電時間の短縮に成功しています。また、発光回数も1割程度増えています。

 機能満載でなおかつ小型で携帯性に優れているものが仕上がりました。一言で言えば「非常にお買い得」です。設計担当としては正直、「ここまでやっていいのか?」と思います(笑)。

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ユーザー待望のF2.8標準ズームレンズ 高い描写性能と驚きのAF速度で登場

新しく登場したレンズ、DT16-50mm F2.8 SSM。優れた解像感とコントラストの高さ、驚くべきAFの速さ、そしてコストパフォーマンスの良さに注目が集まっている。このレンズのはどのような意図で企画・設計され、“α77”のキットレンズに採用されたのだろうか?

レンズ設計担当 松本 博之

レンズ16-50mm 内臓フラッシュがケラレないように口径を72mmに

白石

 “α700”の発売時に、APS-Cの標準ズームとしてキットにつけたのは16-105mmです。それから標準ズームとしてカール ツァイスの16-80mmもありました。当時行った客さま調査では、この2本だけでもどちらを買えばいいのか悩まれていた人が多かったことがわかりました。”α77”は、”α700”をお持ちのお客さまが買い増しとして購入されることも想定していましたから、すでにお客さまが16-105mmまたは16-80mmのどちらかひとつをお持ちだと仮定できるわけです。こうした買い増しのお客様にも新たな魅力と感じていただけるような、これまでとはキャラクターの違う標準ズームレンズを作りたかったんです。

 また、お客さまへのアンケートで、APS-C専用でF2.8通しの明るい標準ズームが欲しいというご要望が上位に入っていました。そうした経緯もあって、次の中級機向けには標準ズームのF2.8をやりたいと。これは”α77”の開発前から思っていたことです。なかでも16-50mmという焦点距離を選択したのは、広角側フルサイズ換算で24mmというのは、やはりレンズの焦点距離としてひとつのスタンダードですし、”α700”のキットレンズが16mmスタートでしたから、それより望遠側で始まるレンズは作りたくなかったということがあります。

松本(レンズ設計担当)

 設計の面では、広角16mmスタートのズームレンズというのは、技術的に簡単ではないんです。少し望遠側に振ったほうが楽になる。18mm、17mm、16mmと、たった1mmずつではありますが、設計的にはどんどんしんどくなってきます。どうしても16mm端では周辺の光量や、像面の曲がりなどが生じやすくなります。そこを非球面レンズを使って調整していくわけです。被写界深度が浅いF2.8ですから、決められた深度幅の中に精密に収める必要もあって、これもなかなかシビアな部分です。

 結果的に、非球面レンズを2枚、EDガラスを3枚使用することで 、コンパクトさも追究して、いいバランスの設計になったのではないかと思っています。特に、撮影頻度の高い望遠端と広角端。望遠端はEDガラスの使用で色収差を極力抑えるよう設計しています。広角端では、周辺の像面が湾曲してしまうのが一般的な傾向ですが、非球面レンズの採用で、平坦性を確保しました。

白石

 それから、このレンズのトピックとしてSSM(超音波モーター)を使っていることがあります。今までSSMを搭載しているのはソニーではカールツアイスレンズとGレンズに限られていて、コスト等の理由で標準的なキットレンズにはSSMは搭載できていませんでした。しかし今回は、設計スタッフの努力もあって実現可能になり、それなら「ぜひSSMでやろう」ということになりました。

 SSMはAFの速度も格段に違いますし、その静粛性が大きな利点です。一眼レフで動画が撮れるようになり「レンズの音」は大きなポイントになっています。“α77”は動画の撮影性能も優れているので、レンズも、駆動時に音の静かなSSMをぜひとも搭載したいという意図もありました。

松本

もうひとつは、コンパクトさですね。このレンズは設計段階でコストと性能とサイズに着目しながらいくつかのパターンで設計して、その中で今回は性能とサイズのバランスのとれたタイプを選びました。

山本

一般的にレンズは大きいほうが性能を上げやすいのですが、標準キットでつけていただくレンズなので、余り大きいと内蔵フラッシュ設計上、ケラレの回避が難しくなり、本体も大きくなってしまいます。フラッシュとのバランスを見つつ、レンズの前玉径・全長の調整を行いました。

松本

 そうですね。当初の企画では前玉径が大きな、口径77mmのタイプも候補に上がっていて、最初それでいこうかという話もありましたが、最終的にこの72mmのタイプに落ち着いています。

白石

 デサインについても、中級機の”α77”は中級機にふさわしいものを、ということで、デザインも新世代感を出したものになっています。ロゴや数字にダイヤカットを採用し、塗装も本体と合わせたレザートーンでまとめました。また、ズームリングのピッチなども新たに調整しています。“αレンズ“のデザインは、これが第2世代のトップバッターという位置づけで、今後もこのコンセプトを踏襲した形になっていくと思います。

松本

 レンズ性能としても、Gレンズにも負けない、レンズだけで主張できるところを目指してきました。使ってみると描画がシャープで、AFが静かでとても速い。

山本

 AFの体感速度を上げているのは、レンズの性能に加え、ボディの制御によるとことも大きいですね。”α77”にこの16-50mmを合わせると、テスト使用した方から「なんでこんなに速いんだ」というコメントが飛び出したくらいで、劇的にパフォーマンス向上ができたと思っています。

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システム全体にわたる防塵・防滴性能 タフな使用に耐え撮影チャンスを広げる

今回のアクセサリーシリーズでは、“α77”ボディとならび、すべてにおいて防塵・防滴対応レベルが大きく向上したことも大きな特徴。どのような開発工程を経て防塵・防滴対応が成されたのか、各担当者に聞いた。

フラッシュの防塵・防滴

縦位置グリップの防塵・防滴

田中

 今回、防塵・防滴をするにあたり、社内でテストの基準を一段高いところに設定し直しました。その基準をクリアすることを目標として試験を繰り返しています。

山本

 “α77”は、トランスルーセントミラーの採用で、従来の一眼レフと比べ、本体からの空気の出入りは少なくなっています。ミラーが動くタイプのカメラの場合、ミラーの動作に伴い本体中の空気が動き、多少なりとも空気の出入りが発生してしまうのです。ですから「防塵」については、以前のカメラより設計がし易くなりました。今回「防滴」のほうにより注力して設計しています。アクセサリーも含めシステム全体で防滴性能を上げようということで、評価装置も一から作り直し、従来よりも性能向上を図るべく手探りで進めていきました。水を掛ける試験装置自体も、自分達で設計しました。

 本体、フラッシュ、縦位置グリップ、レンズと、最初から防塵・防滴評価も込みで考えようという今までにない試みだったので、商品がまだ形になる前から、みんなで集まって、試験方法・評価方法を議論しながら進めました。

杉山

 フラッシュは、内部の回路に比較的高圧な部分を持っておりまして、レベルの高い配慮をしなければいけない製品の部類に入ります。しかもクイックシフトバウンス機能搭載で可動部も多い。今回はかなりの回数の試験をいたしました。試験は、結構な水量を四方八方からフラッシュに掛けるもので、フラッシュを設計している立場からすると、思わず目を覆いたくなるような過激なものです。

 バキューム検査も新たに追加しました。これは防水機能付き携帯電話などでは、よく用いられる方式で、ポンプで内部の空気を吸い込む検査です。防滴が機能して隙間がなければ外気と中とに気圧差が生じます。その気圧差がある程度以上にならないと、製品として出せないわけです。

田中

 フラッシュの防滴は、細部に様々なパッキンを入れて設計しています。非常に細かい所まで、あらゆる所に使っています。水がかかると色が変るシールを内部に貼って、問題があれば修正し、再度試験をし直すといったことを繰り返しました。ミドルクラスとしては、トップレベルという言い方をしてもいい防塵・防滴性能が出ています。

白石

 レンズのメカニカルな部分は、ズームで体積が変化するので、防塵・防滴という点ではどうしても難しい面があります。SSMレンズには電気回路がかなり入っていますので、スイッチや回路周りといった電気的な部分には従来から常に防塵・防滴の配慮がされていましたが、今回の16-50mmに関しては、その回路周りだけではなく、メカニカルな部分も含めて、防塵・防滴をきちんとやっています。

田中

 縦位置グリップも防塵・防滴仕様として、今まで以上の細かい配慮をしています。電池フタやボタンのひとつひとつ、細かいところに、きちんと面と面で接するパッキンを配するなど、立体的に設計しています。

作り込まれた高機能なアクセサリー システム全体を使う喜びをユーザーに

ハイエンドクラスに迫る性能を備えたアクセサリーと、システム全体の防塵・防滴対応は、ユーザーの撮影領域を格段に広げてくれる。それぞれの立場で開発に携わった各担当者に、“α77”システム全体への思いを一言ずつ語ってもらった。

縦位置グリップ キルトが当らないように細部に気を配って設計

畑中

 HVL-F43AMフラッシュ・VG-C77AM 縦位置グリップは、企画段階から“α77”にこれらを装着した形でお客様に使っていただくことを想定して、商品化しています。素晴らしい商品に仕上がったので、多くのお客様につかっていただいて、その良さを実感していただきたいと思います。素晴らしい写真を世に残していっていただきたいと思います。

田中

 縦位置グリップのゴム材料は、今回選び抜いて新しく導入できた材料で、グリップ感には非常に自信があります。細部のパッキンを含めて、細かいところを丁寧に作りこんでいます。お使いになっていただくなかで中級機にふさわしい、作りの良い縦位置グリップであると感じていただけるのではないでしょうか。

杉山

 フラッシュのクイックシフトバウンス機能は、ソニー独自のユニークな機能です。今まではハイエンドクラスのF58にしか搭載されていませんでしたが、今回、このミドルクラスに搭載することで、より小型で携帯しやすくなりました。今まで大きさや価格で躊躇していたお客さまも、気軽に使っていただければ嬉しいですね。

松本

 このDT16-50mm F2.8 SSMは、明るくコンパクトで高性能、妥協の無い設計ができたと自負しています。お手軽に使っていただける、中級機の標準ズームとしてバランスのいいレンズですので、ぜひお使いになってみてください。

白石

 16-50mmレンズについてもうひとつ。NEXでも使うことができます。新しいトランスルーセントミラーを搭載したマウントアダプターを利用していただけば、位相差AFのスピードを体感できます。こちらもあわせてご検討してみてください。

山本

 開発の初期段階でこの16-50mmレンズと縦位置グリップとフラッシュをつけたモックを見たとき、設計者も「あ、これはかっこいいね」と素直に感じました。その思いはこうして製品化されてみるとますます強くなります。ぜひ、フル装備で活用していただければと思っています。

  • α77/α65 開発者インタビュー [1]画質編
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  • α77/α65 開発者インタビュー [4]デザイン/操作性編
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