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4D FOCUS | “被写体別”使いこなし術

動物

動物園で本格的な動物写真を撮る

  • レンズ:FE 70-200mm F4 G OSS 
    35mm判換算焦点距離:132mm
    シャッター速度:1/1250秒 
    絞り値:F4.0 
    ISO感度:160
  • レンズ:FE 70-200mm F4 G OSS 
    35mm判換算焦点距離:210mm
    シャッター速度:1/1250秒 
    絞り値:F4.0 
    ISO感度:125

おすすめ設定

設定のポイント

動きを予測しづらい動物撮影のおすすめ設定は、AFモード:[AFC]、フォーカスエリア:[ワイド]。ピント合わせはカメラ任せにして、シャッターチャンスを重視します。

撮影のコツ

いきいきとした動物写真を撮るには、動物の仕草をタイミングよく捉えることが大事です。例えば、あくびで大きく口を開けた瞬間や、仲間とじゃれあっている姿、またこの写真のように体を震わせて水しぶきを上げる動作などがおすすめです。水しぶきを上手にとらえ、印象深い写真に仕上げる秘訣は3つ。1つめは、水しぶきをあげる前にシャッターを半押しして、動物の顔を確実に捉えること。2つめは高速シャッターで水しぶきをしっかり止めて撮ること。ここでは1/1250秒を選択しました。3つめは「光」。逆光気味の光で撮ると水しぶきのキラキラ感が引き立ちます。

シャッター速度もチェック

ピントが合っていたとしてもシャッター速度の設定を誤ると、ブレた失敗写真になってしまいます。シャープな写真に仕上げるには、できるだけ速いシャッター速度で撮りましょう。明るい場所で撮るか、ISO感度を高めれば、シャッター速度は速められます。