【XDCAM Drive Software更新】 2021/07/16 XDCAM Drive Software Ver 6.1.1版をリリースします。 【動作環境】 ・対応OS Windows Microsoft Windows 8.1 Microsoft Windows 10 Mac macOS 10.13.6 macOS 10.14.6 macOS 10.15.7 macOS 11.2.3※ ※M1チップ搭載Mac製品には対応していません。(2021年7月時点) ・CPU Windows 6th Generation Intel Core i5 2.3GHz 以上 Mac 6th Generation Intel Core i5 2.3GHz 以上 ・メモリー 2GB 以上(3層REディスクおよび4層WOディスク使用時は4GB) ・USB Hi-Speed USB(USB 2.0) 本機との接続には、Hi-Speed USB(USB 2.0)ホストコントローラーが必要です。 SuperSpeed USB(USB 3.0)[PDW-U2使用時] 本機との接続には、SuperSpeed USB(USB 3.2)ホストコントローラーが必要です。 SuperSpeed USB 10Gbps (USB 3.2)[PDW-U4使用時] 本機との接続には、SuperSpeed USB 10Gbps(USB 3.2)ホストコントローラーが必要です。 PDW-U4は、USB 2.0での接続は動作保証していません。 Macの場合本体のUSBポートのみサポートします。 ・PCの電源設定 スリープ状態にならないように設定してください。 スリープ状態になった場合、PCとドライブの接続およびドライバーが正常に作動しない場合があります。 Windows [スタート]ボタン>[コントロールパネル]>[電源オプション]>[コンピューターがスリープ状態になる時間を変更]> 「コンピューターをスリープ状態にする」を「適用しない」に設定して、[変更の保存]ボタンをクリックする。 Mac [システム環境設定]>[省エネルギー]>「コンピューターのスリープ」を「しない」に設定する。 ・PDW-U4対応ディスクについて 以下のディスクは、PDW-U4で読出しのみ可能です。 生産が終了しているソニー製1 層ディスク(PFD23) すべてのTDK製ディスク(PD-RE23xx、PD-RE50xx) 2013 年までに発売されたFUJIFILM製(PD711,PD711DL)* 2013 年までに発売されたmaxell製 (PD-23SL,PD-50DL)* *PDW-U4に挿入後、XDCAM drive softwareで確認できます。 PDW-U1、PDW-U2では、上記ディスクの読出し/書き込みともに可能です。 ・USBケーブルを通じた電源供給について PDW-U1/U2は、USB ケーブルを通じて給電することはできません。 PDW-U4は、USB PD 3.0準拠で60 W 以上の電源供給ができるコンピューターに接続することで、USB ケーブルでの電源運用が可能です。 最大接続台数は32bit機で1台、64bit機で4台です。 USBハブ経由の接続には対応していません。 ご注意: この【動作環境】は、すべてのコンピューターに適用されるものではありません。 【Ver6.1.1で対応した内容】 1.PDW-U4 ファームウェアを更新しました。 SONY製 PFD100TLA 記録時に所望の光学系補正動作が完遂しない事象が稀に発生します。 この場合、PDW-U4での再生は問題ありませんが、それ以外のXDCAM機器での再生・読み出し時エラー停止に至る可能性があります。 今回、記録時のパラメーターを変更し、上記問題を解決しました。 ========== 1.XDCAM Drive Softwareのインストール方法 Windows) 1.バージョンアップを含め再インストールする場合は、「プログラムの追加と削除」から 「XDCAM Drive Software」を完全に削除して、PCを再起動してください。 2.XDCAMDiscSoftware_6_1_1_win.zipを解凍して、Setup.exe ファイルを実行してください。 順次表示される指示に従って操作すると、XDCAM Drive Software 及びユーティリティーソフトウェアがインストールされます。 ユーザー設定の値は初期化されます。 3.XDCAM Drive Softwareインストール終了後、ユーティリティーソフトウェアを起動し、 PDW-U1、PDW-U2またはPDW-U4のファームウェアのバージョン確認を行い、必要に応じてアップデートを行ってください。 ・'Z'を超えるドライブレターにPDW-U1、PDW-U2またはPDW-U4が割り当てられている場合、XDCAM Drive Softwareの動作に不具合が起こることがあります。 Mac) 1.XDCAM Drive Software及びユーティリティーソフトウェアは上書きインストールされます。 ただし、Ver1.0のユーティリティーソフトウェアを、工場出荷設定以外の場所にインストールしてご使用されていた場合は、手動で削除してください。 Ver2.1以降のXDCAM Drive Softwareをお使いの方は、前バージョンのユーザー設定値が引き継がれます。  2.XDCAMDiscSoftware_6_1_1_mac.zipを解凍してXDCAMDriveSoftware.dmgを開き、インストールパッケージを実行してください。 順次表示される指示に従って操作すると、XDCAM Drive Software 及びユーティリティーソフトウェアがインストールされます。 3.XDCAM Drive Softwareインストール終了後、ユーティリティーソフトウェアを起動し、 PDW-U1、PDW-U2またはPDW-U4のファームウェアのバージョン確認を行い必要に応じてアップデートを行ってください。 (対応ファームウェアバージョン) PDW-U1:v2.900 PDW-U2:v3.300 PDW-U4:v1.001 2.XDCAM Drive Softwareについて ・macOS Big Sur、またはApple T2 セキュリティチップを搭載したMacでは「安全な起動」機能がデフォルトでは「完全なセキュリティ」に設定されているため、 ドライブを接続した状態でMacを起動、または再起動するとXDCAMディスクが正常にマウントされません。 このような場合、ドライブの電源をOFF->ONする、USBケーブルを再接続する、あるいはMacを起動後にドライブを接続してください。 ・macOS 10.13以降の環境においてドライブ、XDCAMディスクが認識されないことがあります。またmacOS Big SurにおいてはXDCAM Drive Softwareのアップデート後に ドライブ、XDCAMディスクが認識されないことがあります。 このような場合macOSのセキュリティ機能によりXDCAM Drive Software含まれるシステムソフトウェアのロードがブロックされている可能性があります。下記手順にてブロックを解除してください。 1.ドライブがつながっていない状態でMacを再起動し、起動後ドライブを接続してください。この時システム環境設定は閉じておいてください。 2.システム環境設定 / セキュリティとプライバシー / 一般 にSony Imaging Products & Solutions Inc.のシステムソフトウェアに対する許可ボタンが出ているかを確認し許可をしてください。 その後、ドライブがつながっていない状態でMacを再起動してください。 ・XDCAMディスクにファイルを書き込むアプリケーションは、作成、書き込み、クローズ関数の返されたエラーをチェックする必要があります。 さらに、アプリケーションは、ファイルの書き込みが完了した後、XDCAMディスクに書き込まれたファイルが存在すること、ファイルのサイズが ソースファイルのサイズと等しいことを確認する必要があります。 ・macOS Catalinaにおいて、多数ファイルをFinderにてコピー、または削除をした場合、一部ファイル操作を完了できないことがあります。 その場合は再度Finderにて同様の操作をしていただくか、ターミナルで同様の操作を実施ください。 ・PDW-HD1500,PDW-700シリーズ の Ver1.2以降でフォーマットされたDiscを使用してPDW-U1で書き込みを行う際は、 XDCAM Drive Softwareを必ず、Ver2.1以降にアップデートしてください。 ・XDCAM Drive Software Ver3.0.0以降で作成したディスクはVer2.3.2以前で使用できません。 XDCAM Drive Softwareを、必ずVer3.2.0以降にアップデートしてください。 ・XDS Ver1.1以降は、XDCAM Drive Software Ver2.3.2と互換性がありません。 XDS Ver1.1以降とXDCAM Drive Softwareを併用する場合は、XDCAM Drive Software Ver3.2.0以降を使用してください。 ・XDCAM Drive Softwareと一部のアンチウイルスソフトウェア、スパイウェアツール、 OS標準以外のUDF2.5またはUDF2.6ファイルシステムドライバを含む製品を同時にインストールすると動作が不安定になる場合があります。 ・OS標準のUDF2.5またはUDF2.6のファイルシステムドライバであっても極稀にXDCAM Driveを認識できなくなる事があります。 その場合は再度Discの抜き差し、若しくはPDW-U1、PDW-U2またはPDW-U4とPCとの接続し直しで解消する事があります。 ・AVファイルをUserDataディレクトリーやGeneralディレクトリー下に置いた場合、スムースに再生されない場合があります。 ・本機では、以下のディスクの読み出しはできません。 -Blu-ray Disc -Professional Disc for Data ・ACCESSインジケータが点滅中は、AVファイルがスムースに再生されない場合があります。 3.XDCAM Drive Utilityについて ・起動 Windows版の場合は、XDCAM Drive Utilityは常駐されます(設定で常駐を外すこともできます)。 Mac版の場合は、XDCAM Drive Utilityを指定して起動してください。 ・ファームウェアについて  更新する際はあらかじめディスクを取り出してから更新を行なってください。 更新中はPDW-U1、PDW-U2またはPDW-U4の本体およびコンピューターの電源を切ったり、USBケーブルを抜き差ししたりしないでください。 更新が終了した際は、PDW-U1、PDW-U2またはPDW-U4の電源を入れ直す必要があります。 下位のバージョンへのダウングレードはできません。 ・ボリューム修復機能について 本ソフトウェアの修復機能は、あらゆる破損条件からの修復を保証するものではありません。 PDW-U1、PDW-U2またはPDW-U4以外のXDCAM機器で破損したディスクは、本ソフトウェアで修復することはできません。 PDW-U1、PDW-U2またはPDW-U4で破損したディスクは、PDW-U1、PDW-U2またはPDW-U4以外のXDCAM機器で修復することはできません。 4.XDCAM Drive (PDW-U1/PDW-U2/PDW-U4) について ・PDW-U1、PDW-U2またはPDW-U4をコンピューターに接続した状態で長期間読み書きを行わないときは、PDW-U1、PDW-U2またはPDW-U4からディスクを 排出してください。コンピューターにインストールされているソフトウェアによっては、意図して読み書きを行わないときも ディスクへのアクセスが行なわれ、光学ブロックの交換時期が早まったり、ディスクに悪影響を及ぼす可能性があります。 ----------------------------------------------------------------------------