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VPL-VW85
〈ブラビア〉ビデオプロジェクター

VPL-VW85

商品の特長

『VPL-VW85』は、当社独自のフルHDパネル「SXRD」、新開発「アドバンストアイリス3」の搭載によりコントラスト比120,000:1を実現。また、「SXRD」光学ユニット内の漏れ光を大幅に低減する「特殊フィルターと光学補償板」も高いコントラストの実現に貢献しています。

解像度・コントラスト・応答速度に優れるソニー独自の反射型液晶ディスプレイデバイス「SXRD」を搭載。本機では、0.61型のシリコン基板上に、フルHD:水平1,920×垂直1,080(約207万画素)の固定画素を構成し、画素間スペース0.25μmを実現しました。メッシュ感の少ないフィルムのように滑らかな映像表現を可能にしています。
また、2μm以下の液晶セル厚、垂直配向技術により、2.0msec以下(*)の高速応答速度を実現しました。
液晶駆動速度は120Hzフレームレート表示を実現。これにより、従来からの特長である速い液晶応答性と併せ、動画においても残像感の極めて少ない高精細な映像表現を可能にしました。大画面環境では、映画のアクションシーンなど動きの速い映像において、ブレやぼやけを低減した鮮明な画質と残像感の少ない高精細な映像をお楽しみいただけます。

  • *立上がり、立下がりそれぞれにおいて

入力された映像の明るさに応じてランプから投射する光の量をアイリス(絞り)で自動制御する新開発「アドバンストアイリス3」を搭載。高いコントラスト性能をもつ「SXRD」との組み合わせにより、コントラスト比120,000:1の実現を可能にしています。
また、常にシーンの映像状況を解析し、最適となるようなアイリスの駆動を行うことにより、従来では難しかった暗部の滑らかな表現とピーク輝度の高さの両立を可能としました。

アドバンストアイリス3機構
アドバンストアイリス3機構

従来の3管式プロジェクターの画質調整機能を継承し、より高度な画質調整を可能としました。従来3段階であった黒補正調整機能を±3ポイントの7段階調整対応に強化し、同じ補正段階に対応した白補正調整機能を追加しました。また、ガンマモードは従来の7モードから11モードに増やし、ユーザーの好みにあわせて約500とおりの調整が可能となりました。さらに、最適な画質で映画を視聴するために、ソニーが推奨するフィルム映画と同等の画質モード、デジタルシネマの画質モード、プロフェッショナルモニター同等の画質モードの3種類のシネマモードを備えました。
色彩もRCP(リアルカラープロセッシング)により調整したい色を細かく選び、色ごとにお好みの色合い、濃さを調整できます。

撮影時に生じた画像のぼやけを検知し、補正するソニー独自の動画応答改善技術「モーションエンハンサー」を採用。これにより、素早い動きを残像感少なく、滑らかでくっきりした映像を実現します。さらに、ビデオプロジェクターの独自機能である「フィルムプロジェクション」を搭載。映画館の映像投影のように、フレーム毎の映像処理を行うことで、よりくっきり、はっきりした残像感の少ない映像をお楽しみいただけます。お好みにより3つのモードを選択可能で、さまざまな動きのある映画コンテンツに合わせて、映像をお楽しみいただけます。

高画質化の重要な要素を占める各種映像処理技術をビデオプロジェクター用に開発し、本機のハイフレームレート処理に合わせ最適化した、フルデジタルの高画質回路「ブラビアエンジン2」を搭載。これにより、色鮮やかで深みのある映像をつくり出します。
更に、本機では、ダイナミックレンジやシャープネスの調整範囲を拡大しました。従来のDVDソフトの映像はもちろん、ブルーレイディスクなどのハイビジョン映像も、ノイズが少なく高精細で色鮮やかな深みのある映像で映し出します。また、MPEGノイズリダクションによりデジタル特有のノイズを低減できます。

投射レンズにはフルHD(1,920×1,080ピクセル)映像の高い解像度を再現可能な1.6倍『電動』ズーム搭載の大口径レンズ“ARC-F(オールレンジクリスプフォーカス)レンズ”を搭載、画面の隅々までキレのある映像を実現しています。アルミの鏡筒にガラスレンズを収納、全てのレンズに前面マルチ反射防止処理コーティングを施し非常に高い解像度を実現しました。さらに、フレキシブルな設置を可能にする『電動』レンズシフト機能(上下65%、左右25%)も搭載し、キレのある映像を保ちつつも、幅広い設置環境に合わせた投射が可能です。

200W「高圧水銀ランプ」と独自の光学エンジンによる光の高効率化などで、メリハリのある明るい映像を実現。併せて、今まで再現が難しかった白や赤の色表現能力を向上させ、忠実な色を再現します。上位機種『VPL-VW200』に搭載しているキセノンランプの色再現性に一層近づけ、映像全体をより引き締めました。

冷却のエアフローシステムを最適化したことで、ファンの低回転化を実現。風切り音と駆動振動を低減しました。また、ランプ冷却については、エアフローをストレート化し、低風量で冷却できるランプハウジングにより、ファンノイズを約20dB(*)まで低減しました。これにより、静寂な映画のシーンを充分に堪能できる静音設計を実現しています。

  • *プロジェクター本体の設定および使用環境により異なります

本機は、プロジェクターの調整機能で頻繁に使用されるシャープネス、明るさ、コントラストや新機能のシネマモード1/2/3を直接選択できるダイレクトキーを配置しました。また、新たにHDMIケーブルで接続された対応機器間でHDMIコントロール信号を使用して<ブラビア>ビデオプロジェクターのリモコンで連動操作できるブラビアリンク対応の新リモコンを採用。操作しやすいように選択ボタンを大きくしながら、リモコン本体はスリムなデザインを実現しました。さらに、暗い視聴環境下でも視認できるよう、ブルーバックライトを搭載しています。

接続にはDeepColor、x.v.Colorに対応したHDMI入力を2系統搭載し、拡大するフルHDの再生機器やゲーム機、ビデオカメラなどのデジタル機器の複数接続を可能にしました。また、ビデオ入力、コンポーネント入力、アナログRGBやPC接続のD-sub15ピン入力端子も各1系統ずつ装備しています。HDMI入力ではブラビアリンク機能に対応し、本機のプロジェクターリモコン1つで「ワンタッチプレイ」「システムスタンバイ」等の操作を簡単に行えます。さらに、外部アナモフィックレンズ(市販品)を装着し、本機アナモフィックズームモードを使用することで映画特有の2.35:1アスペクトによるシネマスコープ映像をお楽しみいただけます。

ブルーレイディスクフォーマットで規定されている映画本来の画質を楽しむ24p信号入力に対応。映画フィルム(24コマ/秒)からビデオ信号に変換される際に生じる映像の劣化を発生させない為に、映画の記録方式をそのまま本機に入力し、映画そのものの高い質感で楽しめます。