スイッチャー
XVS-G1
ライブプロダクションスイッチャー

XVS-G1

商品の特長

CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)で構成した映像処理エンジンにより、信頼性と安定性を維持しながら、4K信号も高速に処理できる優れたパフォーマンスを実現し、多彩な映像表現を可能にします。

スイッチャー本体にシステムコントロールやデバイスコントロールの機能を内蔵しており、コンパクトにシステムを組むことが可能です。SDI入出力ボードやインターフェースオプション、4Kアップグレードライセンスを追加することで、規模の大きなシステムや4K制作にも対応可能です。HDシステムでは、最大44入力24出力まで拡張できます。また、M/Eは分割することもでき、HDでは最大4M/Eとして使用可能、リサイザー対応の16キーヤーはフレキシブルにアサインできます。

* M/Eを分割した場合* M/Eを分割した場合

オプションのGPUパックを追加することで、動画ファイルを再生するクリッププレイヤー機能や、画像の回転などさまざまな効果を付加できる3D DME、マルチビューアーへのオーディオレベルメーター/時計表示、キーヤーとは別にロゴなどをキーイングできるSL KEY機能に対応します。

  • ※ 各機能ごとにオプションのソフトウェアライセンスが必要です
    ※ 4Kの場合、3D DMEとSL KEYの同時使用はできません

メニューは、ネットワーク接続したPCまたはタブレットのブラウザから操作可能です。新しくデザインされたGUIにはツリー構造を採用しており、目的のアイテムにすばやくアクセスできます。よく使う項目をお気に入りとして登録したり、ファイルをタグ付け管理したりすることもできます。

XVS-G1専用の一体型コントロールパネルを4機種ラインアップ。システムやスペースに合わせて、1M/Eまたは2M/E、16XPTまたは24XPTから選択できます。ICP-X7000シリーズをベースに設計されており、XVSシリーズの上位機種と同様の操作感や信頼性を実現しています。AUXバスは、リモートコントロールパネルMKS-R3210/R1620から切り替えることができます。

・コントロールパネル(1M/E、16XPT)『ICP-X1116』
・コントロールパネル(1M/E、24XPT)『ICP-X1124』
・コントロールパネル(2M/E、16XPT)『ICP-X1216』
・コントロールパネル(2M/E、24XPT)『ICP-X1224』

■一般
●電源:AC100 - 127V、50/60Hz
      AC200 - 240V、50/60Hz
●消費電流:7 - 5.5A(100 - 127V)
         3.4 - 2.8A(200 - 240V)
●動作温度:5 - 40℃
●保存温度:-20 - +60℃
●外形寸法(幅×高さ×奥行):約440×176×583mm(突起部含まず)
●質量:約22kg(全オプション装着時)

■ビデオ入出力
●最大入力数(BNC):44
●最大出力数(BNC):24
●信号フォーマット:SMPTE ST259-C、ST292、ST424、ST425-1、ST425-5、ST2082-1
●信号プロセッシング:4:2:2デジタルコンポーネント
●量子化:12G/3G/HD/SD-SDI:10ビット

■リファレンス
●リファレンス入力:BNC×2、ループスルー出力付
●リファレンス出力:BNC×1

■コントロール
●LAN 1:RJ-45×1 1000BASE-T 規格準拠
●LAN 2:RJ-45×1 1000BASE-T 規格準拠
●GPI:D-sub25ピン(凹)×1、D-sub25ピン(凹)×2(オプション)
●RS-422:RJ-45×4(オプション)

■対応フォーマット
●HD:
1080/59.94p、50p
1080/59.94i、50i
1080/29.97PsF(*)、25PsF(*)、24PsF(*)、23.98PsF(*)
720/59.94p(*)、50p(*)
●4K:
3840x2160/59.94p、50p
3840x2160/29.97p(*)、25p(*)、24p(*)、23.98p(*)

  • * バージョンアップ対応予定

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