このページでは、ILCE-7M4での撮影に役立つ機能をピックアップして紹介しています。
カメラにパソコンなどを接続し、カメラの映像と音声をライブ配信やWeb会議サービスに利用することができます。
4K映像の出力や、USBストリーミング中の動画記録に対応しています。
解像度/フレームレート:USBストリーミングで出力する映像の解像度とフレームレートを設定する。([4K(2160p)15p]/[HD(1080p)60p]/[HD(1080p)30p]/[HD(720p)30p])
動画記録:USBストリーミング中に記録メディアへ動画記録できるようにするかどうかを設定する。([許可]/[禁止])
カメラとパソコンなどの接続機器をUSBケーブルで接続する。
カメラの画面に[USBストリーミング:スタンバイ]が表示され、配信スタンバイ状態に切り換わります。
*[USB接続モード]を[接続時に選択]に設定している場合は、USB接続モードの選択画面で[ライブストリーミング(USBストリーミング)]を選んでください。
お使いのライブ配信/Web会議サービスから配信を開始する。
[USBストリーミング:出力中]になります。アプリ側に「映像キャプチャーデバイス」など、どの機器の映像を取り込むかを選ぶ設定があれば「ILCE-7M4」を選択してください。
ワンポイントアドバイス
ご注意
本機の電源を切るか、USBケーブルを抜いてUSBストリーミングを終了する。
ご注意
タイムラプス動画は一定間隔で撮影した静止画をつなぎあわせてつくった動画です。空の色の変化、星や雲の動きなど、長時間の事象を短時間で表現できます。
カメラでインターバル撮影してから、パソコン用アプリImaging Edge Desktop(Viewer)でタイムラプス動画を作成します。
操作手順は以下のページをご確認ください。
クリエイティブルックとピクチャープロファイルはどちらも映像の色味や質感を調整するための機能です。
クリエイティブルックは、カメラにプリセットされている10種類のモードからお好みのモードを選ぶだけで簡単に、動画、静止画の見た目、印象を変えることが可能です。撮ってすぐにSNSにアップロードしたい方にもおすすめです。
ピクチャープロファイルは基本的には動画撮影に使います。撮影後のパソコンでのグレーディング作業で細やかに調整しながらイメージを仕上げることができるので、本格的に映像制作に取り組んでいる方におすすめです。
ルックとは、映像用語で、色味やシャープネス、明るさなどの多彩な要素から醸し出される、映像(動画、静止画)の見た目、印象を差す言葉です。
クリエイティブルックはカメラにプリセットされている「FL」「VV」などのモードを表現テーマやシーンに合わせて選ぶだけで簡単に、動画や静止画の印象を変えることが可能です。さらにカスタマイズしてオリジナルの画作りができるので、表現の幅が広がります。
ST | 被写体・シーンに幅広く対応する標準の仕上がり |
---|---|
PT | 肌をより柔らかに再現。人物の撮影に最適 |
NT | 彩度・シャープネスが低くなり、落ち着いた雰囲気に表現。パソコンでの画像加工を目的とした撮影にも最適 |
VV | 彩度とコントラストが高めになり、花、新緑、青空、海など色彩豊かなシーンをより印象的に表現 |
VV2 | 明るく色鮮やかな発色で、明瞭度の高い画像に |
FL | 落ち着いた発色と印象的な空や緑の色味に、メリハリのあるコントラストを加えることで雰囲気のある画像に |
IN | コントラストと彩度を抑えたマットな質感に |
SH | 透明感・柔らかさ・鮮やかさを持つ明るい雰囲気の仕上がりに |
BW | 白黒のモノトーンで表現 |
SE | セピア色のモノトーンで表現 |
コントロールホイールの上/下で希望のルックまたはカスタムルックを選ぶ。
カスタムルックを選んだときは、コントロールホイールの右で右側に移動し、希望のルックを選ぶ。
ご注意
ピクチャープロファイルは、階調(明暗のトーン)や発色など、映像の特徴を決めるパラメーターを調整、変更するメニューです。基本的には動画撮影で使います。本格的な調整項目を持ち、ガンマカーブや色、ディテールなどのさまざまな項目を変更できます。
撮影後のパソコンでのグレーディング作業で細やかに調整しながらイメージを仕上げることができ、本格的に映像制作に取り組んでいる方におすすめです。
ピクチャープロファイル機能を持つカメラにはお買い上げ時の設定でいくつかのプリセットが用意されていて、S-Logもピクチャープロファイルのひとつとしてプリセットされています。ピクチャープロファイルとS-Logについて詳しくは以下のページをご覧ください。
トラッキングやリアルタイム瞳AFなど、タッチ操作と組み合わせて思いどおりにピントを合わせましょう。設定や操作方法についてはフォーカス設定ガイドで詳しく説明しています。
ワンポイントアドバイス
レンズ補正機能、ブリージング補正に対応しているレンズについては以下のページをご確認ください。
レンズ補正機能に対応しているレンズ
ILCE-7M4はカスタムキーやファンクションメニュー設定などさまざまなカスタマイズ機能を搭載しており、撮影者の好みに合わせて変更できます。設定方法や、実際にどのようなシーンで活用できるかなど詳しくは以下のページをご覧ください。
ワンポイントアドバイス
「色味がおかしい」「以前できていたことができなくなった」など、カメラが思いどおりにならない場合、意図しない設定になっている可能性があります。まずは撮影設定をリセットしてみましょう。
[設定リセット]では撮影設定だけをリセットするか、すべてを初期化するかを選べます。初期化した場合は日時設定が必要です。
ご注意
このページでは、ILCE-7M4と組み合わせて活用できるアプリケーションをピックアップして紹介しています。
スマートフォン向けアプリImaging Edge Mobileを使うと、カメラの撮影範囲をスマートフォンの画面で確認しながら画像を撮影できます。
Imaging Edge Mobileは最新バージョンをお使いください。
Bluetooth機能を使って簡単にペアリングすることができます。カメラとImaging Edge Mobileをあらかじめペアリングで登録しておけば、次回からはImaging Edge Mobileを起動するだけで自動的にカメラとの接続ができます。接続方法について詳しくは以下のページをご覧ください。
接続したあとのスマートフォン操作画面のイメージや、スマートフォン操作でできることについて詳しくは以下のページをご覧ください。
スマートフォン用アプリImaging Edge MobileとMovie Edit add-onをお使いのスマートフォンにインストールすれば、カメラからスマートフォンへの画像転送とスマートフォンでの動画編集ができます。
Imaging Edge Mobileは最新バージョンをお使いください。
Imaging Edge Mobileでカメラの画像をスマートフォンへ転送します。カメラとImaging Edge Mobileをあらかじめペアリングで登録しておけば、次回からはImaging Edge Mobileを起動するだけで自動的にカメラとの接続ができます。
ワンポイントアドバイス
カメラの電源がOFFの時でも、リモート電源機能でスマートフォンからカメラを一時的にONにして、スマートフォンでカメラ内の画像を閲覧したりや転送したりすることができます。カメラをカバンに入れたまま出さずに操作できるので便利です。この機能を使うには、あらかじめ本体設定の[スマートフォン転送機能]の[電源OFF中の接続]を[入]にする必要があります。
カメラOFFでの転送(リモート電源ON/OFF)Imaging Edge Mobileでカメラの画像をスマートフォンに転送したら、Movie Edit add-onで動画の編集をしましょう。
Movie Edit add-onに動画を取り込むと、アプリが自動で手ブレ補正をおこないます。トリミングやアスペクト比の変更(16:9、1:1など)、拡大縮小などが簡単な操作でできるのでおすすめです。
ご注意
Movie Edit add-onで編集できるのは、カメラ本体の[手ブレ補正]を[アクティブ]または[切]に設定して記録したXAVC S動画のみです。
操作方法やダウンロードについて詳しくは、以下のページをご確認ください。
Imaging Edge Desktop(Remote)ではWi-FiやUSB接続などを使って、パソコンからカメラを操作したり、撮影した画像をパソコンに保存したりできます。
カメラとスマートフォンが接続されていると、パソコンからカメラを操作することができません。あらかじめ、カメラとスマートフォンが接続されていないことを確認してください。
設定方法は以下ページの「ILCE-7M4」をご確認ください。
パソコンに画像を取り込む方法と動画編集やRAW現像をする方法をまとめています。
パソコンに画像を取り込む際は以下のページをご覧ください。
* ILCE-7M4はPlayMemories Home非対応です。
パソコンに画像を取り込んだ後、Catalyst Browse/Catalyst Prepareを使って画像管理や動画編集ができます。
ご注意
メタデータを使った手ブレ補正機能を使うには、カメラ本体の手ブレ補正機能を[切]または[アクティブ]にして撮影する必要があります。
パソコンに画像を取り込んだ後、RAWデータで撮影した画像を編集することもできます。
RAWで記録した画像はJPEGで記録した画像よりも、明るさ・コントラスト・色合い等の調整が画像の劣化を最小限に調整することができます。RAWデータについて詳しくは以下のページをご覧ください。
RAW現像をするにはImaging Edge Desktop(Edit)をお使いください。
このページではカメラのお手入れ方法やバッテリーの充電方法、本体ソフトウェアアップデートの確認方法などをまとめています。
長くご愛用いただくために、定期的にお手入れすることをおすすめします。
ブロアーやクリーニングクロスなどを使ってきれいにします。
お手入れ方法について詳しくは以下のページをご覧ください。
レンズのお手入れについては以下のページもご覧ください。
イメージセンサーに小さなゴミやホコリがつくと、写真や動画に黒いシミのようなものが写ってしまいます。
どの画像にも同じ位置に黒いシミのようなものが写っていたら、クリーニングが必要です。
汚れのチェック方法、クリーニング方法は以下のページをご覧ください。
カメラやレンズにとって、ホコリと湿気は天敵です。適切に保管しましょう。
次の撮影に備えて充電しておきましょう。
バッテリーは、使わなくても少しずつ放電します。お使いになる前日、あるいは直前に充電してください。
充電方法について詳しくは以下のページをご確認ください
本体ソフトウェアアップデートが公開されるとサポートページにお知らせが掲載されます。
下記ページからアップデートプログラムのダウンロードができるようになります。
カメラ本体だけでなくレンズやアクセサリーのアップデート情報もご確認いただけます。
常に最適な機能・性能をご使用いただくため、最新のソフトウェアをご利用ください。
製品のサポート登録をおすすめします
製品のサポート登録をしていただくと、メールやMy Sony アプリで、登録した製品に関連する情報をお届けします。
長くご愛用いただくために、「製品のサポート登録」をおすすめします。