ネットワークカメラ/防犯・監視システム

2009.2.23 掲載

常滑競艇場 様

  • サービス・その他
  • SNC-RZ50N
  • NSR-100

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旋回式ネットワークカメラにより場内セキュリティを高める。
監視モニターの増設が容易で、投票所など運用にも活用

お客様のニーズ・課題
従来使用していたアナログ監視システムが老朽化。リニューアルするにあたり、これまでの不満点を改善するとともに、場内インフラを他にも活用したい。
導入効果
旋回式カメラにより、場内の死角がほぼ解消された。83台すべてのカメラ映像をサーバに蓄積できるのも利点。また、セキュリティだけでなく運用面にも活用できる。
常滑競艇場 様

常滑競艇場様は、名古屋から特急で29分、中部国際空港(セントレア)のすぐ近くに位置し、空と海と風を感じる競艇場です。焼き物の町である常滑市にちなみ、競艇場内にはマスコットの招き猫「トコタン」の大きな焼き物が置かれ、陶芸教室なども開催されています。場内は1、2階の一般席のほか、3階の特別観覧席(指定席)、4階の会員席など、ゆとりのスペースを提供しています。また、レース期間中には、さまざまなイベントやファンサービスが楽しめます。

常滑市競艇事業部
管理課 主幹 久田雅博様(写真左)と、警備士 主任 酒井良二様にお話を伺いました。

導入背景

旧システムの老朽化により、デジタル監視カメラシステムを導入。


83台の旋回型ネットワークカメラSNC-RZ50Nを施設内に設置。全てのカメラをドームハウジングに収容している

常滑競艇場では、場内のセキュリティ監視システムとして、二十数年前にアナログの監視カメラを導入しました。このシステムが老朽化し、修理部品も入手しにくくなったことから、システムを交換することにしました。しかし、ただ単に製品を新しいものにするだけでは、現状の不満点は解消できません。そこで、システム全体や改善点などを見直し、要望を満たすシステムとしてデジタル監視カメラシステムを選択しました。さらに、監視システムのリニューアルと合わせて館内のネットワークインフラも整備し、緊急連絡用のメールサービスやデータベース利用などに活用することにしました。(久田主幹)

選定理由

性能とコストのバランスを評価。サポートや技術力への信頼も高い。


ネットワークカメラ専用レコーダーNSR-100は、警備本部モニター室内のサーバラックに収容されている

数社の製品を比較検討した結果、ソニーのネットワークカメラSNC-RZ50Nと、ネットワークカメラ専用レコーダーNSR-100を選択しました。デモなどで性能を確認し、コストバランスがいいと判断したこともありますが、何よりもこちらが挙げた「こういう使い方をしたい」「こんな風にできないのだろうか」という要望や疑問に対して、ソニーさんが真摯にアドバイスしてくれたり、新たな提案をしてくれたことが大きなポイントとなりました。場内には他にもソニー製品を導入していますが、保守を含めたこれまでの対応姿勢から、信頼感と高い技術力への期待がありました。また、新システムでは、カメラの映像を遠隔からモニタリングするためのPCが必要になるのですが、この点をアナログ監視システムに慣れた上層部に理解してもらう時にも、分かりやすく説明するためにソニーさんが協力してくれました。(久田主幹)

システム内容

83台のSNC-RZ50Nと4台のNSR-100を導入し、場内の死角を解消。

インフラの整備とセキュリティ監視システムのリニューアルを同時に進行させ、2007年8月に83台のネットワークカメラSNC-RZ50Nと、4台のネットワークカメラ専用レコーダーNSR-100を導入しました。監視カメラは設置場所を見直し、従来の72台から83台に増設しています。NSR-100は警備本部モニター室に設置し、モニター室と執行本部、TV調整室を含めた31箇所のクライアントPCからネットワークを通じて、83台すべてのカメラ映像をモニタリングしています。モニターは17インチが中心ですが、設置場所や用途に応じて40インチや32インチのモニターも採用しています。また、新たに各投票所にもモニターを設置し、周囲のカメラ映像を確認できるようにしました。(久田主幹・酒井主任)

導入効果

セキュリティおよび、投票所案内や緊急連絡など運用面でも活用。


SNC-RZ50Nの映像は、ネットワーク経由でモニタリングできる


複数台のカメラ映像をモニターに分割表示したり、特定のカメラ映像を拡大表示するなど、自在に設定できる

アナログ監視システムでは、場内の柱が大きいことやカメラが固定式だったことから撮影範囲に死角が生じていたのですが、旋回式であるSNC-RZ50Nによって、場内のほぼすべてがカバーできるようになりました。また、ドームハウジングを被せ、一見しただけではカメラがどこを向いているのか分からないことも利点です。各投票所では、モニターで混雑具合を確認して「あちらの投票所が空いていますよ」などとご案内できるようになるなど、セキュリティ対策だけでなく場内の運用にも活用できます。さらに、ネットワークインフラを構築したことにより、監視箇所及び監視カメラの移設・増設がローコストに対応できるようになったのに加え、緊急連絡用メールとも連動させ、メールが着信するとモニター上にアイコンが前面表示されるようにするなど、デジタル監視システムにしたメリットは数多くあります。(久田主幹)

従来の監視システムでは、73台のカメラのうち選択した3、4台の映像をビデオテープに記録する仕組みでした。現在は、83台すべての映像をサーバに蓄積できます。カメラの切り替えなどは、従来の操作卓をそのまま活かして操作性を継承しました。選択したカメラ映像のズームやパン/チルトは、慣れるまで少し苦労しましたが、それほど難しくはありません。(酒井主任)

今後の展望

最適なデータ保存期間を検討し、カメラ画質の向上を図りたい。

アナログ監視システムの映像に比べると、デジタル監視システムの映像は滑らかとはいえません。大モニターに拡大表示したり、プリントするとやや見にくくなりますね。それでも、83台すべてのカメラ映像を保存できるのは大きな利点です。稼動から1年が経過し、これまで運用を模索してきましたが、今後はサーバへの保存期間を減らして画質を向上させるべく、検討しているところです。デジタル監視システムの利点として、カメラ単位で保存期間を設定することもできますので、重要な場所は現状のままでその他は短くするようなことも含め、セキュリティ対策に努めていきたいと考えています。(久田主幹・酒井主任)

システム構成
ネットワークカメラ
SNC-RZ50N ×83台
ネットワークカメラ専用レコーダー
NSR-100 ×4台
※上記は納入時の構成です。閲覧される時点で販売が終了している可能性がありますことをご了承ください。