ネットワークカメラ/防犯・監視システム

万葉倶楽部株式会社 横浜みなとみらい館 様

サービス・その他

お客様に対する居心地の良いサービス提供を目指し、ネットワークカメラを活用。

万葉倶楽部株式会社 横浜みなとみらい館 様


万葉倶楽部 横浜みなとみらい館 外観

万葉倶楽部横浜みなとみらい館様は、地上8階建てののびやかな空間で、贅沢な温泉郷の楽しみを提供しています。サービス品質の向上を目指し、2005年6月の開業時に合わせて、ネットワークカメラを館内の随所に設置しました。数十台のカメラ映像を管理用PCで確認したり、記録した映像を素早く検索するなどして、適切なスタッフの配員やお客様サポートへ活用しています。

サービスの充実とスタッフ教育にネットワークカメラを活用


取締役支配人 米岡 功樹様


フロント営業グループ セールスマネージャー 中島 収治様


フロント接客グループ マネージャー 浜田 博文様

「上質の温泉・食・憩い」を提供する万葉の湯を中心とした創造豊かな施設を全国に展開する万葉倶楽部グループの一員として、2005年6月にオープンした万葉倶楽部横浜みなとみらい館様。都市美と和の情緒を融合させた新しい温泉くつろぎ空間として、23時間営業でのサービスを提供しています。取締役支配人の米岡功樹様に、システムの導入経緯とソニー製品の選定理由を伺いました。

「当館が位置するみなとみらいは、横浜の新しい顔であり、日本一の高さの横浜ランドマークタワーや大観覧車、赤レンガ倉庫などの人気スポットも多く、たくさんの観光客が集まります。当館も、連日大勢のお客様にご利用いただいています。そのような環境の中で、当館に滞在するお客様にリラックスしていただくには、サービスの充実が欠かせません。スタッフの目の届かない部分をフォローするため、また、スタッフ教育への活用を目的として、ネットワークカメラを導入しました」(米岡支配人)

たとえば、お子さんが迷子になった時など、各フロアのスタッフへ通達するとともに、管理用PCで館内すべてのカメラ映像を確認することで、迅速な解決を図ります。

「ソニー製品を選択したのは、性能とコストのバランスの良さです。また、万葉倶楽部グループの温浴総合システムや監視・防犯システムを依頼しているシステムインテグレータ企業の推薦があったことも理由の1つです」(米岡支配人)

すべてのカメラ映像は、NSR-100に記録すると同時に管理用PCで確認可能



導入されたネットワークカメラの台数は、全部で数十台にのぼります。フロントや館内の各フロアだけでなく、1階のピロティ、1〜3階の駐車場などにも導入され、パン・チルト・ムーズが可能な小型のSNC-P5、広いエリアのモニタリングに適したSNC-RZ25N、耐水機能を備え屋外施設にも対応可能なSNC-DF70Nなど、その場所に適した機種が選定されました。また、屋上にある展望足湯庭園には、広範囲のモニタリングを可能としたSNC-RZ30Nが設置され、昼間の展望や夜景、夏の花火大会などを館内のリラックスルームに中継しています。お客様は、リクライニングチェアに備えつけられたモニターの1チャンネルとして自由に選択し、個々に楽しむことができます。

カメラ映像は、3台のネットワークカメラ専用レコーダーNSR-100に記録され、同時にオフィス内の管理用PCで確認できます。画面を分割して一斉に表示し、注目したいカメラ映像をマウスでクリックすることで、当該映像が拡大表示されます。

システムの使用感について、フロント接客グループマネージャーの浜田博文様に伺いました。

「私は転勤で、小田原お堀端万葉の湯や湯河原温泉 町田万葉の湯にも勤務していました。そちらの監視・防犯システムには別のカメラが使われていましたが、当館で使用しているソニー製品カメラの方が高画質だと感じています。営業中にずっとチェックしているわけではありませんが、忙しい時間帯や繁忙期などには、管理用PCから館内全体を確認し、手の足りないフロアなどに応援のスタッフを配員します。お客様へのサービス充実のためには、欠かせないシステムだと思います」(浜田マネージャー)

また、運用を開始してから約1年半経過した2006年12月には、必要個所を再検討し、既存のカメラの移設や新たな増設を行っています。

「事前に、このあたりにカメラが必要だろうと計画を立てて設置しましたが、どうしても実情とはズレが生じてしまいます。サービス向上のためにはこちらにもカメラがあった方がいいとか、ここのカメラは不要だったなど、改めて必要性を見直し、移設および増設を行いました。増設したカメラだけでも十数台あります」(米岡支配人)

さらなる技術発展の努力をソニーに要望

最後に、今後の展開やソニーへの要望についてお尋ねしました。

「日常の確認には十分だと思いますが、もう少しカメラ映像の画質をあげたいと思うこともあります。システム的には可能なのですが、カメラの数が多いため、設定を変更するとすぐにNSR-100のハードディスクや外部ストレージがいっぱいになってしまい、映像の保存日数が減ってしまいます。そこを補うにはコストがかかるとあって悩むところです。今後技術が発展すれば、データの容量が小さくてもっと綺麗な映像が実現するかもしれません。そうできるように、ソニーさんにも努力を重ねていただきたいと思います」(浜田マネージャー)

また、フロント営業グループセールスマネージャーの中島収治様には、

「我々営業は、常に、お客様が何を求めていらっしゃるのか考え続けています。今後、更なるサービス向上に繋げるにはどうしたら良いか、ソニー側からの新たな提案を期待しています」(中島マネージャー)

と、貴重なご意見をいただきました。

病院内に設置されたネットワークカメラSNC-DF70N/SNC-DF70Nはデザイン性に優れ、天井に埋め込んでも圧迫感がない