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ソニービジネスソリューション株式会社のプレスリリース(アーカイブ)

2019年7月17日

広島東洋カープ様のマツダ スタジアムに、
全国のファンと球場を“繋げる”新映像送出システムを納入
遠隔地連携や顔認識で、球場とファンが一体となる場を提供

 ソニービジネスソリューション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:宮島和雄、以下、ソニービジネスソリューション)は、広島東洋カープ様の「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(以下、マツダ スタジアム)」(広島市南区)に、遠隔地連携や顔認識機能を備えた、新しい映像送出システムを納入しました。

 今回納入したのは、ビデオ会議システムを活用した遠隔地からのライブ応援システム、顔認識によるメインモニターへのファン投影システム、コンコースモニターとの映像連携システムです。老若男女問わず幅広く愛される広島東洋カープ様のファンに喜んでいただけるよう、“ファンや選手一人ひとりに寄り添う映像演出”をコンセプトに演出を企画し、球場と全国のファンが一体となる場を提供しました。

1.ビデオ会議システムを活用した遠隔地からのライブ応援システム

 1080/60p HD映像での通信を実現し、リアルタイムに高画質な映像共有を可能とするHDビデオ会議システム『PCS-XG100』でマツダ スタジアムと球場外を接続し、遠隔地での応援の様子を球場のメインモニターに映し出します。遠隔地のファンも球場のファンと一体となって応援することができます。
 ライブ応援に必要な機材は持ち運びが可能です。省スペースで設置できるため、地元を離れたファンが、県外から応援に参加するといった活用方法だけでなく、離島の小学校や病院の多目的ホールなどに設置することで、球場に来ることが難しいファンにも球場と一体となった応援機会を提供することができます。


<メインモニターでのライブ応援イメージ>

2.顔認識によるメインモニターへのファン投影システム

 2/3型3板式4Kイメージセンサーを搭載した小型軽量のマルチパーパスカメラ『HDC-P50』2台をスタジアム内に設置して観客席のファンの様子を撮影し、メインモニターに投影します。顔認識機能と連携することで、多数のファンの表情を素早く撮影し、メインモニター内に多分割映像として表示することが可能です。映像にはAR による拡張効果として、手を振る動きに合わせたボールのアニメーションやオリジナルの枠デザインを付加することが可能で、試合やイベントごとに個別の演出効果を追加することもできます。


<映像イメージ>

3.コンコースモニターとの映像連動

 業務用ディスプレイ 法人用ブラビア®計77台をコンコースに場内モニターとして設置し、スタジアム内の試合の様子をリアルタイムで表示します。また、広島東洋カープ様のオリジナルコンテンツなど、豊富な映像コンテンツを表示できるようになります。

 ソニービジネスソリューションでは今回、場内演出の企画も含めて本システムを納入しました。遠隔地連携や顔認証、ARといった技術と、これまで培ったスタジアムソリューションのノウハウを生かし、“人に寄り添う映像演出”というコンセプトを場内演出システムとして提案できた点を、“三世代が来場し、楽しめる球場づくり”を目指される広島東洋カープ様に評価いただき、今回の納入につながりました。

〇システム構成と主な納入機器


<システム構成>

【主な納入機器】

■関連リンク:
ソニービジネスソリューション 業種別ソリューション スタジアム・大型施設http://www.sonybsc.com/sbsc/solution/large_facilities.html

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