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管理棚納入事例
今回北海道テレビ放送様では、ライブラリー室増設に伴ない、手を添えるだけで棚を移動させることの出来る「E・モーション」をご購入頂きました。
電動式ならではの操作性の良さや、導入された経緯などのお話を伺いました。


http://www.htb.co.jp
-今回棚を導入されたきっかけは?
5年前に作ったライブラリー室も昨年秋頃からいっぱいになってきていて、他の場所に新たにライブラリー室を作らなくてはならない状況でした。
ちょうどその時に、札幌トランジスターの川戸さんやソニーの営業さんからこの棚の話を聞きまして、電動式の棚のメリットだとか、文祥堂さんの棚のよさなどを聞いてお願いすることにしました。
-以前は手動式の棚をお使いになっていたそうですが、電動式の棚にされたのは?
今回ライブラリー室にしたところは、以前は車庫として使っていました。
その場所を改築してライブラリー室にしたのですが、どうしてもスペースが限られていますから、以前から利用していた手動式の棚よりも電動式の棚にした方が多くのテープを収納出来るということと、耐震性や安全性を考えて電動式にしました。
-新たに作られたライブラリー室ですが、完成してみていかがですか?
テープが主役の部屋ですから、テープのことを第一に考えて作ってもらいました。
社屋から離れているので、温度や湿度がきちんと自動で管理出来るようにしましたし、床にカーペットを敷いて防塵対策も施してありますよ。
放送業界にとってテープは貴重な財産ですから、テープを保管する上で快適な環境を作れたと思っています。
-実際に電動式移動棚を使ってみていかがでしたか?
今まで手動式を使っていましたからね、そのスムースな動きには驚きました。
手動式はどうしても力が必要ですけど、今回の棚は手を添えるだけで簡単に動きますからね。
移動する時や棚が閉まるときの音が全くしないのもいいですね。
ライブラリー室の上が編集室になっているので、音がしないというのは非常に助かっています。
それから、以前は棚の中にもブックエンドを入れたりしてテープが倒れないようにしていましたけど、この棚は必要ないですね、棚を動かすときに全く反動がかかりませんから!
■電動式移動棚E・モーションを動画でご覧頂けます。
完成直後の様子 今ではこんなにテープが
びっしり並んでいます!
レールが邪魔にならない
フラットな床も好評です!
-テープに関してお聞かせください。テープの取扱などいについてどのようにお考えですか?
やはり保管状況が一番大切だと思っていますよ。
今回このライブラリー室には、編集機、ダビング機も入れてあります。
各自端末で番組や素材などのライブラリーを検索することが出来るので、まず必要なものを検索して、必要なところだけをこの部屋でダビングすることにしました。以前は、貸し出しをしていたのですが、貴重な映像が入ったテープですから、取扱いや保管などを考慮して、ここからは持ち出さないように運用を変えたんですよ。
- 9月末に十勝沖地震がありましたが。
結構揺れましたから心配はしましたけれど、川戸さんや文祥堂さんからも耐震性についてのお話しは伺っていましたから、安心でしたよ。
テープが棚から落ちてしまうことも心配ですけれど、棚そのものが倒れてしまうことも心配ですよね。文祥堂さんの棚は、そういった面も考慮された設計になっていることを聞いていましたし、この耐震性への考慮が、この棚を導入することにした決め手の一つでもあります。
-今後の展開は?
北海道も2006年に地上デジタル放送が開始されます。
多チャンネル化の問題なんかもありますから、制作能力の向上や、アーカイブ素材の2次利用などが必要になってくると思います。そういう意味でも、今ある素材をどのような形で残していくのかということが最大の課題だと思っています。
現在、ライブラリーで5千本、報道素材で3千本、これを素材としての項目数にすると約15万という数になります。この過去の素材が今後本当に価値のある財産になるよう、運用方法などを検討していきたいと思っています。
今回ご購入頂いた棚について
施工日数 :約3日間( 内レール敷きで約1日、ラック組に2日)
ご購入機種 :電動式移動棚 E・モーション
収納可能数量 :ベータカムで約34,000巻
導入特約店 :株式会社 札幌トランジスター
 TEL:011-631-3401 FAX:011-642-4253