法人のお客様ラージセンサーカメラ 事例紹介 講談社「新本格魔法少女りすか」PV

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講談社「新本格魔法少女りすか」PV

YP様(監督)
仁尾 拓斗様(撮影)

小型モニターでも一目でわかる“解像感”
黒だけでなく白の中にも“階調”があるVENICE

西尾維新作の人気連載小説「新本格魔法少女りすか」(講談社 刊)のPV制作にあたり、CineAltaカメラVENICEが使用され、フルサイズイメージセンサーを活かした6K撮影をメインに制作されました。

監督

YP様

撮影

仁尾 拓斗様

小型モニターでもはっきりと違いがわかる“VENICE”

YP様: VENICEは登場時からずっと気になっていましたが、私は個人でPXW-FS7を所有しているので、なかなかVENICEを使うきっかけがありませんでした。今回、機会に恵まれることになり、とても期待をしていました。

仁尾様: 今回はフルサイズ6Kをメインに撮影ということで、レンズにはフルサイズに対応したFUJINON Premistaシリーズのズームレンズを組み合わせて使用しました。事前のカメラテストの際、ファインダーの映りがとても綺麗だったことが印象的です。カメラに付けたアシスタント用の小型モニターでもわかる解像度の高さでした。

YP様: レンズと相まって、ぼけ味と輪郭のシャープさに「さすがVENICE」と感じたことを覚えています。小型モニターでも一目で見てわかる違いがあり、とにかく「生の状態」の画がとても綺麗です。VENICEの画質は、私の期待を超えていました。

ノートPCでも6Kをストレスなく扱えるX-OCNに驚き

仁尾様: デュアルベースISOについても、ISO500とISO2500で全く見分けがつかない差です。今回はハイスピード撮影があり、現場の広さから照明にも制約があったので、全てのカットをISO2500で統一して撮影することにしました。収録フォーマットはX-OCN LT(約390Mbps)を選択。カメラテストでは、X-OCN XT(約1000Mbps)とX-OCN ST(約660Mbps)も比較しましたが、体感的な画質の差はほとんど感じられませんでした。今回の作品は、最終的な公開がオンライン上ということもあり、データの軽さを優先した選択をしましたが、ノーマルの部分はフルサイズ6K、ハイスピードの部分はSuper35mm 4Kで撮影しました。

YP様: 編集作業は、基本的に直接Premiere Proに入れて作業しました。LUTの適用なども円滑で、ワークフローに戸惑いや手間などはありませんでした。何よりも驚きだったのは「軽さ」です。6KのデータがMacBook Proの上でストレスなく再生できたことは本当に驚きでした。今までと変わらないワークフローで、クオリティが数段上がった、という感じです。

仁尾様: カメラに対するモニタリングLUTの準備やインストールなども、戸惑いや混乱など全く問題ありませんでした。メニューなどの使い勝手も良いと思います。今回参加してもらったカメラアシスタントもVENICEは初めてでしたが、前日の準備段階で1〜2時間触っただけで十分使いこなせるようになりました。監督が所有するPXW-FS7などと操作の共通性も高く、気軽に使えると感じます。

「白の中にも階調がある」と実感できる“VENICE”

YP様: 編集を行いながら感じたのは、15ストップを超える階調の広さやX-OCNの16bitデータと相まってか、クロマや輝度を上げながらベクトルスコープを見ていても、色が破綻しないということです。最近、「黒の中にも階調がある」と表現されるようなカメラは増えてきていますが、VENICEは「白の中にも階調がある」ということを強く実感しました。PXW-FS7と比較してもそれをはっきりと感じます。

今回は作品のテイストに合わせてノイズを加えたりもしましたが、画質の土台がしっかりとしているので加工がしやすく、汚くならず、とてもいい仕上がりにできました。

仁尾様: VENICEは画づくりの段階でも違いがあります。フルサイズの画は、美しさだけでなく迫力があり、1枚画でピシッと決まる感じがあります。画の作り方も必然と変わってくると感じました。

次回はエクステンションでさらなる機動力アップを

YP様: VENICEの延長線上で実現できるかわかりませんが、ソニーには1000fpsといったオーダーのハイスピード撮影の実現にも期待しています。今は、その位のスピードになると、専用のハイスピードカメラを数人のオペレーター込みで借りないといけません。どうしても撮影自体が大掛かりになり、機動力が著しく落ちてしまいます。1台のカメラで通常の撮影から1000fpsクラスのハイスピードまでカバーできると理想的です。

特に最近の10代から20代の「空気感」だったり「心象表現」の世界とスローモーションはとても相性が良く、手軽に広いレンジのハイスピード撮影が使えるようになると、表現の幅が大きく広がります。例えばVENICEでも、フレームサイズはクロップされますが、“2K解像度で480fpsが撮れる“などでも十分実用性はあり期待したいです。

仁尾様: 機動力の面では、内蔵8ポジションNDが便利でした。アシスタントの手間や交換の時間も減り、機動力に貢献しています。

あとから思いましたが、VENICEエクステンションシステムCBK-3610XSも今回合わせて利用すればよかったと感じています。特に、ジブに搭載した時に感じました。エクステンションを利用すれば、よりコンパクトに軽くまとめられ、一層機動力を上げられると思います。エクステンションはVENICEの真骨頂だと思いますので、次回はぜひエクステンションも使って撮影してみたいと思っています。

YP様: 今回の作品の制作を通じて、次回以降もVENICEを使っていきたいと思いました。別作品で、前作までPXW-FS7で撮っているショートフィルムのシリーズがあるのですが、次作以降はVENICEで撮っていこうと考えています。今回は室内の撮影のみだったので、屋外での撮影がとても楽しみです。

作品にフォーカスするために、よりコンパクトな体制で、より機動力を上げることはとても重要な要素です。次回はエクステンションも活用して、一層の機動力を体感してみたいと思います。

西尾維新の人気連載小説「新本格魔法少女りすか」の文庫化とシリーズ完結を記念して製作されたPV。隠れた“魔法使い”の主人公、赤い髪に赤い瞳の小学生「水倉りすか」が織りなす、予測不可能で縦横無尽な魔法冒険物語。PVでは、その中のクライマックスとなるシーンを実写の世界に広げて映像化。

『新本格魔法少女りすか』PV

『新本格魔法少女りすか』メイキング

CineAltaカメラ

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