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αの魅力を紐解く#09
圧倒的な解像力と最新テクノロジーで
あこがれの鉄道を自身の感性で切り抜く

α Universe editorial team

そこにある鉄道をテーマに自身のイメージを追い続ける写真家の山下大祐氏。ソニーのα7R IVのカメラの機能をフルに使った鉄道写真の魅力について語る。

山下大祐/鉄道写真家 1987年兵庫県出身。日本大学芸術学部写真学科卒業後、ロケアシスタントを経て、2014年から(有)レイルマンフォトオフィス所属。鉄道会社のカレンダーや車両カタログ等の撮影に携わるなか、カメラ広告、鉄道誌のグラフ等で独創性の高いビジュアルを発表している。日本鉄道写真作家協会会員。

数字に見えない使いやすさがある

幼いころからあこがれの存在だった鉄道。その時の思いが今でも僕の写真のコンセプトになっている。目的地に人を運んでいくことを使命にしている鉄道だからこそ、そこにはたくさんのドラマがあるのだろう。そんな鉄道をどう表現していくべきか。そんなことを思いながら日々撮影している。僕が愛用しているカメラ、ソニーα7R IVは繊細な描写を得意とするカメラだ。

α7R IV,FE 24-70mm F2.8 GM,F8,1/320秒,ISO100

今まではα7R IIIを愛用していた。見た目の変化はそれほどないが、細部にわたり手が加えられ、プロが使う道具へとより進化した。グリップはやや大型化されたとで持ちやすさが格段にアップ。ボタン類も少し手前に出っ張ることで誤操作を減らせるようになった。また、シャッターユニットが新型になったことで、メカシャッター時のフィーリングが僕好みになったのはうれしい。センサーの有効画素数も約6100万画素になったことで、鉄道の繊細な金属質感などをより描写できる。

α7R IV,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS,F11,1/320秒,ISO100

ここまで高画素だと高感度はどうなのかと思われがちだが、高感度耐性も非常にいい。さらに暗部のダイナミックレンジが広いうえに、豊かな階調感がある素性のいいデータが取得できる。RAW現像時に暗部を少し持ち上げても、色情報がしっかりあるので、自分のイメージに合った作品により近づけることができるのだ。
鉄道写真を撮りたい人に心強い機能が「リアルタイムトラッキング」機能だ。この機能はロックオンした被写体にAFが追従し続けるという機能なのだが、車両前面をロックオンすることで、迫り来る列車を容易に撮影することが可能だ。これは撮影者の負担を少なくしてくれるうえ、フレーミングに集中することができ、より作品性の高い写真を撮れるチャンスが増えるのだ。

α7R IV,FE 70-200mm F2.8 GM OSS,F8,1/160秒,ISO100

また、鉄道写真は望遠レンズを使うことが多いが、その際にもボディー内5軸手ブレ補正機構のおかげで、よりブレの少ない写真を撮ることが可能。状況によっては三脚の利用ができないときも多々ある。手持ち撮影でこれだけ手ブレ補正がしっかりしていると安心感があるし、望遠レンズに限らず広角レンズでシャッタースピードを遅めで動体をブラしたい時にも重宝するのだ。
スチルカメラとして充実の基本性能は、動画撮影時にも生きてくる。α7R IVならスチル撮影の合間に動画撮影もこなせるので、別にカメラを用意する必要はない。機材はスチルを撮る際の装備をそのまま使えるのはメリットが大きい。

α7R IV,FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS+2X Teleconverter 800mm相当,F16,1/320秒,ISO800

レンズに関しては、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS、FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSなどの超望遠ズームレンズを使いながらも、FE 16-35mm F2.8 GMなどの広角系ズームレンズも使っている。G Masterシリーズ共通にいえることは、フレアやゴーストなどの影響が極めて少ないということだ。逆光での撮影でも十分な解像感を得られるので、どんなシーンでも積極的に使っていける。もし、これからフルサイズカメラで鉄道写真を本格的に始めたい人がいれば、α7R IVとFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの組み合わせをベースにしてそろえていくといいのではないだろうか。きっと納得できる鉄道写真が撮れるはずだ。

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