法人のお客様[法人向け] カメラ Camera Remote Toolkit 活用シーン さまざまな被写体をリモート制御で撮影する

活用シーンsolution

さまざまな被写体をリモート制御で撮影する

ドローンでは空撮や建造物の点検記録、難しいアングルの映像を撮影する場合があります。Camera Remote Toolkitを活用すると、カメラを人の手で物理的に操作できなくても、リモート撮影のみならず、設定変更や画像転送も可能です。

ドローン

ドローンを使用したマッピング・測量・検査点検・映像制作などのシーンにおいて、ソニー製カメラは、高解像度センサーやすばやいAFなどにより高品質の画像を撮影でき、また、小型・軽量なため機動面においても活用しやすいです。ドローンにおけるカメラのサイズ・重量は、バランスや操縦、飛行時間などに影響します。ソニー製カメラは軽量コンパクトなボディと多種多様なレンズラインアップから適切なモデルを選択可能で、ドローンのバッテリー駆動時間や飛行時間の効率化に効果的です。さらに、Camera Remote Toolkitを活用してカメラを遠隔地からコントロールする仕組みを作れば、ドローンに搭載したカメラの設定値をカスタマイズして適切な画像を撮影し、データを取得することが可能です。

たとえば、建設現場・農業地帯・鉱業地帯などの用途でドローン撮影を行う場合、CMOSセンサーやレンズなどソニーのデジタルイメージング技術を搭載したカメラをリモート制御して、細部までデータを捉えることができます。また、高画質な画像により、精密な地図の作成や、複雑な構造物や地形の3Dモデル作成において、広範囲なマッピングでも精度が向上します。さらに、ドローンにCamera Remote Toolkitを組み込むことで、有人飛行機より小回りが利く撮影が可能になり、撮影したデータをすぐに各種の検討へ生かすことができます。

建造物点検

橋梁・タービン・高層ビル・プラントなどの建造物内外を点検する際に、ドローンや無人搬送車にソニー製カメラを搭載し、システムにCamera Remote Toolkitを活用することで、ライブビューモニター機能や撮影環境に合わせたカメラの設定値を、ポイントごとにリモート変更しながら適切な画像を取得し、正確な情報を得ることが可能です。対象物のキズやひび割れの確認や、隆起など異常が発生していないか、より鮮明な静止画や動画で判断することができます。

映像制作

オンラインCMや番組、オンラインセミナーなど、映像コンテンツ制作の需要が拡大しています。映像制作ビジネスでは、対象物を引き立たせるユニークな表現やリアリティーの追求など、独創性が求められています。ソニーの幅広いラインアップのカメラとCamera Remote Toolkitを組み合わせたシステムなら、人が立ち入れない環境などでも撮影が可能になり、オリジナリティーあふれる映像制作に役立ちます。

活用シーン

  • 必要な機能や設定値を複数プログラムする

    被写体に合わせて都度カメラ設定を変更せずとも、複数のプリセット設定から選択が可能です。

  • 複数台を同時に撮影制御する

    複数台のカメラを同時制御可能なので、よりリアルにオブジェクトが捉えられる、フォトグラメトリー撮影などに活用できます。