法人のお客様[法人向け] カメラ 事例紹介 株式会社CDF 様

事例紹介

株式会社CDF 様

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αの導入で生産性と
顧客満足度を大幅に向上
常識を打破する新サービスの
立ち上げにも成功

2015年に創業し、主にブライダルフォト撮影、広告写真撮影を手がけてきた株式会社CDF。2020年には自らブライダル専用のリアルタイム写真共有サービス『シェアフォト』を立ち上げるなど、これからの時代を意識した既存の枠に収まらない事業を展開しています。そんなCDFがαを選んだ理由はなぜなのか? 同社を率いる若き代表取締役 小林 弘幸 様(以下、小林代表)と、30年のキャリアを誇るベテランフォトグラファーにして同社CTO(最高技術責任者)を務める小林 靖弘 様(以下、小林CTO)にお話をお伺いしました。

目次

    キャリア30年の
    プロフェッショナルを魅了した
    αの高性能・多機能

    ―まずはCDFがαを導入するに至った背景を教えてください。

    インタビュー風景の写真

    代表取締役
    小林 弘幸 様

    小林代表:αを導入した第一の理由は「生産性の向上」です。ブライダルの撮影は撮って終わりではなく、事務所に戻ってきた後にデータのバックアップを取る必要があり、当時、これが非常に大きな負担になっていたのです。1件あたり40分〜1時間程度もかかってしまうのでスタッフの負担も大きいですし、会社としても残業代がかさんでしまいます。また、当時構想していた新サービスを実現するためにも、より撮影のフットワークを高めていく必要がありました。そんななか、撮影スタッフからソニーのカメラがすごいらしいと教えてもらったのがαを検討したきっかけです。

    ―αのどういったところが気に入られましたか?

    小林代表:なによりもまずFTP転送機能ですね。撮影した写真を撮ったそばからWi-Fi経由で自社サーバーにアップロードできることに魅力を感じました。この機能を活用すれば撮影後のバックアップにかかる時間をなくせることに加え、社内で行う編集作業も撮影スタッフの帰社を待つことなく始められます。これによってお客さまに写真を納品する期日を早めることもできるなど、従来になかったプラスアルファを生み出せるのではないかと考え、2020年1月に『α9 II』『α7R IV』『α7S II』の3台とレンズ9本をα法人窓口経由で購入させていただきました。

    ―この判断について、撮影スタッフのリーダーである小林CTOはどのように感じられましたか? また、実際にαを使ってみていかがでしたか?

    インタビュー風景の写真

    CTO(最高技術責任者)
    小林 靖弘 様

    小林CTO:ブライダルの撮影を始めてから約30年間、ソニーのカメラを使ったことはなかったので、正直言って最初はかなり戸惑いました(笑)。ただ、実際に試してみて、すぐにその感想を改めましたね。『α9 II』はスピード性能が素晴らしく、しかもブラックアウトしないのでフラワーシャワーやブーケトスのシーンで被写体を見失うことなく撮影できるのが画期的でした。高感度撮影を得意とする『α7S II』は夕刻以降の屋外撮影、特にガーデンウェディング(屋外で行うウェディングスタイル)などで活躍してくれます。また、CDFではブライダル写真のほか、広告写真の撮影も手がけているのですが、そういった大きく引き伸ばして使うような写真では『α7R IV』の高画素が効いてきます。

    そのうえで、全体に共通する特長として被写体を追い続けてくれるコンティニュアスAFや瞳AFについても素晴らしい性能だと感じました。ライバル機と比べて非常にコンパクトなことも、私のように手が小さい人間にはとてもうれしいところ。CDF所属フォトグラファーには女性も多いのですが、彼女たちからもαのコンパクトボディは好評ですね。また、カメラを向けられるお客さまへの圧迫感が小さいということもブライダル撮影においては重要なんですよ。

    ―FTP機能を実際に使ってみた感想も聞かせてください。他社製カメラにもこの機能を備えたものがありますが、それらと比較などは行いましたか?

    小林CTO:撮影したばかりの写真が即座に自社サーバーに送られ、撮影と並行して編集を行えるというのは驚くべき体験でした。これまではどんなに急いでも翌日以降の作業だったのがほぼリアルタイムになるわけですから。現場としても生産性が大きく向上したことをはっきりと実感できています。

    なお、他社製品にもFTP機能を搭載したものがあることは理解しており、実はα導入前に各社の製品を揃えて機能の比較を行っています。そうしたところ、当時の製品では対応している無線LAN規格の違いなどもあってαが圧倒的に速く感じ、設定のしやすさや対応機種の多さでも群を抜いていました。

    α導入で劇的に高まった生産性。
    もう以前の環境にはもどれない

    ―α導入後、CDFの事業がどのように変わっていったのかを聞かせてください。

    小林代表:まず、写真の納期を短くすることができました。従来は2〜3週間いただいていたのですが、α導入後はしっかりレタッチを施したデータを1週間でお届けできるようになっています。レタッチを施さないデータについてはほぼリアルタイムでお届けすることが可能です。

    ―リアルタイムというのは式が終わったあとすぐということですか?

    『シェアフォト』

    小林代表:いえ、式の最中からご覧いただけます。そのために立ち上げたのが、冒頭でも触れた新サービス『シェアフォト』です(2020年12月よりサービス開始)。このサービスは、αで撮影し、FTP機能でCDFのサーバーにアップロードされた写真がリアルタイムに登録されるようになっており、お手元のスマホなどから今撮ったばかりの写真を閲覧し、同時にダウンロード、保存して頂くことが可能なWEBアプリケーションです。

    ―それはすごい! お客さまの反応はいかがでしたか?

    小林代表:みなさん、今、撮られたばかりの写真が即座にアップロードされることに驚かれ、同時にとても喜んでくださいます。もちろん『シェアフォト』は式場にいる皆さまだけでなく、式に参加できなかったご親族・ご友人の方々にもお使いいただけます。式場にいる方が忙しく写真をLINEなどのSNSに投稿する必要がなくなりますし、参加できなかった方もプロのフォトグラファーが撮影した高品位な写真をリアルタイムに見ることができ、まるで式に参加したかのような気分を味わうことができるんですよ。

    ―これを実現するためにαが必要だったということなんですね。

    小林代表:その通りです。

    ―そのほか、αの導入で生産性の向上が実現できたところはありますか?

    小林CTO:今回、カメラの刷新と合わせてフラッシュなどの周辺機器も刷新したのですが、こちらについてもワイヤレス化を図るなどして、作業効率を高めています。これによって特に広告写真撮影で設営や撤収、移動速度が高まり、小回りの効いた撮影ができるようになりました。また、これまでは撮った写真をPCの画面に映し出してクライアントに確認してもらっていたのですが、これもより直観的に操作できるタブレットに変更して喜ばれています。今ではもうα以前の環境には戻れませんね(笑)。

    ―今回、αを法人窓口経由でお買い上げいただきましたが、そこでのやり取りについて、印象に残っていることがありましたらお聞かせください。

    インタビュー風景の写真

    小林代表:実は今回、αの購入に際してものづくり補助金を利用したのですが、そのために必要となる書類のサポートなどを丁寧かつ迅速に行っていただけました。また、納期に関してもとても親身に対応してくださいました。アフターフォローについても、とても満足しています。なお、今回の導入時には「αサポートパック」が存在しなかったため「αあんしんプログラム」に加入したのですが、今後さらにαを購入する際には、業務利用でも安心感があり、よりサポートの充実した「α法人サポートパック」を利用したいと考えています。

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    株式会社CDF

    https://www.cdf-office.co.jp別ウィンドウで開きます

    リアルタイム写真共有サービス
    『シェアフォト』

    https://sharephoto-cdf.com別ウィンドウで開きます

    ※本ページ内の記事・画像は2021年10月に行った取材を基に作成しています。

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