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商品情報・ストアコンポーネントオーディオテクノロジー HD-D.C.S.(HD-Digital Cinema Sound =デジタル・シネマ・サウンド)

コンポーネントオーディオ

HD-D.C.S.(HD-Digital Cinema Sound =デジタル・シネマ・サウンド)

映画館で鑑賞する際の響きのある音場をご家庭のホームシアターで再現することを目的とした、D.C.S.(デジタルシネマサウンド)が、HDオーディオのハイクオリティーな音にふさわしい高いグレードに進化。音場再現のモデルとしたのは、ハリウッドにあるソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの「ケリーグラントシアター」。従来の4点測定マイクロフォンから8点測定マイクロフォンを用い、96kHz/24bitという高精度な解析情報をDSPのプログラムに反映。映画館特有の豊かな響きのある音場をかつてない精度で再現します。

映画館特有の響きや「広さ」と「高さ」の音場を再現する
「HD-D.C.S.」

スピーカーパターンによって切り替わる、フロントハイ/スタンダードモード

新たにフロントスピーカーの上方にフロントハイスピーカーを配置する7.1ch再生モードに対応。これに合わせて、フロントハイスピーカー使用時に動作する「HD-D.C.S. フロントハイ」モードを新設しました。サラウンドバックを使った7.1ch再生や一般的な5.1ch再生時では、従来の「HD-D.C.S. スタンダード」モードが動作します。フロントハイスピーカーを使用している場合でも、スピーカーパターン設定を変更することで、ふたつのモードを切り替えて楽しめます。

「HD-D.C.S. スタンダード」 映画館特有の「広さ」の音場を再現
一般的な水平方向の5 . 1 c h や7 . 1 c h の場合、広い空間に広がるリッチな響きを再現できます
「HD-D.C.S. フロントハイ」 スクリーンの画面方向の「高さ」の音場を再現
フロントハイスピーカーを加えた7.1chの場合、スクリーンの高さ方向の音場を再現できます
※「スピーカーリロケーション with A.P.M.」により、9.1ch効果を得られる

映画館の広い空間を再現する
「HD-D.C.S. スタンダード」

 

従来からの「HD-D.C.S. スタンダード」は映画館の広さを再現するモードです。その特徴は測定を行った映画館の豊かな響きをリアルに再現できることです。7.1chのスピーカー環境を活かし、広いダビングシアターのイメージを再現し、残響時間の周波数特性を映画館と同じ特性にすることで、低域の豊かな響きはもちろん、セリフも広い空間に広がるリッチな響きと一体感を持って再現できます。またサラウンドスピーカーの設置が適切ならば、サラウンド側の高さ感、立体感もよく再現できます。

映像と音の一致感を高め、
スクリーン方向の音場の立体感を再現する
「HD-D.C.S. フロントハイ」

映画館のフロントスピーカーは、スクリーンの裏に設置されていますが、その高さは画面の半分からやや上の比較的高い位置になっています。映画の音作りは、このスピーカー位置を前提として制作されています。映画館では、天井や壁の反射音を感じとることで、スクリーンの高い位置からの音などを感じられます。これに対してホームシアターでは左右のフロントスピーカーは画面の横に置き、センタースピーカーは画面の下に置くのが一般的です。つまり、映画館に比べてホームシアターでは画面内の音の高さが低い位置に定位することが多いのです。このホームシアターにおける高さ感の不足を解消するため、「HD-D.C.S. フロントハイ」では、フロントハイスピーカーを利用して、高い位置からの反射音を再現し、映像と音の一体感を高め、映画館と同じ画面内の立体感を表現します。また、「HD-D.C.S. フロントハイ」はサラウンドバックスピーカーを使わない7.1ch再生となりますが、「D.C.A.C. EX」の「スピーカーリロケーション with A.P.M.」を併用することで、サラウンドバックチャンネルの音声をファントム定位させることによって再現できます。このため、聴感上は9.1ch再生と同様の効果が得られ、映画館の「広さ」と「高さ」の両方を体感できます。
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