プレスリリース

2016年4月7日
  • 新商品

ソニー独自の新技術Slim Backlight Drive™を搭載し※1、HDR※2映像をさらに明るく色鮮やかに再現
Android TV™機能搭載でテレビの使い方を変える4K*ブラビア® 3シリーズ6機種を発売

4K液晶テレビ ブラビア『X9350Dシリーズ』(65V型)、『X9300Dシリーズ』(65V型)、X9300Dシリーズの壁掛けイメージ
4K液晶テレビ ブラビア『X9350Dシリーズ』(65V型)、『X9300Dシリーズ』(65V型)、X9300Dシリーズの壁掛けイメージ

ソニーは、新開発の薄型バックライト技術Slim Backlight Drive™(スリムバックライトドライブ)を搭載したX9300Dシリーズをはじめ、HDR映像の魅力を最大限に引き出す、4K液晶テレビ ブラビア® 3シリーズ6機種を発売します。また、Android TV機能を全機種に搭載しており、多様なコンテンツをシームレスに楽しめます。

型名 発売日 価格
4Kチューナー内蔵※3
4K液晶テレビ ブラビア
『X9350Dシリーズ』(65V型、55V型) 5月21日 オープン価格
『X9300Dシリーズ』(65V型、55V型)
『X8500Dシリーズ』(65V型、55V型)
  • ※1:X9300Dシリーズのみ。
  • ※2:HDRとは「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略で、通常の放送などで使用されているSDR(スタンダードダイナミックレンジ)信号に比べ、広いダイナミックレンジの輝度情報を扱えるようになります。これにより、白飛びしてしまいがちな明るい部分の色味や潰れてしまいがちな暗部の階調も再現し、肉眼で見ているかのような奥行き感や立体感のある映像を再現できます。
  • ※3:4Kチューナーはスカパー!プレミアムサービスチューナーです。2016年以降に放送開始予定の「BS・110度CSによる4K・8K放送」を受信する機能は搭載していません。放送を楽しむには、今後発売される別売のチューナーが必要です。

全モデルにおいて、映像本来の明るさや、コントラスト、鮮やかな色を最大限に再現し、現実世界により近いリアルな映像を実現するHDR信号に対応しています。ブラビアは、HDR時代の本格到来に向け、今後ますます拡大していくHDRサービスに対応してまいります。2015年、2016年発売のHDR信号対応モデル※4においては、「ひかりTV」の4K HDRコンテンツに対応※5。また、Netflixの4K HDRコンテンツへの対応も予定しています※6。ソニーは、独自の技術を駆使しHDRコンテンツの魅力を余すことなくお客様にお届けしてまいります。
『X9300Dシリーズ』では、新薄型バックライト技術Slim Backlight Driveを搭載し、通常のエッジ型部分駆動と比べ光をより緻密にコントロール。従来は直下型LEDバックライトでしか実現できなかった格子状の高精度部分駆動をソニー独自のバックライトシステム構造で可能にしました。また、Slim Backlight Driveに加え、ソニー独自の高コントラスト技術X-tended Dynamic Range™ PRO(エクステンディッド ダイナミックレンジ プロ)と広色域技術トリルミナス®ディスプレイを融合することで、高輝度・高コントラストと高い色再現性を実現。これらにより、4K映像やHDRコンテンツなどのさらなる高画質化と本体デザインの薄型化を高度に両立。壁掛け時には、壁から浮かび上がるような映像で、より没入感のある視聴体験が可能です。
サイドスピーカー付きの『X9350Dシリーズ』は、スピーカーコーンの振動板にカーボンファイバーを新たに採用したハイレゾオーディオ対応の磁性流体スピーカーを搭載。臨場感あふれる映像体験をクリアなサウンドとともに提供します。
また、Android TV機能を全機種に搭載したほか、テレビの視聴中でも同じ画面上で他のコンテンツを確認できる「番組チェック」機能の使い勝手を向上させました。さらに、マイクを搭載したリモコンを使い複数のアプリを横断的に音声検索でき、テレビ番組や動画配信サービス、スポーツや料理、知育など多様なジャンルの見たいコンテンツに簡単にアクセスできます。好きなコンテンツを次々と楽しむことができるユーザビリティにより、ブラビアはお客様のライフスタイルに合わせた新たなテレビの楽しみ方を提案してまいります。

  • ※4:2015年発売モデルはX9400C、X9300C、X9000C、X8500Cシリーズ。2016年発売モデルは、X9350D、X9300D、X8500Dシリーズ。
  • ※5:2016年4月下旬までにサービス開始予定。
  • ※6:2015年発売モデルは、ソフトウェアアップデートが必要です。
主な特長
1. さらなる高画質の追求
1) 4K映像やHDRコンテンツの魅力を最大限に発揮する3つの技術
I. 新開発「Slim Backlight Drive」採用※1により、高輝度・高コントラストと薄型を両立(X9300D)

映像本来の明るさ、コントラスト、鮮やかな色を再現するHDR信号を最大限に活かす新開発Slim Backlight Driveを採用。薄型化に有利なエッジ型LEDバックライトのメリットを活かしながら、複数枚導光板を使った新技術により、高輝度・高コントラストと薄型デザインの両立を実現。これにより、エッジから離れた飛び地の部分も独立して明るくするなど、光をより細かくコントロールすることが可能になり、夜空に浮かんだ月の明かりも暗い夜空も高いコントラストで表現できます。直下型LEDに匹敵する高精度な部分駆動を、薄型のデザインを維持しながら実現しています※7

一般的なエッジ型LED部分駆動 Slim Backlight Driveによる駆動イメージ
  • ※7:ソニーの既存モデルと比較して。コンテンツ・シーンにより異なる場合があります。
II. つややかな光の輝きを再現する高コントラスト技術「X-tended Dynamic Range PRO」
(X9300D)、「X-tended Dynamic Range」(X9350D)を搭載
X-tended Dynamic Range PRO X-tended Dynamic Range

ソニー独自のアルゴリズムに基づき、映像の暗い部分のLEDを消灯させ電流をおさえることで、明るい部分に電流を集中させ輝度をより向上させます。これにより高いコントラスト表現が可能になり、つややかな光の輝きを再現します。

従来の映像(イメージ) HDR+X-tended Dynamic Rangeの映像(イメージ) HDR信号が持つ豊富な輝度・色情報をより忠実に再現
III. 豊かな色彩を再現する広色域技術「トリルミナスディスプレイ」を採用

色の再現領域を大幅に拡大し、色鮮やかな映像を映し出します。これにより、今まで表現しきれなかった繊細な色のニュアンスや、人肌のみずみずしい質感など、光の三原色である赤、緑、青をより深くし、中間色も自然かつ色彩豊かに再現します。

2) 様々な映像を高精細な4K画質に描く「4K X-Reality® PRO」の機能を強化

ソニーが培ってきたデータベース型超解像技術を元に、様々なコンテンツを4K解像度にアップコンバートする超解像エンジン4K X-Reality PRO(エックス リアリティー プロ)を搭載しました。特にフルHD以下の映像を4K解像度へアップコンバートする際のノイズ低減機能を強化しつつ精細感を維持することで、地上デジタル放送なども高精細でよりリアルな表現と映像美を実現します。

3) 精細感、色彩、コントラストを大幅に向上させる4K高画質プロセッサー「X1™」(エックスワン)を搭載

入力される様々な映像信号の解像度、ノイズ量、色、明るさなどを詳細に分析し、高精細・広色域・高コントラストの処理を行う3つの画像処理ブロックに伝達します。分析結果を踏まえて各ブロックが最適な画像処理を行うことで、上述のソニー独自の高精細、高コントラスト、広色域技術のそれぞれの性能をフルに活かすとともに映像の美しさを最大限に向上させます。

2. 新たなテレビの視聴スタイルを提案

600以上※8のアプリに対応したAndroid TV機能とブラビア独自のユーザビリティで、多彩なコンテンツを簡単操作でシームレスにお楽しみいただけます。テレビ番組や動画配信サービスだけでなく、料理やフィットネス、音楽、ゴルフのレッスンなど、趣味やライフスタイルに合わせて豊富なコンテンツを視聴可能。多様なコンテンツの中から好きなコンテンツを次々とより手軽にお楽しみいただける、新しいテレビの視聴スタイルを提案いたします。

  • ※8:2016年4月7日広報発表時点。海外向けのアプリ数を含む(日本語対応ではないものも含まれます)。
1) 音声検索機能付きの新リモコン
音声検索機能付きの新リモコン

マイクボタンが付いた新リモコンひとつで音声検索もできるようになりました。音声検索を利用すれば、テレビ番組や動画配信サービス等のアプリの中から横断的にコンテンツを検索できるため、より簡単に見たいコンテンツを見つけて視聴できます。

2) テレビを見ながら裏番組や録画番組、動画配信サービスのコンテンツをチェックができるユーザーインターフェース「番組チェック」
テレビを見ながら裏番組や録画番組、動画配信サービスのコンテンツをチェックができるユーザーインターフェース「番組チェック」

アプリ利用時や番組視聴中でも、次に見たいコンテンツが画面下部に次々に表示されるので、見ている映像を妨げずに快適な操作が可能です。人気の番組やユーザーの視聴履歴に応じて表示されるおすすめ番組を気軽にチェックでき、録画した番組やNetflixの視聴中コンテンツも前回停止したシーンの続きから見ることができます。また、あらかじめ趣味や好きな歌手の名前などのキーワードを登録しておくと、それに紐付くテレビ番組、YouTubeやスカパー!プレミアムサービスなどのコンテンツが自動で検索、表示されます。

3. 高音質の追求
1) 進化した磁性流体スピーカーでより臨場感のある高音質を実現(X9350D)

スピーカーコーンの振動板の素材に、従来のグラスファイバーより剛性が高く、さらに軽いカーボンファイバーを新たに採用しました。これにより、音のレスポンスが早くなり、よりクリアで空間表現が豊かな音が楽しめます。また、剛性が高い素材を使用することで音圧が上がり、個々の音が前に出てくるような迫力が楽しめます。

目の前でライブを見ているような臨場感を楽しめます
目の前でライブを見ているような臨場感を楽しめます
磁性流体を使用したスピーカー。ダンパーからの2次音圧の発生を防ぎ、ひずみを低減させている
磁性流体を使用したスピーカー(イメージ)
ダンパーからの2次音圧の発生を防ぎ、
ひずみを低減させている
2) ハイレゾ音源再生に対応(X9350D)

今まで聴こえなかった曲のディテールやニュアンスまでを肌で感じることができるハイレゾ音源に対応。まるでレコーディングスタジオやコンサートホールのような、より原音に近い環境へ導き、かつてない臨場感を体験できます。

3) ハイレゾ相当の高音質に変換するDSEE HX™(X9350D)、およびDSEE™を搭載(X9300D、X8500D)

CD音源(44.1kHz/16bit)や圧縮音源のサンプリング周波数とビットレートを、最適な補間処理をすることで、ハイレゾ相当の高解像度音源(96kHz/24bit)にアップスケーリングします※9。これにより、今まで再現できなかった高音域までクリアに表現できます。楽器やボーカルの生々しさ、そして、演奏の場にいるような臨場感に包まれ、心を震わす音楽の感動を体感できます。

  • ※9:2ch音声のみ
4) 別売サウンドバーとの連動によるさらなる高音質の実現
サウンドバー『HT-NT5』 サウンドバー『HT-NT5』

X9300DシリーズやX8500Dシリーズのデザインにマッチした、高さ約58mm(フロントグリル装着時64mm)の薄型デザインのサウンドバー『HT-NT5』(別売)を組み合わせることで、省スペースながら、美しい4K映像とあわせて、迫力あるサウンドが一体となった、臨場感、没入感あふれる高品位な4K映像視聴体験が可能です。また、4K/HDRパススルー(HDCP 2.2)やハイレゾ音源に対応しています。さらに、全機種において、ブラビアに迫力の重低音をプラスするワイヤレスサブウーファー『SWF-BR100』(別売)にも対応しています。

4. リビングに溶け込む美しいデザイン、佇まい
1) すっきりとしたケーブル収納(X9300D/X8500D)

テレビ本体の背面構造と配線を工夫したことにより、ケーブルをすっきり収納。テーブルトップスタイルでも洗練された佇まいを実現しました。どのアングルから見ても美しいデザインで、部屋のインテリアを損なうことなく、設置場所の選択肢が広がるほか、清掃も容易です。また、別売のサウンドバー『HT-NT5』も、ブラビアのスタンド底辺の窪みに配線することで、接続ケーブルがすっきり収納されます。

X9300Dシリーズの背面 テーブルトップスタイルでも美しい佇まいを実現
2) 住空間を活かす壁掛けスタイルの提案(X9300D)

専用の壁掛けブラケット(別売)を使用することで、壁から画面前面までの距離を36.7mmまで抑えた壁掛け設置が可能です。より壁にぴったりと設置されるため、壁から画が浮かびがるような美しい一体感を生み出します。

住空間を活かす壁掛けスタイルの提案(X9300D)
3) 別売アクセサリー:壁掛けブラケット『SU-WL805(65V型用)/ SU-WL800(55V型用)』
壁掛けブラケットの取り付けイメージ 壁掛けブラケットの取り付けイメージ

より多くのお客様の壁掛けスタイルを可能にする、新しい壁掛けブラケット※10を開発しました。補強機能付ブラケットもセットになっているため、取り付けたい2本の梁が離れていても壁掛けが可能になります。

  • ※10:取り付けるためのブラケット2種類を同梱。コンクリート壁用壁掛けブラケットをご使用の場合、壁から画面前面までの距離は36.7mm、補強機能付きブラケット(木柱壁用壁掛けブラケット)の場合は約42.7mmとなります。

<発売日:5月21日 オープン価格>
<対応機種:X9300Dシリーズ>

W450Dシリーズを同時発売

国内の小型テレビ市場において、マーケットボリュームの大きい24V型の需要に応え、裏番組録画や自動チャプター、早見再生などに対応した、ハイビジョン液晶テレビ「KJ-24W450D」(24V型)を発売します。
<発売日:5月28日 オープン価格>

<先行展示のお知らせ>

今回の新商品を銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神にて、4月8日(金)より、順次展示します。

主な仕様

詳細は液晶テレビ ブラビアウェブサイトにて、ご確認いただけます。

4K液晶テレビ ブラビア 『X9350Dシリーズ』
型番(画面サイズ) 『KJ-65X9350D』(65V型) 『KJ-55X9350D』(55V型)
質量(スタンド含む):kg 47.3(48.0) 37.3(37.9)
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm *スタンド除く 170.6×87.1×9.0 148.4×74.4×9.0
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm *スタンド含む 170.6×91.1(スタンド外側時)×29.2 148.4×78(スタンド外側時)×25.5
消費電力(待機時):W 311(0.5) 296(0.5)
年間消費電力量:kWh/年 295(スタンダード) 264(スタンダード)
主な付属品 標準スタンド、音声検索マイク付きリモコン、単4形乾電池(2個)、転倒防止用固定ベルト一式
4K放送/4K配信対応 スカパー!プレミアムサービス、「ひかりTV 4K」ビデオオンデマンド配信、4Kアクトビラ、
Netflix、dTV、YouTube
4K液晶テレビ ブラビア 『X9300Dシリーズ』
型番(画面サイズ) 『KJ-65X9300D』(65V型) 『KJ-55X9300D』(55V型)
質量(スタンド含む):kg 28.9(32.1) 22(24.9)
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm *スタンド除く 145.8×83.9×3.6 123.9×71.7×3.6
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm *スタンド含む 145.8×89.1×27.5 123.9×76.9×26.1
消費電力(待機時):W 225(0.5) 209(0.5)
年間消費電力量:kWh/年 247(スタンダード) 213(スタンダード)
主な付属品 標準スタンド、音声検索マイク付きリモコン、単4形乾電池(2個)、ACアダプター、転倒防止用固定ベルト一式
4K放送/4K配信対応 スカパー!プレミアムサービス、「ひかりTV 4K」ビデオオンデマンド配信、4Kアクトビラ、
Netflix、dTV、YouTube
4K液晶テレビ ブラビア 『X8500Dシリーズ』
型番(画面サイズ) 『KJ-65X8500D』(65V型) 『KJ-55X8500D』(55V型)
質量(スタンド含む):kg 20.3(23.9) 15.1(18.6)
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm *スタンド除く 145.4×84.2×4.4 123.1×71.7×4.4
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm *スタンド含む 145.4×89.4×27.9 123.1×77.0×26.3
消費電力(待機時):W 206(0.5) 149(0.5)
年間消費電力量:kWh/年 182(スタンダード) 148(スタンダード)
主な付属品 標準スタンド、音声検索マイク付きリモコン、単4形乾電池(2個)、転倒防止用固定ベルト一式 標準スタンド、音声検索マイク付きリモコン、単4形乾電池(2個)、ACアダプター、転倒防止用固定ベルト一式
4K放送/4K配信対応 スカパー!プレミアムサービス、「ひかりTV 4K」ビデオオンデマンド配信、4Kアクトビラ、
Netflix、dTV、YouTube
ハイビジョン液晶テレビ ブラビア『W450Dシリーズ』
型番(画面サイズ) 『KJ-24W450D』(24V型)
質量(スタンド含む):kg 4.0(4.2)
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm *スタンド除く 55.8×34.1×6.5
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm *スタンド含む 55.8×36.8×14.7
消費電力(待機時):W 40(0.3)
年間消費電力量:kWh/年 30(スタンダード)
主な付属品 標準スタンド、リモコン(赤外線方式)、電源コード、単4形乾電池(2個)、転倒防止用固定ベルト一式

関連情報

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