スイッチャー
MLS-X1
ライブプロダクションスイッチャー

MLS-X1

商品の特長

4Uサイズのプロセッサーユニットをシステム規模に合わせて、最大5台まで積み重ねることが可能です。複数のスイッチャー構成やユニットの追加・拡張にも柔軟に対応できます。例えば、3台の『MLS-X1』を通常は2台と1台の構成で2つのスイッチャーとして使用しながら、大規模プログラムのときには3台を1つのスイッチャーとして使用することができます。将来的にユニットを追加して、システム拡張することも容易です。

IPだけでなく、SDI入出力にも対応します。混在運用も可能です(*)。

  • * 同一筐体内での混在はできません

■IP入出力ボード 『MKS-X1110』
ビデオ入出力:
LAN PORT:QSFP28型×4(プライマリー2+リダンダント2)
XPT PORT:QSFP28型×3

IP入出力ボード『MKS-X1110』×2、インターフェースオプション『MKS-X1700』×1を実装IP入出力ボード『MKS-X1110』×2、インターフェースオプション『MKS-X1700』×1を実装

■SDI入出力ボード 『MKS-X1115』 2024年1月発売予定
ビデオ入出力:
入力:BNC×32
出力:BNC×16
XPT PORT:QSFP28型×3

SDI入出力ボード『MKS-X1115』×2、インターフェースオプション『MKS-X1700』×1を実装SDI入出力ボード『MKS-X1115』×2、インターフェースオプション『MKS-X1700』×1を実装

『MLS-X1』には、ライブ制作をサポートする様々な機能が搭載されています。フレームシンクロナイザー、フォーマットコンバーター、HDRコンバーター(*)を内蔵しており、最小限の外部機器でシステム構築が可能です。静止画ファイルを出力するフレームメモリーに加えて、動画ファイルを再生するクリッププレーヤー(*)を搭載しており、再生機を用意しなくても、プロセッサーから動画の再生が可能です。マルチビューアー出力は、オーディオレベルメーターや時計の表示にも対応しています。

  • * オプションのソフトウェアライセンスが必要

コントロールパネルには、モジュール式のICP-X7000シリーズと、一体型のICP-X1000シリーズが使用できます。メニューは、PCまたはタブレットのブラウザから操作可能です。GUIにツリー構造を採用しており、目的のアイテムにすばやくアクセスすることができます。

■一般
●電源:AC100 - 127V、50/60Hz
      AC200 - 240V、50/60Hz
●消費電流:13 - 10.2A(100 - 127V)
         6.5 - 5.4A(200 - 240V)
●動作温度:5 - 40℃
●保存温度:-20 - +60℃
●外形寸法(幅×高さ×奥行):約440×176×583mm(突起部含まず)
●質量:約28kg(全オプション装着時)

■ビデオ入出力
●最大入力数(100G IP):64(*1)
●最大出力数(100G IP):64(*1)
●信号フォーマット:SMPTE ST2110
●信号プロセッシング:4:2:2デジタルコンポーネント
●量子化:12G/3G/HD:10ビット

■リファレンス
●リファレンス入力:BNC×2、ループスルー出力付
●リファレンス出力:BNC×1(*2)

■コントロール
●LAN 1:RJ-45×1、1000BASE-T規格準拠
●LAN 2:RJ-45×1、1000BASE-T規格準拠
●GPI:D-sub25ピン(凹)×1、D-sub25ピン(凹)×2(オプション)
●RS-422:RJ-45×4(オプション)

■対応フォーマット
●HD:
1080/59.94p、50p
1080/59.94i、50i
1080/29.97PsF(*3)、25PsF(*3)、24PsF(*3)、23.98PsF(*3)
720/59.94p(*3)、50p(*3)
●4K:
3840x2160/59.94p、50p
3840x2160/29.97p(*3)、25p(*3)、24p(*3)、23.98p(*3)

  • *1 MLS-X1×1台構成時の最大入出力数
    *2 REF OUTはMLS-X1×1台構成時のみ有効
    *3 バージョンアップ対応予定

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