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お知らせ

2016年4月20日

新商品

高速起動・高信頼のレーザー光源プロジェクターのラインアップを拡充
解像度WXGAモデル2機種を発売

ソニーは、「使いやすさ」「高信頼性」「ランニングコスト削減」の観点で高い評価をいただいている業務用レーザー光源プロジェクターにおいて、従来のWUXGA(1,920×1,200ドット)モデルに加え、新たに解像度WXGA(1,280×800ドット)モデルとして、『VPL-FWZ65』(6,000ルーメン)、『VPL-FWZ60』(5,000ルーメン)の2機種を発売いたします。
型名 発売時期 価格
3LCDレーザー光源プロジェクター『VPL-FWZ65』
(6,000ルーメン/WXGA:1,280×800ドット)
2016年4月25日 オープン価格
3LCDレーザー光源プロジェクター『VPL-FWZ60』
(5,000ルーメン/WXGA:1,280×800ドット)
2016年4月25日
光源にレーザーを使用した液晶プロジェクターは、点灯までのウォーミングアップや使用後のクーリングが不要で、わずか数秒で映像投写が可能です。また、レーザー光源は輝度の劣化が緩やかな特長を持ち、約20,000時間の使用後でも、約70%の輝度を保つ※1ので、定期的な交換が不要です。さらに、突然光源切れするリスクが少ないので、大事な授業や会議を中断しないシステムとして、既にレーザー光源プロジェクターを導入されたお客様からは、高い評価をいただいています。
ソニーは、レーザー光源プロジェクターとして、現在販売中のWUXGA(1,920×1,200ドット)モデル(7,000ルーメン、6,000ルーメン、5,000ルーメン、4,100ルーメン)に加えて、新たにWXGA(1,280×800ドット)モデル2機種を発売し、計6機種のラインアップをもって、お客さまの設置環境・用途に合わせて、より最適な機種を提案してまいります。

※1: あくまで目安であり使用環境や使用状況により異なる場合があります。

■ソニーの「3LCDレーザー光源プロジェクター」の新たなラインアップ

■主な特長

本機は、光源に青色のレーザーと蛍光体を組み合わせたシステム Z-Phosphor™を採用しており、レーザー光源の明るさと、3原色を同時に投写することで色輝度を保つ「3LCD方式」の組み合わせにより、6,000ルーメン/5,000ルーメンの高輝度で、かつ、美しい色再現性の両立を実現しています。

<3LCD方式とは>
3LCDは、LCD(液晶パネル)を3枚使用したプロジェクター方式です。レーザーからの光をR(赤)、G(緑)、B(青)の3色(光の3原色)に分解し、それぞれにLCDを1枚ずつ割り当てて透過させ、再び3色を合成して映像を再現します。色再現性に優れ、明るく色鮮やかで自然で目に優しい映像が特長です。ソニーは自社製液晶パネルを中心に、光源を含む光学ユニットを自社開発・設計しており、他社に先駆けて高輝度かつ高画質なレーザー光源3LCDプロジェクターの発売を、現在の業務用プロジェクター市場に合致した価格で実現しました。
  1. 高輝度、長寿命を実現する液晶パネルBrightEra™(ブライトエラ)を新改良

2005年2月に業界他社に先駆けてソニーが開発に成功した無機配向膜を載せた、 新世代の高開口率高温ポリシリコンTFT液晶パネルBrightEra(ブライトエラ)をさらに 改良し、従来品よりも大幅に耐久性を向上させています。

  1. わずか数秒のスピーディーな投写が可能

半導体レーザーを光源に採用している為、点灯までのウォーミングアップが不要で、ランプ搭載モデルでは電源ボタンを押してから入力映像が映し出されるまで1分以上かかっていたのに対して※2、わずか数秒で映像投写が可能です。また、使用後のシステムの冷却も不要なため、短時間で電源をオフできます。
さらに、このようにウォームアップ・クーリングが不要なことにより、一時的なミュート(消画)時にも光源を完全に断つため、ミュート中は眩しくなく、消費電力削減にもつながります。

※2: ランプ光源のソニー製「VPL-FH36」との比較において

  1. 授業や会議を中断しない高い信頼性

レーザー光源は、突然光源切れするようなリスクが少ないため、システムとして高い信頼性を実現できます。
そのため、授業や会議が中断される事態を回避できます。

  1. 約20,000時間※1にわたり消耗品交換が不要

プロジェクターランプは使用を続けると輝度が低下し、約2,500時間(「VPL-FH36」の場合)で交換が必要ですが、レーザー光源は、ランプに比べ輝度の劣化が緩やかな特長があります。加えて、搭載しているLCDパネルBrightEraは、長期間使用に耐える材質を採用し、また、本体内部をクリーンに保つ吸気フィルターも集塵能力が高く、セルフクリーニング機能を搭載しているため、製品として約20,000時間※1のランプ(光源)やフィルター等の消耗部品の交換不要を実現しています。長期間、消耗品や液晶パネルの交換が不要となり、トータルコストの軽減に大きく寄与します。

  1. 映像素材の美しさを再現する「リアリティクリエーション」機能

入力された映像ソースをリアルタイムで映像パターンの解析をし、数千パターンに分類。
データベース上に存在する最適な画像(絵柄)と照合し、オリジナルの映像信号がもっていた質感やディテール感、さらに、映像データの編集や伝送で失われてしまった情報までも復元します。
同時に、映像特有のさまざまなノイズも大幅に低減し、本来の映像素材がもつ鮮鋭感や美しさを忠実に再現します。

  1. 映像にメリハリを与える「コントラストエンハンサー」機能

シーンに応じた最適なコントラストが得られるよう、明部・暗部のレベルを自動的に補正します。映像のメリハリが増し、躍動感のある映像になります。

  1. LANケーブル1本によるシンプルな施工に対応

LANケーブル(カテゴリー5e/6)により映像・音声・制御信号を伝送するHDBaseT™に対応。長距離の配線工事も簡易に行えます。             

  1. レンズを脱着しやすいバヨネットマウント方式を採用

レンズ交換の際に工具なしで簡単に脱着できるバヨネットマウント方式を採用しています。

  1. 環境への配慮

光源に水銀を使用していないことに加え、消耗品交換による廃棄物の発生を抑えるため、環境負荷を低減します。

  1. 柔軟な設置性を実現

上方向にスクリーン全高の60%、下方向に5%、また、左右方向でスクリーン全幅の±32%のレンズシフトが可能なので、「梁(はり)や配管などがあって、理想的な位置に設置できない」「スクリーンがプロジェクターより低い位置にある」などの難しい設置条件でも柔軟に対応します※3。また、各種補正機能(斜めからの投写を可能にするH(左右方向)キーストーン、V(上下方向)キーストーン、四隅の位置を補正するコーナーキーストーン、湾曲面への投写を可能にする幾何学補正機能を搭載。加えて、プロジェクター本体を上下・左右どの角度でも設置可能なので天井や床への投写や、プロジェクターを縦向きに設置し、ポートレートモード※4での投写も可能です。
さらに、エッジブレンディング機能※5を搭載し、複数台のプロジェクターを使用したマルチ画面投写にも適しています。

※3 :上下と左右のレンズシフトを併用する場合はシフト可能範囲が狭くなります。オプションレンズを取り付ける場合は、レンズによりシフト幅が異なります。

※4 :投写する映像の水平方向(横方向)の長さが垂直方向(縦方向)の長さよりも短い表示モード。

※5 :複数台のプロジェクターを並べマルチ画面投写する際に、映像のつなぎ目が目立たないよう調整する機能。

■主な仕様

型式 VPL-FWZ65 VPL-FWZ60
投写方式 3LCD方式
パネル 0.76型、WXGA×3、約307万画素(1,280×800×3)
有効光束※1 最高値: 6,000lm 最高値: 5,000lm
カラー光束※2 最高値: 6,000lm 最高値: 5,000lm
表示画面サイズ※3 40-600型
投写レンズ仕様※3 ズーム: 1.6倍 (電動)
投写距離比※4:  1.39〜2.23:1
シフト幅※5:上方向60%、下方向5%、左右±32% (電動)
光源 レーザーダイオード
コントラスト比 10,000:1
映像入力端子 ミニD-sub15ピン×1、VIDEO×1、HDMI(HDCP)×1、DVI-D(HDCP)×1
音声入力端子 ステレオミニ×1
音声出力端子 ステレオミニ×1
映像出力端子 ミニD-sub15ピン×1、DVI-D×1※6
その他の入力端子 RJ-45(HDBaseT)×1
制御信号 D-sub9ピン(RS-232C)×1、RJ-45×1、Control S
スピーカー -
使用電源 AC100V、50/60Hz
消費電力 464W
(待機時…標準設定15W・低設定0.5W)
383W
(待機時…標準設定15W・低設定0.5W)
外形寸法(W×H×D) 約460×169×515mm(突起部含まず)
質量 約16kg
本体キャビネットの色 グレー&ホワイト、ブラック(受注生産)
対応天吊り金具 FTB-M30
傾け可能な角度 360度(水平/垂直)
  • ※1出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911:2003データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書2に基づいています。
  • ※2カラー光束とはプロジェクターのカラーパフォーマンスを評価する測定方法です。カラー光束は製品を選択する場合に、カラーパフォーマンスを簡単かつ正確に評価する指標として活用できます。
  • ※3標準レンズ装着時。
  • ※4投写距離比は、スクリーン横幅を1とした場合の投写距離の比率です。
  • ※5数値は上下、左右をそれぞれ単独でシフトした場合です。両方シフトした場合はこれらの数値より狭くなります。
  • ※6HDCP信号には対応していません。

HDBaseT™および HDBaseT Alliancer ロゴは、HDBaseT Alliance の登録商標です。

市場推定価格(消費税を含みません)
『VPL-FWZ65』:83万円前後
『VPL-FWZ60』:68万円前後
※「市場推定価格」は、発売前の製品について、市場での販売価格を当社が推定したものです。なお、製品の実際の販売価格は、各販売店により決定されます。
■お客様からのお問い合わせ先

ソニービジネスソリューション㈱ 業務用商品相談窓口

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