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映像世界の未来に向かって進む。高画素だけではないα7R IVの魅力。

写真家 福田健太郎 氏

α Universe editorial team

誠実でありたいと願っています。 被写体に対してだけではなく、すべてにおいて。

僕は巡る季節の中で自然や風景の撮影を続けていますが、そこにはたくさんの動植物が存在し、その恵みを受けて生きています。 生命に溢れる世界にレンズを向けるとき、飾らずに真摯な気持ちでありたいと願うのは、自然なことではないでしょうか。 そう話す写真家の福田 健太郎氏の作品は、自然の持つ力を見る人に与えてくれる魅力がある。 今回はそんな福田氏にα7R IVの魅力についてお伺いした。

福田健太郎/写真家 埼玉県川口市生まれ。幼少期から自然や風景、その土地の暮らしと人に憧れ、18歳のときに写真家を志す。日本列島を主なフィールドに、生命に溢れる万物の姿を見つめ続けている。写真集・著書に「泉の森」、「春恋し -桜巡る旅」など多数。2010年より全国各地で写真展を毎年開催し続けている。 公益社団法人 日本写真家協会会員

僕はα7S IIIとα7R IVどちらのカメラでも写真と動画、両方を撮影していますが、α7S IIIは超高感度域の画質に優れているので、星空など暗所のシーンで撮影の幅を広げることが叶います。 それから、4Kで最大120pのハイフレームレート動画がカメラ内で記録できるのは魅力です。水の流れや木々が揺れ動く姿をスローモーションで印象的に見せたり、多彩な動画表現を可能にしてくれる面白さがあります。α7R IVとの2台体制ですから、α7S IIIは動画撮影で使う頻度が高いです。 そして、有効約6100万画素のセンサーを搭載するα7R IVは、写真撮影が主になります。 しかし、自然風景ではカメラを三脚に固定し、動かさずに安定した画面でしっかり見せたいときが多く、4K30pで記録することができるα7R IVは写真だけではなく動画撮影においても十分。 写真を撮って、そのまま動画モードに切り換えるだけですから、撮影のリズムはよくなります。 千載一遇の場面に出会い、失敗した、撮れなかったでは悔しいですよね。 どんな場面でも素早く、確実に撮影できるカメラを選びたいです。 こちらの作品は冬の季節、寄り添うサルの柔らかな毛をしっかりと再現しています。 α7R IVの機動力がこの瞬間の撮影をサポートしてくれました。

α7R IV,FE 70-200mm F2.8 GM OSS II 200mm,F3.2,1/6400秒,ISO400

高速・高精度AF、高速連写、光学式5軸ボディ内手ブレ補正も魅力ですが、576万ドットの高精細なファインダーは見やすいですし、ホールド感のあるグリップ形状で持ちやすいです。 AF-ONボタンやマルチセレクターは撮影時、常に触れるのですが、とても操作性がよいです。 あらゆる性能が優れているカメラほど失敗は少なくなり、楽に撮れます。ただ、多機能なカメラになりますから、使いこなすためのスキルは身につけなければなりませんね。 それと、小型軽量であることです。フットワークが犠牲になるのは避けたいですから。αのカメラ本体のラインアップは小型軽量で、それぞれの個性が光る機能・性能が高次元で両立している、バランスのよいカメラが揃っていると思います。 次の作品もα7R IVで撮影した紅葉風景です。 柔らかな光の中、繊細な秋の風景をα7R IVは見事に届けてくれました。

α7R IV,FE 70-200mm F2.8 GM OSS II 123mm,F16,5秒,ISO100

自然風景の被写体は小さなものの集まりであることがほとんどです。 有効約6100万画素のセンサーを搭載するα7R IVは、微細な部分のディテールを克明に再現し、硬い柔らかいなどの質感をきっちり届けてくれます。さらにダイナミックレンジが広いことで滑らかな階調で豊かに再現し、自分の目で見たとき以上のリアルな世界を描き出してくれます。 高画素機であることがα7R IVならではの一番の魅力になりますが、α7R IIIからの画素数アップにやはり目を引きます。しかし、スペックシートには表れない、ボタンの材質や形状、押し込んだ際の感触など、細かな点がブラッシュアップされています。撮影する上での快適さが向上していることもα7R IVの魅力です。 撮影に持って行った望遠レンズの焦点距離では足りなくて、もう少しアップで写したいと思うときがあります。そんな時はAPS-C/Super 35mm記録モードに切り換えます。 次の作品もAPS-C/Super 35mm記録モードでクロップ撮影したことで、近づくことができない風景を画面に大きく写すことができました

α7R IV,FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 600mm相当,F8,1/6秒,ISO200

有効約6100万画素もあると、APS-Cサイズにクロップしても最大約2600万画素ですので、とても余裕があります。この点もα7R IVの強みですね。 スタミナ性能としても、撮影時に電池の減りが早いなとはまったく感じていません。高容量バッテリーと省電力に配慮されたカメラだからでしょう。電池の持ちには十分満足しています。残量を気にしながらでは集中できなく、撮影に支障が出ますよね。 こちらの作品は、冬の上高地。約1時間30分、歩くことで出会えた風景です。冬の澄んだ空気をクリアにα7R IVでおさめることができました。

α7R IV,FE 24-70mm F2.8 GM II 39mm,F8,1/80秒,ISO100

α7R IVの実力を最大限に引き出し、携行性も考えた場合、いろいろな交換レンズで撮影してきましたが、僕の答えはG Master。その中の大三元と呼ばれる大口径F2.8のズームレンズ3本になります。大きなサイズの印刷物に写真を使用しますし、シャープでリアルな描写の写真が好まれ、仕事道具として考えるとこの組み合わせになります。 こちらの作品はFE 70-200mm F2.8 GM OSS IIで撮影した作品です。輝度差の激しい場面でも、シャドー、ハイライトどちらもしっかりとデータに残っていて、α7R IVのダイナミックレンジの広さ・階調性能が見てとれます。

α7R IV,FE 70-200mm F2.8 GM OSS II 99mm,F11,1/50秒,ISO100

ただ、純粋に楽しみたいときには、FE 50mm F1.2 GMとか。目で見る世界とはまったく異なる空間に誘ってくれる魔法のようなレンズに惹かれます。

α7R IV,FE 50mm F1.2 GM 50mm,F1.6,1/1000秒,ISO100

それから、高精細な写真を生み出すには、微かな振動も防ぎたいですから、ワイヤレスリモートコマンダーのRMT-P1BTは手放せません。紐を通して首にぶら下げています。 また、α7R IVでも高感度域の画質は良く。明るいレンズを組み合わせて、肉眼以上の星空を写すこともできます。

α7R IV,FE 14mm F1.8 GM 14mm,F1.8,20秒,ISO3200

最後になりますが、僕がαを使い続けるのは、シンプルに、使いやすくて信頼のおけるカメラだからです。 それに、写真と動画。映像世界の未来に向かって、αのシステムは進んでいると感じています。僕の心をくすぐるのです。ワクワクさせるところも好きで、ずっと使い続けています。

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