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写真家 魚住誠一氏函館ポートレート プロジェクト
With SILENT SIREN

魚住誠一氏が仕掛けたプロジェクト。それは美しい街並で有名な函館で、素敵なポートレートを撮ること。人気ガールズロックバンド「SILENT SIREN」のメンバーをモデルに撮りおろされたポートレートを是非ご覧ください。

α Universe editorial team

こんにちは。写真家のウオズミです。 いきなりですが、ウオズミがカメラを構える時、その大半はお仕事です。ですからそこには“撮らなければいけないカット”という縛りがあります。まぁ仕事ですから当然のことです。でも時々ですが、たまにウオズミの心の奥で「とことん自由なポートレート撮影がしたい!」という気持ちが主張し始める時があります・・・(笑)今回はそんな気持ちが高じて、実際にやってしまった“函館ポートレート プロジェクト”についてお話しします。

「函館に魅せられて」

皆さん!函館はご存知ですか?もちろん知ってますよね。そうです北海道の函館、あの美しい街並みで有名な観光地です。そして実はウオズミがこの1年くらい、日本で一番心惹かれている街でもあります。観光ガイドではありませんので、○●が美味しいとか■◆の歴史ある建造物が・・・なんてお話はしませんけどウオズミにとって本当に心地よい街。それが函館です。特に目的が無くても、ぼんやりと過ごせてしまうそんな感じです。なので、ふらりと訪れオフを楽しめればそれで良いわけですが、そんな時に限って先ほど話した「とことん自由なポートレート撮影」への欲求がふつふつと・・・(笑) そんなわけで、この街をテーマにポートレートを撮ったら、きっと素敵なことが起きる!漠然とですがそう感じたウオズミは、いてもたってもいられなくなり仕事とは全く関係無く、必要経費は全て自費で行動を開始しました。 “函館ポートレート プロジェクト”のスタートです!

被写体になってくれるモデルさんも、あくまでオフモードでウオズミにお付き合いいただいたという感じで、この1年くらい何人かのモデルさんを撮っては、函館の地元のお店などで写真のお披露目会のようなことをしてきました。

「SILENT SIREN」

そんな風に、函館でのポートレート撮影をあくまでプライベートモードで楽しんでいたのですが、ふと「この活動をもっと多くの人に知って欲しい!せっかくなら数多くのポートレートファンの方に知って欲しい!」と思い立ち、今回、モデルになっていただく方もちょっと本気モードで、別なお仕事で撮影したことがある「SILENT SIREN」にお願いすることにしました。もちろんメンバー4人全員です!

<SILENT SIREN オフィシャルサイトはコチラ>
http://silent-siren.com/

ご存知のかたもいるかと思いますが、彼女たちは4人組のガールズロックバンドで、メンバー全員がモデル出身ということでポートレートの被写体としてもピッタリな方々です。 普段はライブフォト中心の彼女達ですが、そこはウオズミが撮るわけですから、ミュージシャンとしての彼女達とは異なる魅力を、函館の美しい街の中で思う存分、撮ってきました。 それでは前置きがかなり長くなりましたが、是非 「SILENT SIREN × 函館ポートレート」をご覧ください!

MODEL: SILENT SIREN ひなんちゅ
α7R III,FE 85mm F1.4 GM
MODEL: SILENT SIREN ひなんちゅ
α7R III,Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
MODEL: SILENT SIREN すぅ
α7R III,Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
MODEL: SILENT SIREN すぅ
α7R III,FE 85mm F1.4 GM
MODEL: SILENT SIREN あいにゃん
α7R III,Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
MODEL: SILENT SIREN あいにゃん
α7R III,FE 85mm F1.4 GM
MODEL: SILENT SIREN ゆかるん
α7R III,Planar T* 50mm F1.4 ZA
MODEL: SILENT SIREN ゆかるん
α7R III,Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

そして、先ほど述べたとおり多くのポートレートを撮るかたに見てもらいたいと思い、2018.6.20発売のデジタルカメラマガジンや月刊カメラマン、アサヒカメラなどのカメラ専門誌にも掲載していただきました。 もし店頭で見かけた際には、手にとってご覧いただけたら嬉しいです。

「α7R III」

そして、改めてこのカメラが素晴らしいなぁと思ったので少々。 先ず今回のように終日屋外での撮影という場合バッテリーの持ちは重要ポイントです。撮り始めたら一気に撮り続けたいウオズミにとって、バッテリーの残りを気にしながらというのはストレスです。結果α7R IIIは、とにかく余裕でした。予備の1個で間に合ってしまいました。 それとフォーカスエリアの広さです。ポートレートに限る話ではないですけど、これが広いということは、引きだろうと寄りだろうとどのように構図を追い込んでも、顔、瞳、睫毛に合わせられるということです。約4200万画像という高い解像度なので合焦したところの細密度も抜群で、追い込み甲斐があるというものです。

ウオズミがカメラに求めることって「写りが良い!」というのは端的に言えばそうなんですが、何よりも撮影に集中させてくれるリズムを途切れさせないという部分です。バッテリーが長持ちすることも、カメラのフォーカスエリアが広いことも、いずれも撮影に集中させてくれる重要なポイントだと思います。 そして集中と同じことにもなりますが、撮影に没入させてくれること。つまり“ファインダー”の見やすさも大切です。 ウオズミは初代7Rから使っています。あの頃ミラーレスを使っていると「光学ファインダー vs 電子ファインダー」という話題(要は光学ファインダーが素晴らしい!という話)をよく見かけました。まぁ確かに初代の頃は、光学ファインダーが良かったとウオズミも思います。しかし少なくともウオズミは、この7R IIIのファインダーで一切の不満は無くなりました。先代の7R IIでかなり初代から進化はしてはいましたが、今回の撮影のような屋外時に、実際の明るさとの差でちょっと違和感を感じることもありましたが、それもすっかり無くなり、自然で実際に見ている明るさで表示されていると思います。撮影する道具として大事な部分を、しっかり押さえてきてることを実感しました。 なおレンズについて。これは感性の部分もありますけどでもポートレートを愛されるあなたには“Planar T* FE 50mm F1.4 ZA”と“FE 85mm F1.4 GM”を、ウオズミは心からお勧めします。この2本のレンズは本当に素晴らしいですよ! そうです。お気付きの通り今回の写真は全てこの2本のみで撮らせていただきました!(笑)

というわけで、素敵な被写体、良いカメラのおかげでウオズミが思い描いた「大好きな函館の街で素敵なポートレート!」という願いが叶いました。 最後に。これを読んでいただいたポートレートファンの方の何人かでも、「あの街であんなポートレートを撮ってみたい」とウオズミと同じように思い描いてくれたら嬉しいです。大阪かもしれませんし、名古屋かもしれません。あなただけが知っている、とある地方の村なのかもしれません。ポートレートは、モデルさんさえ居ればいいというものでもありません。撮影する、その街その場所だけが持っている空気感もきっとあなたの写真に力をくれます。 因みに何処も思い浮かばなかった方は是非「函館」へ!お勧めです。 それではまた。ウオズミでした。

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