商品情報・ストア Feature 空間そのものを映像化する先端技術で変わる5G時代のエンタメ『いきものがかり「WHO?」Special Experience in Sony Store』

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空間そのものを映像化する先端技術で変わる5G時代のエンタメ
『いきものがかり「WHO?」Special Experience in Sony Store』

5Gなど通信テクノロジーの進化や、VR・AR・MRなどxR技術の台頭によって、私たちを取り巻くエンターテインメントの世界は大きな変貌を遂げています。ソニーが開発中のVolumetric Capture(以下、ボリュメトリックキャプチャ)技術は、実世界空間をまるごと撮りこみ、後から自由に視点を動かして視聴することを可能にする自由視点映像技術の1つ。この技術を実際に体験できる展示会『いきものがかり「WHO?」Special Experience in Sony Store』を3月15日(月)〜4月4日(日)の期間、全国のソニーストアで開催しています。ボリュメトリックキャプチャ技術を使ったARライブ映像や、空間再現ディスプレイを展示している現地の模様をレポートしてきました。
※開催場所:ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神

思うがままのアングルでライブを楽しめる「自由視点映像技術」に驚愕!

ソニーストア 銀座のあるGINZA PLACEの入口で、今回のイベントのポスターが出迎えてくれます。

今回、訪れたのはソニーストア 銀座です。5階フロアに入ると、3月15日にメジャーデビュー15周年を迎えたいきものがかりが出迎えてくれます。ニューアルバム「WHO?」をモチーフにしたポスターや、「BAKU」のミュージックビデオでも登場した衣装展示、デビュー曲「SAKURA」のコラボレーション企画展示など、いきものがかりの世界観で満たされた空間となっています。2020年8月2日にソニーのボリュメトリックキャプチャ技術を使用し世界初の生配信をした『いきものがかり Volumetric LIVE 〜生きる〜』が、その圧倒的な映像体験で話題となりました。今回はそのライブ映像を「Xperia」を用いたAR(拡張現実)ライブや、空間再現ディスプレイで体験できるとのこと。「空間再現ディスプレイってなんだ!?」と期待を胸に、さっそく体験しました。

「BAKU」のMVで使われた実際の衣装と、いきものがかりボーカルの吉岡聖恵さんがご自宅で使用されているマイクが展示されています。

2020年8月11日に配信された『いきものがかり Volumetric LIVE 〜生きる〜』の映像。

ARライブの視聴は、映画とほぼ同じ比率の21:9シネマワイド(TM)ディスプレイが特徴のXperia初5G対応機種「Xperia 1 II(XQ-AT42)」で行います。ヘッドホンは「WH-1000XM4」か「WF-1000XM3」、イヤホンは「WI-1000XM2」から選べます。実際に装着して、「Xperia」の専用アプリを起動。スクリーンを長押しして、カメラをマーカーに向けると、コンテンツが再生されます。

スマートフォンの位置を変えると、様々な角度から「いきものがかり」の3人を鑑賞できます。

画面の中にARで現れたのはいきものがかりの3人。ライブ配信「いきものがかり Volumetric LIVE 〜生きる〜」でも披露した「生きる」の演奏がスタートします。「自由視点映像技術」で撮影された映像のため、スマートフォンを動かすことであらゆる角度から鑑賞することが可能。と、言葉で説明を受けただけではピンときませんが、実際に試してみると驚きます。

ARライブの最後では、3人のまわりを桜の花びらが舞い散ります。ぜひ、会場で確認してみてください。

正面から、横から、真上からと、アングルは思うがまま。遠ざかったり、近づいたりも自由です。テレビの音楽番組などでは、カメラのスイッチングはテレビ局に任せるのみでしたが、自分の感覚であらゆる角度から鑑賞できるので、目の前でミニチュアのいきものがかりが自分のために歌い、演奏してくれているような臨場感を味わえます。ソニー独自開発の高音質ノイズキャンセリング技術を使った「WH-1000XM4」により没入感が高められることで、さらに目の前で繰り広げられるライブ映像に引き込まれます。音源をハイレゾ級の音質にアップスケーリングする「DSEE Extreme」による高精細なサウンドも、ライブの臨場感を高めてくれます。

ARなので、手にひらに「いきものがかり」のメンバーを乗せるという遊びもできます。

これまでのAR(拡張現実)コンテンツは3DCGを鑑賞するものという印象がありましたが、ボリュメトリックキャプチャ技術を使えば実写映像をARにできるので、今回体験したようなライブ配信など、映像体験の可能性がグンと広がりそうな期待が高まりました。映像の最後には、いきものがかりの周囲に桜が舞い散る演出がありましたが、実写+CGの組み合わせにも期待できそうです。

まだアプリは試作段階とのことですが、近い将来に5G通信を利用して自宅でARライブを体験できる日が訪れるかもしれません。

触れられそうなほどリアルに感じる立体映像体験

続いて体験したのは、「空間再現ディスプレイ」です。椅子に座ってディスプレイを見ると、先ほどARで鑑賞したライブ映像が再生されています。驚くのは、映像がまるでいきものがかりの3人が目の前にいるかのように浮かび上がって見えること。数年前に、専用のグラスを着けて鑑賞する3D映画が流行りましたが、空間再現ディスプレイは、そういったグラスやヘッドセットなしで、立体的な映像を鑑賞することができます。

見る角度によって映像が変化するという不思議な体験が味わえます。

スタイリストの方に伺うと、ディスプレイの上部についているカメラが、椅子に座った人の視線をトラッキングして、立体視されるように映像をコントロールしているそうです。あまりの臨場感に、目の前で動く「いきものがかり」に触れられるのではないかと、ついつい画面に向かって手を伸ばしてしまいそうになります。子どもだけでなく、大人心もくすぐるテクノロジーですね。ARライブ配信同様、未来の映像体験の可能性を広げてくれそうです。バーチャルが現実を追い越していくような感覚にワクワクしました。

デジタルやアナログでソニーの高音質オーディオ機器を味わう

そのほか、ショールーム会場では「いきものがかり」の楽曲を通じて最新のソニー製品を体験できる展示がいろいろと用意されています。最新の「Xperia 1 II(XQ-AT42)」やウォークマンと、高性能ヘッドホンを組み合わせて「いきものがかり」の新曲などが楽しめるコーナーでは、ノイキャンヘッドホン「WH-1000XM4」とハイレゾの実力に圧倒されました。

「WH-1000XM4」と「Xperia 1 II(XQ-AT42)」の組み合わせで、いきものがかりの楽曲を最高の音質で楽しめます。

ヘッドホンを装着すると、周囲の喧騒が遥か彼方に遠ざかり、凛とした静寂が訪れます。実際に「BAKU」を視聴してみると、そのスピーディーかつドラマティックな楽曲の魅力を余すところなく味わえると同時に、音に集中できるためいきものがかりの世界観にグイグイと引き込まれます。また「Xperia 1 II(XQ-AT42)」はソニー独自のオーディオチューニングで、演奏者が前の前にいるような空気感まで味わうことができます。ハイレゾ視聴にも対応しているため、「WH-1000XM4」による没入感に加えて、今までに体験したことのないような高音質に圧倒されました。

アナログレコードの深みのある音をグラスサウンドスピーカー「LSPX-S2」が高いレベルで再現してくれます。

ここ数年、若者を中心にレコードやカセットテープなど、アナログメディアのリバイバルが起きていますがレコードでも発売されたということで、アナログレコード視聴体験コーナーも用意されていました。レコードプレーヤーで再生した音は、Bluetoothを通じて有機ガラス管を使用したグラスサウンドスピーカー「LSPX-S2」で再生されます。アナログならではの温かい質感やリアルなサウンドを堪能することができました。

「いきものがかり」の楽曲を通じて新しい映像・音楽体験を味わう

5GやVRなどのトレンドワードとなっているテクノロジーが、実際に私たちの生活にどのような楽しみをもたらしてくれるのか。普段の生活の中ではなかなかイメージができませんでしたが、今回の『いきものがかり「WHO?」Special Experience in Sony Store』を通じて、身をもってその可能性を実感することができました。

ARライブを自宅で体験できる日が待ち遠しくなりました。

ARライブ配信や空間ディスプレイ、そしてボリュメトリックキャプチャ技術は、まさに今試験中といった感じでしたが、今後実用化されていくことで、私たちはいつどこの空間にいても、現実を凌駕するような素晴らしい映像体験を味わうことができるはずです。そこに今回体験したようなハイクオリティなヘッドホンや、音楽プレーヤーが組み合わさることで、ライブなどの音楽体験も飛躍的に進化をしていくでしょう。

「いきものがかり」ファンの皆さんのみならず、エンターテインメントの未来を覗き見してみたい方は、ぜひ全国のソニーストア各店舗で体験してみてください!

「いきものがかり」仕様のオシャレなオリジナルスプレーボトルが抽選でもらえます。

今回のイベントではプレゼントキャンペーンを実施しています。イベント開催期間中、店舗のフォトスポット・ARライブ等の写真を、ハッシュタグ「#いきものがかり_WHO_ソニーストア」でSNS(Twitter、Instagram)投稿すると、抽選で1,000名様に『いきものがかり「WHO?」オリジナルスプレーボトル』がその場でプレゼントされるとのこと。こちらもぜひトライしてみてください!

※投稿画面を店舗スタッフにご提示ください
※数に限りがございますので予めご了承ください

いきものがかり「WHO?」Special Experience in Sony Store
開催場所:ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神
期間:2021年3月15日(月)〜4月4日(日)

 

ソニーストア直営店舗ではさまざまなイベントをやっています。
イベントスケジュールは各店舗ページでご確認ください。

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