商品情報・ストア Feature αのいろいろなレンズをお試し!αアカデミー講師と共に行く蓮の花撮影会@上野不忍編

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αのいろいろなレンズをお試し!αアカデミー講師と共に行く蓮の花撮影会@上野不忍編

もっときれいな写真を撮りたい、もっと使いこなしたい、こういうときどう撮ればきれいに撮れるんだろう、とは誰しも思うもの。また、被写体に対して、どのレンズを使えばいいかわからない、レンズの性能の違いを試してみたいが、値段が高くてなかなか手が出せない、そんな人も多いのではないでしょうか。ソニーストア 銀座では、αボディおよびαレンズをソニーストア 銀座で購入したことがある方を対象に、ボディやレンズをお試しできる無料のイベントを開催しています。
今回参加させてもらったのは「レンズお試し」イベント。お試しできるαの望遠レンズで「上野不忍に咲く蓮の花」、広角レンズで「周辺スナップ」を、ソニーストア 銀座のαアカデミー講師にコツを教えてもらいながら撮影できる、というイベントです。カメラを購入したばかりで撮影のコツを知りたい方から、いろいろなαのレンズをお試ししたい方まで、カメラファンが集ったイベントをレポートします。

それぞれに特徴のある
3つのレンズがお試しできた

参加者はレンズをその場で借りて撮影。

この日用意されたレンズは、望遠ズームの「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」、単焦点で非常にボケがきれいな「FE 135mm F1.8 GM」、そしてじっくり寄って撮るための望遠マクロ「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」の3本です。
蓮の花をアップで撮るには望遠レンズが不可欠、ということで望遠系の3本が用意されました。
天気予報では雨もありそうでしたが、それはなんとか回避。ときどき晴れ間が覗く暑い夏の曇天という天気の中、O講師がタブレットを撮りだして今回のコツを教えてくれます。
蓮の花が咲いているポイントへ移動し、撮影開始。自前のレンズで撮る方や、レンズを借りて撮る方などみなさんさまざまです。

柔らかさが出せる「前ボケ」で撮影した蓮の花

さっそく私も蓮の花を撮影してみました。まずは、前ボケを意識。前ボケはカメラのすぐ近くにあるものをわざとぼかして入れることで立体感や柔らかさを出す技。レンズに近ければ近いほど大きくぼけて、その色だけがふんわりと残ります。
今回は、カメラのすぐ近くにあった葉を前ボケでいれて撮影してみました。右手前のふわっとした緑色がそうです。
レンズは70-300mm。300mmで花を撮ると前も後ろも大きくぼけますし、望遠ですと背景も整理できますから、緑の中にハスの花がふんわり浮かび上がるような写真を撮れます。

手軽に前ボケを作る裏技「色紙」登場

色紙を用いた前ボケを実践

さらに「裏技」も教えていただきました。それが色紙。レンズにくっつけるくらいの位置に色紙を、メインの被写体を隠さない程度において思い切りボカしてやることで、「色だけがふんわり」と残るのです。これはなかなか実践的。ちょっとした工夫です。

理想の写真を撮るために、
「クリエイティブスタイル」を使い分ける

個人的に目から鱗だったのが、クリエイティブスタイルの使い方。
αシリーズは撮った写真をどんな雰囲気に仕上げるかをあらかじめセットされた「クリエイティブスタイル」で変更できます。普段は「スタンダード」でokですが、O講師が勧めたのは「ビビッド」と「ポートレート」。
「ビビッド」は被写体をくっきりと鮮やかに撮ることができ、ピンクがきれいな蓮の花を撮るのにぴったり。
「ポートレート」は文字通り人物用のセッティング。肌を柔らかく自然な色で再現するセッティングです。
O講師によると「ポートレートだと柔らかい雰囲気で撮れる」からレンズのボケの良さを生かしてふわっと撮るときに適しているとのこと。
今回私が撮った写真も「ポートレート」にしてみました。

135mm F1.8でふわっとボケるイメージで狙ってみました

135mm F1.8という単焦点の望遠レンズで撮ったのがこちら。F1.8を絞り開放で使うと実にふわっときれいにボケてくれます。特にピントが合った箇所から徐々にボケていく感じがたまりません。さらに、背景は大きくボケるので、蓮の花が柔らかく浮かび上がります。ポートレートモードで色を強く出しすぎず、柔らかく仕上げると実にきれいですね。
70-300mmの望遠でぐっと寄るか、135mm F1.8で柔らかいボケを楽しむか。
F1.8ですとピントが浅くてAFが難しくなりますが、柔らかいボケを出すには、絞り開放で撮るのがおすすめということでした。

ファインダー(EVF)と背面モニタの
使い分けに納得

今回参加して感心したことがもうひとつ。
αシリーズ(α5100を除く)は、ファインダー(EVF)と背面モニタを持っています。多くの人はファインダーは撮影するときに覗くもの、背面モニタは撮影するときと再生するときに見るもの、と思っていることでしょう。
ファインダーを覗いて撮ると撮影に集中できますし、外光が入らないので晴天下でもくっきり見えます。
ですがO講師のおすすめは、撮るときは背面モニタ、再生するときはファインダー、なのです。

背面モニタを使うことで、より自由な姿勢で撮ることができる

背面モニタを使うと、角度的に難しいものや撮影しづらいポイントにあるものでも、ファインダーを覗いたときより自由な姿勢で撮れるので、画角や構図を意識することができます。
また、昼間の屋外では背面モニタで再生しても外光が反射してどうしても見づらくなるので、ファインダーを覗いた方が撮影した写真がくっきり鮮やかに見えます。特に、色や明るさを見るにはファインダーの方がいいなと感じました。
参加者が「こういう写真はどうでしょうか」とO講師に見てもらうと、Oさんはファインダーを覗いてアドバイスしてくれます。
体験会に参加する良さとして、持ってないレンズを試せることのみならず、実践的なアドバイスをたくさん受けられる、という点もあります。

レンズ選びに迷ったら、
ソニーストアでコンサルティングを受けてみよう。

さて、イベントレポートは以上になりますが、最後に強く感じたことを2つ。
ひとつは、こういうイベントに出席することで「写真仲間」ができる良さ。
ソニーストア限定イベントは、対象であれば無料で参加できることも多いので、何度も参加している方もいらっしゃいます。そうすると顔見知りになり、互いに写真を見せ合ったり写真談議をしたりできます。
同じ場所で同じものを撮っても同じ写真にはならないのがカメラの面白さですから、アドバイスを受けつつ他の人と一緒に撮り歩く、というのは非常に有意義で写真も上達しやすいです。
もうひとつは、他の参加者の方もこういうイベントに参加されるだけあって、撮られる写真がよい。写真を見るだけで楽しんで撮影しているのが伝わってきます。
ソニーストア 直営店舗ではさまざまなイベントを行っており、参加した方の作品は「α cafe」で見ることができます。ぜひご覧になってみて下さい。
詳しくはこちら

ソニーストアで購入することで、購入時にアドバイスを受けられたり、今回のようなストア購入者限定イベントに参加できるという良さがあります。まずはコンサルティングを受けるだけでもより関心が深くなると思うので、気軽にソニーストアに足を運んでみてください。

ソニーストア 直営店舗でのイベントスケジュールは各店舗ページでご確認ください。

ソニーストア直営店舗