【DPT-CP1 / DPT-RP1 / DPT-S1】
デジタルペーパーに取り込んだPDFファイルのフォントが
正しく表示されないケースについて

PDFファイルの容量をできるだけ小さくするために、稀にフォントデータを埋め込まずにPDFファイルが作成される場合があります。
例えば、帳票システムなどで大量のドキュメントを生成・出力する場合や、ページ数の多いPDFファイルをできるだけ小さい容量にしたい場合などです。
このようなPDFファイルをデジタルペーパーに取り込んだ場合、正しく表示がされない場合があります。

【何故、フォント埋め込みなしのPDFを取り込むと正しく表示できないのか?】

フォントデータが埋め込まれていないPDFファイルをデジタルペーパーに取り込んだ場合、PDFファイル上にフォントデータが存在しないため、デジタルペーパーは本体にあらかじめ内蔵されている「代替フォント」から、近いものを自動的に割り当て、表示します。

この時、元のフォントと「代替フォント」のデザイン上の差異が大きい場合、結果として違うデザインのフォントが表示されたり、表示ズレや文字化けなどが発生する場合があります。

フォント埋め込みなしのPDFファイルがPC上で正しく表示されるのは、そのPC上に対象のフォントデータが存在するからです。

※ PC上にフォントデータが無ければ、デジタルペーパー同様の事象が発生することになります。

【例】フォント埋め込みの有無が、デジタルペーパーに取り込んだ時の表示にどう影響するのか、サンプルのPDFファイルを作って実際に取り込んでみました。

フォントデータ埋め込みありの場合

「HGP 行書体」で記述されたサンプルPDFファイルです。
フォントデータが埋め込まれているので、正しく行書体で表示されています。


※ 写真のデジタルペーパーはDPT-S1です。

フォントデータ埋め込みなしの場合

上記と同じPDFファイルを「フォントデータ埋め込みなし」で生成したPDFデータです。
デジタルペーパーの「代替フォント」には行書体がない為、異なるデザインのフォントで表示されています。また文字間のスペースにバラつきやズレが生じています。


※ 写真のデジタルペーパーはDPT-S1です。

【対処方法】

デジタルペーパーに取り込むPDFファイルは、基本的に「フォント埋め込みがされている」PDFファイルを取り込んでいただくことをお勧めします。

【ご参考】
Adobe 「Acrobat Pro」で、PDFファイルのフォントデータ埋め込みの有無を確認する方法

  1. 該当のPDFファイルをAdobe「Acrobat Pro」で開く。
  2. 「ファイル」メニューから「プロパティ」を選択し、「文書のプロパティ」を開く。
  3. 「フォント」タブを選択し、文書に使われてるフォントの一覧を表示。
  4. (埋め込みサブセット)の記述の有無を見て、フォント埋め込みの有無を確認します。

※ 詳細につきましては、ご使用のAdobe「Acrobat Pro」のヘルプ等のマニュアルをご参照ください。