プレスリリース

2016年10月4日
  • 新商品

ワイヤレスでも圧縮音源をハイレゾ相当※1で楽しめる
業界最高クラス※2ノイズキャンセリング性能の『MDR-1000X』など、ヘッドホン7機種発売

〜JEITA統一規格φ4.4mmバランス接続対応ポータブルヘッドホンアンプ、ケーブルも同時発売〜
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『MDR-1000X』(左からブラック、グレーベージュ)
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット『MDR-1000X』
(左からブラック、グレーベージュ)
「外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)」(左)と、「クイックアテンション」(右)を使用中の着用イメージ
「外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)」(左)と、
「クイックアテンション」(右)を使用中の着用イメージ

ソニーは、ワイヤレス使用時でも圧縮音源をハイレゾリューション・オーディオ(ハイレゾ)相当にアップスケーリング※1することで高音質再生が楽しめ、かつ業界最高クラス※2のノイズキャンセリング性能も実現した 『MDR-1000X』や、重低音をワイヤレスで快適に楽しめるEXTRA BASS™(エクストラベース)シリーズなど、4機種のBluetooth®対応ワイヤレスモデルを含む計7機種のヘッドホンを発売します。ワイヤレスモデルのラインアップを強化し、空港や駅などノイズのある環境やスポーツ時など、さまざまなシーンに合わせたワイヤレスリスニングをご提案します。また、JEITA(電子情報技術産業協会)の統一規格であるφ4.4mmバランス接続に対応したポータブルヘッドホンアンプ、ヘッドホンケーブルも同時に発売します。

商品名 型名 カラー 発売日 価格
ワイヤレスノイズキャンセリング
ステレオヘッドセット
『MDR-1000X』 ブラック、
グレーベージュ
10月29日 オープン価格
ワイヤレス
ステレオヘッドセット
『MDR-XB80BS』 ブラック、
ブルー、レッド
『MDR-XB70BT』
『MDR-XB50BS』
密閉型
インナーイヤーレシーバー
『XBA-N3』 -
『XBA-N1』
ステレオヘッドホン 『MDR-1A Limited Edition』 マットブラック
ポータブルヘッドホンアンプ 『PHA-2A』 -
ヘッドホンケーブル 『MUC-S12SB1』など4種類
(詳細は後述)

『MDR-1000X』は、CD音源やMP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリング※1する独自技術DSEE HX™を、ソニーのヘッドホンとして初めて搭載しました。これにより、お手持ちのスマートフォンや音楽プレーヤーに入っているハイレゾではない音源も、ハイレゾ相当※1の臨場感あふれる高音質でお楽しみいただけます。また、ハイレゾ対応オーディオ伝送技術LDAC™(エルダック)で、対応する機器から送られたハイレゾ音源を、ハイレゾ相当※3の高音質で再生可能です。
ノイズキャンセリング機能では、これまで長年培った技術とノウハウをもとに数々の改善を図り、業界最高クラス※2の性能を実現しました。新開発の「パーソナルNCオプティマイザー」により、頭の形や髪型、メガネ装着の有無など、個人の状態に合わせて最適なノイズキャンセリング性能を発揮し、音楽に存分に浸れる環境を生み出します。さらに、周囲の音を取り込みながら音楽を楽しめる「外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)」と、右側のハウジングにあるタッチセンサーコントロールパネル全体を手で触れているときのみ周囲の音を取り込む「クイックアテンション」も搭載しました。これにより、駅や車内でのアナウンス時などでも、ヘッドホンを外す手間なく周囲の音を聞くことが可能です。これらの体験は、新開発したSENSE ENGINE™※4により実現しています。
また、迫力の重低音を再生するEXTRA BASSシリーズから、スポーツシーンにフォーカスした『MDR-XB80BS』、『MDR-XB50BS』と、日常使いに便利なネックバンドスタイルを採用した『MDR-XB70BT』のワイヤレスステレオヘッドセット3機種や、ハイレゾ対応密閉型インナーイヤーレシーバー 『XBA-N3』、『XBA-N1』、加えて2014年10月発売以来ご好評いただいているステレオヘッドホン『MDR-1A』の限定モデル『MDR-1A Limited Edition』も同時発売します。
さらに、JEITA統一規格であるφ4.4mmのヘッドホンバランス端子を採用したハイレゾ対応ポータブルヘッドホンアンプ 『PHA-2A』や、φ4.4mmバランス標準プラグ採用の『MUC-S12SB1』、『MUC-M12SB1』などヘッドホンケーブル4種類も発売します。

  • ※1:SBC/AAC/aptXのコーデックによるBluetooth接続時。LDACによるBluetooth接続や有線接続の際は無効。
  • ※2:ノイズキャンセリングヘッドホン市場において。2016年9月1日時点、ソニー調べ。JEITA基準に則る。
  • ※3:LDACの伝送レート990kbps選択時。
  • ※4:“SENSE ENGINE”は、音楽や周囲の音といった「すべての音」の聞き方を、ユーザーの好みに合わせてデザインできる、ソニー独自の音声信号処理技術や解析技術を統合したテクノロジーです。
『MDR-1000X』の主な特長
1. ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質

CD音源やMP3など圧縮音源をアップスケーリングし、サンプリング周波数とビットレートを最大96kHz/24bitまで拡張※1するDSEE HXを、ソニーとして初めてヘッドホン本体に搭載しました。お手持ちの音楽プレーヤーやスマートフォンがハイレゾ音源に非対応でも、臨場感あふれる高音質で再生できます。さらに、従来※5のBluetoothの最大約3倍の情報量を対応機器から伝送できるLDACで、ワイヤレスでもハイレゾ音源をハイレゾ相当※3の高音質でお楽しみいただけます。

  • ※5:Bluetooth A2DPのSBC(328kbps,44.1kHz時)。
2. 音楽に存分に浸ることのできる、業界最高レベル※2の性能を実現したノイズキャンセリング技術
個人の装着状態に合わせてノイズキャンセリング性能を最適化する「パーソナルNCオプティマイザー」

試験信号音を再生し、頭の形や髪型、メガネ装着の有無など、ヘッドホン装着時の個人差を検出。ユーザーそれぞれに最適なノイズキャンセリング性能を発揮します。

デュアルノイズセンサーテクノロジー

ハウジングの内側と外側に配置された2つのセンサーでノイズを集音し、DNC(デジタルノイズキャンセリング)ソフトウェアエンジンで、騒音を打ち消す効果のある信号を高精度に生成、ノイズを低減します。

環境に合わせて最も効果的なノイズキャンセリングモードを自動で選択

周囲の騒音を常に分析し、3つのノイズキャンセリングモードから最も効果的なモードを自動で選択する「フルオートAI(Artificial Intelligence)ノイズキャンセリング」を搭載しました。電車の走行音や航空機のエンジンノイズ、オフィスの空調機器の音など、周囲の環境に合わせて騒音を低減できます。

3. 音楽を楽しみながらも周囲の音が聞ける、「クイックアテンション」と「外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)」
クイックアテンション
クイックアテンション

ノイズキャンセリング機能使用時でも、右側のハウジングに搭載されたタッチセンサーコントロールパネルの全面を手で触れている間のみ、一時的に音楽の音量を絞り、周囲の音を取り込みます。緊急のアナウンス時など、周りの状況をすぐに把握したい際や、コンビニエンスストアでの会計時など、とっさに会話をする際に効果的です。

外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)
外音取り込み機能(アンビエントサウンドモード)

音楽を楽しみながらも、周囲の音に気付くことが可能です。シーン別に使い分けができる2つのモードを搭載しました。ノーマルモードでは、音楽を聴きながらも環境音を取り込むことができるので、周囲の音に気付かなければならない駅や空港などでもヘッドホンで音楽を楽しむことができます。ボイスモードでは、不要な騒音は低減しつつも人の声やアナウンス等をピックアップして取り込むことができるので、電車内や航空機内など、ノイズが常に発生している環境でも、音楽に浸りつつもアナウンスに気付くことができます。

4. 直感的な操作を可能にするタッチセンサーコントロールパネル搭載
直感的な操作を可能にするタッチセンサーコントロールパネル搭載

右側のハウジングへのタッチ操作で、音楽再生/一時停止、音量調節などが可能※6です。お手持ちのスマートフォンとBluetoothで接続すると、Google Now™※7やSiri®※8などスマートフォンの音声アシスタント機能もタッチ操作で簡単に起動できます。

  • ※6:タッチセンサーコントロールパネルでの音楽再生/一時停止、音量調整などの操作は、Bluetooth時のみ有効です。
  • ※7:スマートフォンの仕様やアプリバージョンにより対応しない場合があります。Google Now™は Google Inc. の商標です。
  • ※8:Siri®は、Apple Inc.の商標です。
『MDR-XB80BS』、『MDR-XB70BT』、『MDR-XB50BS』の主な特長
1. 重低音のグルーブ感を楽しめる3つのワイヤレスモデル

EXTRA BASSサウンドによる圧倒的な重低音の迫力を、スポーツシーンでも日常でも、ワイヤレスで快適にお楽しみいただけます。Bluetooth対応端末とワイヤレスで接続するため、ケーブルのわずらわしさから解放され、音楽に浸れます。

2. 『MDR-XB80BS』: 水洗い可能な防水性能と、圧倒的な装着安定性のスポーツシーン向けモデル
『MDR-XB80BS』: 水洗い可能な防水性能と、圧倒的な装着安定性のスポーツシーン向けモデル

JIS防水保護等級IPX5相当※9の防水性能で水洗いできるため、常に清潔な状態で使用できます。また、耳にフィットするフレキシブルイヤーフックと、ケーブル長を調整するアジャスターで、本体を頭部に固定でき、激しい動きにも追従する装着安定性を実現しました。

  • ※9:IPX5とは、マイクロUSB端子のフタが完全に閉まっている状態にて、あらゆる方向からの噴流水に対して本体機能を保護するものです。
3. 『MDR-XB70BT』: 首周りに柔らかくフィット、携帯性にも優れたシリコン製ネックバンド採用の日常使い向けモデル
『MDR-XB70BT』: 首周りに柔らかくフィット、携帯性にも優れたシリコン製ネックバンド採用の日常使い向けモデル

首周りに柔らかくフィットするシリコン製ネックバンドを採用。滑り落ちにくく、長時間のワイヤレスリスニングでも快適にお使いいただけます。コンパクトにまとめることができるので、収納性や携帯性にも優れています。

4. 『MDR-XB50BS』:防滴対応と、高い装着性のスポーツシーン向けモデル
『MDR-XB50BS』:防滴対応と、高い装着性のスポーツシーン向けモデル

JIS防水保護等級IPX4相当※10の防滴対応で、汗や水しぶきがかかっても安心です。コントロールボックスを本体に内蔵し、運動中でも落ちにくいアークサポーターと、耳との接地面積が通常のイヤーピースより約30%広いハイブリッドイヤーピースロングで、高い装着性を実現。快適にワイヤレスリスニングをお楽しみいただけます。

  • ※10:IPX4とは、マイクロUSB端子のフタが完全に閉まっている状態にて、あらゆる方向からの飛沫に対して本体機能を保護するものです。
『XBA-N3』、『XBA-N1』の主な特長
1. HDハイブリッドドライバーシステムの採用により、音質の向上と高い装着性を両立
左『XBA-N3』、右『XBA-N1』 左『XBA-N3』、右『XBA-N1』

フルレンジを担う高感度9mmダイナミックドライバーユニットと、高音域を担うバランスド・アーマチュア・ドライバーユニット(HDスーパートゥイーター)を組み合わせたHDハイブリッドドライバーシステムを搭載、高音質と高い装着性を両立しました。

2. 余裕のある低音を実現する小型高感度9mmダイナミックドライバーユニット
『XBA-N3』の模式図 『XBA-N3』の模式図

外磁型磁気回路を採用することで駆動力を向上させ、小型ながら大口径ドライバーユニット以上の低音を、余裕を持って再生します。さらに『XBA-N3』は、振動板の材料として理想的な特性を持つLCP(液晶ポリマー)をユニットに採用しており、色付けの少ないクリアな音色を表現できます。

3. 小型化と高音質化を両立したバランスド・アーマチュア・ドライバーユニット(HDスーパートゥイーター)

シンメトリックアーマチュアとダイレクトドライブ構造を採用、入力信号に忠実に振動板を駆動し、透明度の高い音質を実現します。また、振動板の形状を見直し軽量化することで、自然で伸びのある高音域を再生します。さらに、高精度組立技術により、バランスド・アーマチュア・ドライバーユニットの体積が過去モデルより約30%減少。小型化と高音質化の両立を実現しました。

4. 独自開発のサウンドスペースコントロールを搭載:『XBA-N3』のみ

ドライバーユニットの後方に設けた拡張音響空間に、極細の音響管を接続し、振動板背面の通気を精密にコントロールするサウンドスペースコントロールを搭載しました。豊かで最適なバランスの中音域の再生と、低音域から高音域にかけての自然な音のつながりを可能にし、広がりのある音を実現しました。

『MDR-1A Limited Edition』の主な特長
広帯域再生を実現したステレオヘッドホン『MDR-1A』の快適性を高め、特別調色デザインを施した限定モデル
  • 広帯域再生を実現したステレオヘッドホン『MDR-1A』の快適性を高め、特別調色デザインを施した限定モデル

2014年10月24日発売以来ご好評いただいているステレオヘッドホン『MDR-1A』の限定モデルです。低域から100kHzの超高域まで再生できる『MDR-1A』の特長に加えて、新たにイヤーパッドに吸放湿性に優れた合成皮革を使用することで、装着時に蒸れにくい快適性を実現。ボティは特別調色したマットブラック色で統一し、ソニーロゴにはダブルアルマイト処理を施しています。2,900台限定販売です。スライダー裏側にはシリアルナンバーをレーザー刻印します。

『PHA-2A』の主な特長
広帯域再生を実現したステレオヘッドホン『MDR-1A』の快適性を高め、特別調色デザインを施した限定モデル
  • JEITA統一規格であるφ4.4mmのヘッドホンバランス端子を搭載、バランス出力※11に対応

ヘッドホン端子(バランス標準)に、接点の接触抵抗を低減した新端子を採用、信号のロスを減らすとともに、L+/L-、R+/R-の独立4極構造によりセパレーションも大幅に向上しました。2.8/5.6 MHzのDSD(Direct Stream Digital)ネイティブ再生、192kHz/32bitまでのリニアPCMのハイレゾ音源再生に対応、スマートフォンやウォークマン®、PCなど、幅広いデバイスとデジタル接続することで、ヘッドホンを直接つないだ場合より、ワンランク上のサウンドを楽しめます。

  • ※11:オーディオ信号の正相分(L+/R+)、及び極性反転した逆相分(L-/R-)の2つの信号を、それぞれ独立したアンプを使ってヘッドホンのドライバーユニット両端を駆動する出力方式。L/Rそれぞれ2個ずつ、計4個の同等なアンプを使用しています。
ヘッドホンケーブル4種類の主な特長

KIMBER KABLE®社と協力して開発し、JEITA統一規格であるφ4.4mmバランス標準プラグを採用した『MUC-S12SB1』、『MUC-M12SB1』をはじめとする4種類のヘッドホンケーブルを発売します。リスニングスタイルに合わせてお好みのケーブルを選ぶことで、通常接続やバランス接続などを組み合わせ、ハイレゾ音源やさまざまな楽曲をより高音質にお楽しみいただけます。

商品名 型名 対応ヘッドホン 発売日 価格
バランス接続ヘッドホンケーブル
(Φ4.4mmバランス標準プラグ)
『MUC-S12SB1』 『MDR-1A』
『MDR-100A』
10月29日 オープン価格
『MUC-M12SB1』 『XBA-A3』
『XBA-A2』
『XBA-H3』
『XBA-H2』
『XBA-N3』
『XBA-N1』
『XBA-Z5』
『XBA-300』
バランス接続ヘッドホンケーブル
(3極ミニプラグ バランス接続対応)
『MUC-M12BL2』
ヘッドホンケーブル
(ミニプラグ)
『MUC-M12SM2』
<先行展示のお知らせ>

今回の新商品を、ソニーショールーム/ソニーストア 銀座、ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪、ソニーストア 福岡天神にて、10月5日(水)より展示します。

<主な仕様や詳細に関しては、下記URLからご確認ください。>

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