プレスリリース

2015年9月7日
2015年10月15日改訂
  • 新商品

世界最薄※1約4.9mmのスリムデザインを実現、4K※2液晶テレビ ブラビア®X9000Cシリーズ発売
独自構造により、壁面との美しい一体感を実現する新しい壁掛けスタイルを提案

4K高画質プロセッサーX1™、音声アップスケール技術DSEE™搭載で、高品位な4K視聴体験を実現
4K液晶テレビ ブラビア『KJ-65X9300C』(65V型) 、4K高画質プロセッサー X1(TM)(エックスワン)
4K液晶テレビ ブラビア 『KJ-65X9000C』(65V型)、4K高画質プロセッサー X1™(エックスワン)

ソニーは、4K液晶テレビブラビア®の新商品として、液晶テレビで世界最薄※1となる厚さ約4.9mm(パネル部分/最薄部)のスリムデザインを実現し、高画質とデザイン性を両立させた「X9000Cシリーズ」(65V型/55V型)を発売します。

型名 発売日 価格
4Kチューナー内蔵 4K液晶テレビ ブラビア
『X9000Cシリーズ』(65V型/55V型)
10月24日 オープン価格

本機は、新素材の採用と独自の特許技術により、薄型かつ狭額縁のフラッシュサーフェスデザインを実現しました。また、独自の排熱構造により本体ユニットを壁に密着させることができ、同梱の壁掛けユニットを用いて壁から本体前面までの距離を約40mmに抑えた壁掛け設置が可能です。これにより、壁から映像だけが浮かび上がるような壁との美しい一体感を実現する新しい壁掛けスタイルを提案します。
画質面では、独自開発の4K高画質プロセッサーX1™(エックスワン)を搭載。4Kチューナー内蔵で、多様な4K放送や4K配信※3※4にも対応します。4K映像の圧縮レベルを詳細に分析し高画質化するX1の能力により、多様なレベルの4K放送、4K配信サービスにおいても、より美しい映像をお楽しみ頂くことができます。
音質面では、放送やネット動画などの圧縮音源をCD以上の音質※5にアップスケーリングする独自技術のDSEE™を搭載。高画質4K映像に見合う臨場感ある高品位サウンドを実現しました。
さらに、Android TV™機能搭載により、コンテンツサービスへのアクセスや音声検索、スマートフォンなどモバイル機器との連携を強化し、使いやすさも大幅に向上させています※6
ソニーは、テレビの大画面化を進める中で、設置の自由度を高めるスタイル提案や、より一層、高いレベルの画音質、デザイン、使いやすさの追求に取り組み、家庭での映像視聴体験を進化させてまいります。

  • ※1:パネル部分/最薄部。20V型以上の民生用液晶テレビ市場において。2015年9月7日広報発表時点。
  • ※2:水平3,840画素×垂直2,160画素。
  • ※3:「スカパー!プレミアムサービス」、「Channel 4K」対応CSチューナー内蔵。「スカパー!プレミアムサービス光」の4K放送、「NETFLIX(ネットフリックス)」の4K VOD配信に対応。YouTubeの4K解像度動画を再生可能。2015年内をめどに「ひかりTV 4K」、「4Kアクトビラ」4K VOD配信サービスにアップデートで対応予定。視聴にあたっては、それぞれのサービスとの契約や、インターネット接続、CSアンテナ接続などが必要になります。
  • ※4:2016年以降に放送開始予定の、「BS・110度CSによる4K・8K放送」を受信する機能は搭載していません。
  • ※5:2チャンネル音声が対象。最大48kHz/24bit相当まで拡張。
  • ※6:Android 2.3、iOS7以上に対応。スマートフォンの動画アプリがGoogle Cast™に対応している必要があります。また、スマートフォンとブラビアを同じホームネットワークに接続する必要があります。
主な特長
1. 液晶テレビとして世界最薄※1約4.9mmのスリムデザイン
1) これまでにないスリムデザインを実現する新素材の採用と、ソニー独自の特許構造/製造技術
これまでにないスリムデザインを実現する新素材の採用と、ソニー独自の特許構造/製造技術

65V型、55V型の大画面でありながら、液晶テレビとして世界最薄となる薄型化を実現。液晶テレビを構成する部品の一部である導光板に、通常使用されているアクリル板よりも強度が大幅に高い新開発のガラス板を採用。さらに、ソニーが独自に培ってきた製造技術と特許構造により、ベゼルや内部シャーシなどの機能を融合させることで、これまでにないスリムデザインと、フラッシュサーフェスデザイン、狭額縁を実現しています(下図)。
また、本体ユニット側面を絞り込んだ構造とあわせ、テーブルトップスタンドから離れてパネル部分だけが浮いているような、軽やかなたたずまいを実現しています(写真右)。

  • (※導光板:画面エッジに配置したLEDバックライトの光を液晶パネルの裏側全体に導くための光学部品)
『一般的な液晶画像の構造』『X9000Cの液晶画面の構造』
2) 映像が壁から浮かび上がるような美しい一体感を実現する新しい壁掛けスタイルの提案
映像が壁から浮かび上がるような美しい一体感を実現する新しい壁掛けスタイルの提案

本体ユニットの上部に排熱口を設けることで、本体ユニットを壁面に密着させても、画面パネルの裏側に確保した隙間を通し排熱をテレビ上部の空間に効率よく逃がすエアベンチレーションフローを実現。薄型の壁面側取付金具とU字型のブラケットを組み合わせた独自の壁掛けユニット(同梱)を使うことで、壁から本体前面までの距離を約40mmに抑えた壁掛け設置を可能にしています(右図)。壁との距離が短いため、壁に映るテレビの影が少なく、映像に集中して視聴することができます。また、ブラケット活用で設置が容易になることに加え、ケーブルの抜き差し時にも本体を浮かせて作業することができます(下図)。
この、壁面にできるだけ一体化して設置できる壁掛けスタイルと、狭額縁、フラッシュサーフェスの本体デザインとあいまって、壁から映像だけが浮かび上がるような感覚をもたらします。
また、ソニールームリンク、Android TV™機能搭載により、ネットワークに無線LANで接続すれば、ブルーレイディスクレコーダーの録画コンテンツやネット動画など様々なコンテンツをケーブルで接続することなくお楽しみ頂けます(※電源ケーブルの接続は必要です)。

2.画質、音質の追求
1) 精細感、色彩、コントラストを大幅に向上させる4K高画質プロセッサーX1™(エックスワン)
精細感、色彩、コントラストを大幅に向上させる4K高画質プロセッサーX1(TM)

画質を左右する三要素である精細感、色彩、コントラストをより美しく表現するため、独自開発した4K高画質プロセッサーX1™(エックスワン)を搭載。デジタル放送やブルーレイディスク、ネット動画などフルハイビジョン以下のあらゆる映像も高品位な映像に創りあげます。優れた映像分析能力を持ち、特に今までは難しかった、情報量が豊富な4K映像の分析を強化。映像のビットレート、解像度、ノイズ量、色、明るさを詳細に分析し、各ブロックに伝達します。分析結果を踏まえて高精細、広色域、高コントラストを担う各ブロックが最適な画像処理を行うことで、入力映像に左右されずに高画質を実現します。
また、様々な映像を高精細な4K画質で描く4K対応超解像エンジン「4K X-Reality® PRO」、色彩豊かな映像を再現する「トリルミナス®ディスプレイ」を搭載しています。

2) さらなる高コントラストを実現するHDR(ハイダイナミックレンジ)信号対応※7

今後、4Kインターネット配信での採用が見込まれるHDR(ハイダイナミックレンジ)コンテンツ信号に対応します。これまでは伝送時に失われていた、撮影時に記録されたコンテンツが本来持つダイナミックレンジの広い、輝度・コントラスト・色の情報を忠実に再現することで、人間の目で見た実世界に近い、よりリアルな映像体験が可能になります。

  • ※7:2015年内にソフトウェアアップデートにより対応予定。なお、既発売の4Kブラビア X9400C/X9300C/X8500Cシリーズについても同様に、2015年内にソフトウェアアップデートにより対応予定です。
3) 高音質:CD以上の高音質に変換する「DSEE」

オーディオメーカーとして培ってきた独自技術の「DSEE」により、放送の圧縮音声など2チャンネルの音源をCD以上(48kHz/24bit)にアップスケーリングします。実用最大出力30W、2.2chのバスレフ型スピーカーユニットとあわせ、テレビ番組やネット動画を美しい音質で楽しめます。

4) X9000Cにおすすめの薄型ホームシアターシステム(既発表/別売)
X9000Cにおすすめの薄型ホームシアターシステム

X9000Cのデザインにマッチする薄型ホームシアターシステム「HT-NT3」(別売)との組み合わせを推奨しています。テーブルトップ、壁掛け、どちらにも映える美しいデザインと、省スペースながら、4Kコンテンツ伝送(HDCP 2.2およびHDMI 2.0)やハイレゾ音源に対応。実用最大出力400Wの高出力にも対応したモデルで、X9000Cと組み合わせることで、美しい4K映像とあわせて、迫力あるサウンドと一体になった、臨場感、没入感あふれる高品位4K映像視聴体験が可能です。
<ホームシアターシステム「HT-NT3」(2015年5月13日既発表)>

3.使いやすさの提案
1) 放送やネット動画、アプリなど、さまざまな「見たい」にすぐ応えるAndroid TV™機能

Android TV™機能ならではの豊富なアプリケーションやネット動画を付属の音声検索機能付きタッチパッドリモコンを使って、スマートフォンのような感覚で、音声検索して楽しむことが可能です。また、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器からコンテンツを大画面のブラビアに映し出して楽しめるGoogle Cast™※6を利用することができます。
さらに、ネット動画や、知育、健康、ライフ、ゲームなどお好みのアプリケーションをダウンロードして大画面で楽しめます(詳しくはブラビアウェブサイトにてご確認ください)。

2) テレビを見ながら裏番組や録画番組をチェックできるユーザーインターフェイス

テレビ番組を視聴しているときや、ネット動画、アプリを利用している時に、視聴可能な地デジ・BS・CS放送、ネット動画、ソニールームリンクでつながったレコーダーの録画コンテンツなどを一覧表示し、見たいコンテンツを選べる「番組チェック」を搭載。画面の一部スペースを使って表示できるため、入力切り替えを行うことなく、今見ている映像を見続けながら次から次へコンテンツを素早く簡単に選ぶことができます。

  • ※:録画コンテンツについては、発売後のソフトウェアップデートでの対応予定となりました。詳細はこちら(2015年10月15日改訂)
<先行展示のご案内>

ソニーストア 名古屋、ソニーストア 大阪は9月8日(火)より、銀座・ソニーショールームは9月9日(水)より展示を行います。

  • ※:店舗によって展示される機種が異なる場合があります。銀座・ソニーショールームは9月8日は休館となります。
<予約受付開始日>

『X9000Cシリーズ』の予約受付は、9月7日(月)より全国の販売店にて随時開始予定です。

  • ※:実際の予約受付日につきましては、各販売店により決定されます。
主な仕様

詳細は液晶テレビ ブラビアウェブサイトにて、ご確認いただけます。

4K液晶テレビ ブラビア 『X9000Cシリーズ』
型番(画面サイズ) 『KJ-65X9000C』(65V型) 『KJ-55X9000C』(55V型)
質量(スタンド含む):kg 23.2(24.0) 18.4(19.7)
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm *スタンド除く 145.1x83.5x3.9(最薄部0.49) 123.2x71.2x3.9(最薄部0.49)
外形寸法(幅×高さ×奥行):cm *スタンド含む 145.1x89.7x25.7 123.2x77.4x25.7
消費電力(待機時):W 290(0.5) 253(0.5)
年間消費電力量:kWh/年 245(スタンダード) 215(スタンダード)
主な付属品 標準スタンド、リモコン(赤外線方式)、タッチパッドリモコン(無線方式)、単4形乾電池(4個)、転倒防止用固定ベルト一式、壁掛けユニット一式
4K放送/4K配信対応※3 スカパー!プレミアムサービス、Channel 4K、「ひかりTV 4K」ビデオオンデマンド配信、アクトビラ4K、Netflix(ネットフリックス)、YouTube
  • ※:記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
  • ※:Android TV、およびGoogle CastはGoogle Inc. の商標です。
  • ※:サービスは予告なく変更・停止・終了する場合があります。
  • ※:本製品の利用には、Google社の利用規約及びGoogle社のプライバシーポリシーへの同意が必要です。
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