プレスリリース

2013年9月5日
  • 新商品

ソニー初の民生用4K※1カムコーダー ハンディカム™『FDR-AX1』を発売

デジタル4Kビデオカメラレコーダー ハンディカム『FDR-AX1』
デジタル4Kビデオカメラレコーダー ハンディカム『FDR-AX1』

ソニーは、新開発の有効約830万画素裏面照射型CMOSイメージセンサーExmor R®とソニー独自の高性能Gレンズ™を搭載し、4K※1/60p※2撮影が可能なハンディカム™の最上位機種 デジタル4Kビデオカメラレコーダー『FDR-AX1』を発売します。

型名 発売日 価格
デジタル4Kビデオカメラレコーダー ハンディカム 『FDR-AX1』 11月8日 オープン価格

『FDR-AX1』は、CMOSイメージセンサーから送られる4Kの大容量データを、業務用4Kカムコーダーと同じ高性能イメージプロセッサーによって、毎秒60フレームでリアルタイムに高速演算処理し、スポーツなど動きの速いシーンでも臨場感を損うことなく、滑らかで高精細かつ高画質な映像を記録できます。

また本機は、民生用4K/HD記録フォーマットXAVC S™を採用し、H.264/AVC Long GOP※6の動画圧縮方式により、XQD®メモリーカードに、最大約125分※3の長時間記録(4K※1 30p※4/24p※5、60Mbps)が可能です。

ソニーは、本機を通じて、4K※1/60p※2映像を撮影・保存し、また撮影した美しい映像を液晶テレビブラビア™などの4K対応テレビで観賞するという、家庭における新たな4Kの楽しみ方を提案していきます。

主な特長
1. 本格的な4K/60P※2による、「撮る」「観る」「編集する」を実現
1)フルHD画質を凌駕する高画質4K※1/60p※2撮影を実現

本機は、フルHDの4倍の解像度を持つ4K※1画質の撮影が可能です。プロ用4Kカムコーダーと同じ高性能イメージプロセッサーによって、4K※1の映像を毎秒60フレームでリアルタイムに高速演算処理できるため、スポーツなど動きの速いシーンでも臨場感を損なうことなく、滑らかで高精細かつ高画質な映像を記録できます。

2)4Kの長時間記録を可能にする民生用4K/HD記録フォーマットXAVC Sを採用

XAVC Sは、プロ用に開発されたXAVC®フォーマットを民生用に拡張したものです。動画圧縮方式としてH.264/AVCのLong GOP※6方式を採用することで映像を高圧縮化し、XQDメモリーカードに、最大約125分※3の長時間記録(4K※1 30p※4/24p※5、60Mbps)が可能です。ファイル形式は汎用性の高いMP4※7を採用しているため、撮影後の映像の取り扱いが容易です。
なお、既存のハンディカムで採用しているAVCHD®フォーマットには、2014年夏に、ファームウエアアップデートにより対応予定です。

【XAVC Sフォーマットでの記録時間】
【XAVC Sフォーマットでの記録時間】
3)HDMIケーブルを使用して、4K対応テレビで高精細な4K映像を視聴可能
  • 『FDR-AX1』と4K対応テレビを、HDMIケーブル1本で接続するだけで、本機で撮影した高精細な4K※1映像を、4K対応テレビでご体感いただけます。映像出力は、30p※4/24p※5に対応しています※8
  • ソニーの4K対応ブラビアであれば、4K※1/60p※2の映像をHDMIケーブル1本で出力でき、被写体の動きが激しいスポーツシーンであっても、より滑らかかつ高精細な映像をお楽しみいただけます。
  • 将来的に、『FDR-AX1』はファームウエアアップデートによってHDMIの最新規格バージョン2.0への対応を予定しています。最新規格に対応することで、本機と2.0対応のテレビをHDMIケーブルで接続して、4K※1/60p※2による、臨場感あふれる4K映像をお楽しみいただけます。
  • 本機で撮影した4K※1映像は、フルHDテレビでの視聴も可能です。本機とテレビをつなぎ、本機のHDMI出力設定を1920×1080に変更すると、カメラ側が4K※1映像をフルHDに変換して出力します。
  • トリルミナス®ディスプレイ搭載のブラビアであれば、より豊かで自然な色の迫力ある映像をご体感いただけます。
4)高速データ処理が可能なXQDメモリーカードを採用

『FDR-AX1』は、4K※1動画の撮影時の書き込みや再生時の読み込みを円滑に行うために、高速インターフェースを搭載したXQDメモリーカード(別売)※9を採用しました。XQDカードリーダー(『MRW-E80』)(別売)を使えば、USB3.0によるPCへの高速なデータ転送ができます。また本機は、XQDメディアカードスロットを2つ装備しており、2枚以上のメディアカードを入れ替えながら連続収録するリレー記録も行えます※10

5)XAVC S対応編集用ソフト「VEGAS™ PRO 12 Edit」同梱※11により充実する4K編集ワークフロー

『FDR-AX1』は、4Kで撮影した映像を簡単に取り扱えます。
本機をUSBケーブルでPCに接続、または、XQDメモリーカードをXQDカードリーダーに挿入してPCに接続すると、PCにデータを保存できます。撮影したデータのPCへの取り込みおよび管理・再生※12は、本機付属のソフトウエアPlay Memories Home™(プレイメモリーズホーム)によって行なえます。また、PCから外付けハードディスクなどのメディアへデータを保存することも可能※13です。
『FDR-AX1』で撮影した映像は、同梱※11するXAVC S対応編集ソフト「VEGAS PRO 12 Edit」によって、手軽に編集が行なえます。XAVC Sフォーマットは、VEGAS PROのみならず、他のノンリニア編集ソフトメーカーからも多数賛同いただいており、今後順次対応ソフトは拡大していく予定です。

<『FDR-AX1』による4K編集ワークフロー(イメージ図)>
<『FDR-AX1』による4K編集ワークフロー(イメージ図)>
2. プロフェッショナル仕様の高音質や、豊富なマニュアル操作を実現
1)プロフェッショナル仕様のオーディオ XLR端子搭載

『FDR-AX1』は、外部マイク用XLRタイプ端子(キャノンコネクター)を2つ装備しています。これによりXLR端子を採用する数多くの高性能マイクの使用が可能になり、音質にもこだわった映像を撮影できます。また、本体には高性能マイクを内蔵しており、外部端子接続のマイク音声とのミックス記録も可能です。

2)豊富なマニュアル操作および画質調整機能

ズームリング、フォーカスリング、アイリスリングがそれぞれ独立しているため、状況に応じたすばやい対応を可能にし、ピント調節も快適に行えます。また、レンズからイメージセンサーに入る光量を調節するためのNDフィルターを3枚内蔵しており、撮影環境に応じて各フィルターを使い分けられます。
また、ペイント機能には、ホワイトバランス、ガンマ、ディテール、スキンディテール、マトリックスの5種類があります。多彩な映像設定を併用することで、映画のようなテイストで映像を撮影できます。

  • ※1QFHD(3840×2160)
  • ※259.94p
  • ※364GBのXQDメモリーカード使用時。
  • ※429.97p
  • ※523.98p
  • ※6Groupe Of Pictureの略。
  • ※7mp4再生対応の機器、ソフトであっても再生できないものがあります。
  • ※84K/60pで撮影した映像を、『FDR-AX1』本体で30p、24pに変換することはできません。
  • ※9本機では、XQDカード Nシリーズ以上を推奨。
  • ※10リレー記録により音声と映像が途切れる場合がございます。
  • ※11インターネット経由での無償ダウンロードクーポンを同梱。
  • ※124K動画の再生はPCの性能によります。
  • ※13NTFS・exFAT・HFS+をお使いください。
別売アクセサリー
民生用4K/HD記録フォーマット XAVC Sに対応したXQDメモリーカード

本シリーズは、『FDR-AX1』でHDから4K※1までの映像を安定して記録できる高速メモリーカードとして、民生用機器向けにMP4ファイル形式を採用した4K/HD記録フォーマット XAVC S(3840×2160/60p※2、150Mbps)の記録に対応しています。

  • 撮影したデータを転送する際は、XQDカードリーダー『MRW-E80』(別売)が必要です。
XQDメモリーカード Nシリーズ『QD-N64』 XQDメモリーカード Nシリーズ『QD-N64』
  • Nシリーズ:

読み出し速度 125MB/秒、書き込み速度80MB/秒を実現※14
型名:『QD-N64』(64GB)
価格:オープン価格
発売日:10月25日

XQDメモリーカード Sシリーズ『QD-S32E』『QD-S64E』 XQDメモリーカード Sシリーズ『QD-S32E』『QD-S64E』
  • Sシリーズ:

高速なデータ転送速度 180MB/秒(読み出し・書き込み)を実現※14
型名:『QD-S32E』(32GB)、『QD-S64E』(64GB)
価格:オープン価格
発売日:11月15日

  • 業務用カムコーダーで採用されている 4K XAVC と HD XAVC の記録フォーマットにも対応しています。

詳細についてはこちらをご覧ください。

  • ※14当社測定条件に基づく。速度は測定条件により異なります。
主な仕様
型名 『FDR-AX1』
イメージセンサー
(裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor R)
1/2.3型
総画素数 約1890万画素
有効画素数 動画 約830万画素
レンズ タイプ Gレンズ
F値 F1.6-3.4
f(焦点距離) f=4.1-82.0mm
f(35mm換算)
(動画時、16:9時)
f=31.5-630mm
ズーム 動画 光学20倍
液晶モニター 3.5型(16:9)/約123万ドット エクストラファイン液晶
手ブレ補正機能 光学式(アクティブレンズ方式)
内蔵記録メディア容量 -
映像記録 XAVC S規格:MPEG4-AVC/H.264
AVCHD規格:MPEG4-AVC/H.264 AVCHD ver.2.0規格準拠*1
動画記録画素数/フレームレート 4K画質*2
3840×2160 60P(150Mbps)/3840×2160 30P(100Mbps)/
3840×2160 30P(60Mbps)/3840×2160 24P(100Mbps)/
3840×2160 24P(60Mbps)
ハイビジョン画質:
1920×1080 60P(50Mbps)/1920×1080 30P(50Mbps)/
1920×1080 24P(50Mbps)
記録メディア XAVC S記録専用:XQDメモリーカード
AVCHD記録専用*1:メモリースティックPROデュオ™(Mark2)、メモリースティックPRO-HGデュオ™、メモリースティックXC-HGデュオ™、SD/SDHC/SDXCメモリーカード(Class4以上推奨)
連続撮影時間(スタミナ最大) 約165分*3
外形寸法
幅×高さ×奥行(付属バッテリー装着時)単位:mm
189mm×193mm×362mm
本体質量(付属バッテリー込) 約2770g
端子類 HDMIコネクター(出力のみ)、XLR端子
  • *1AVCHD規格は2014年夏頃対応予定。
  • *260P:59.94P、30P:29.97P、24P:23.98P
  • *3工場出荷時(XAVC S 3840×2160 30p 60Mbps)25℃の室内において撮影した場合の時間です。
  • ハンディカム、Exmor R、Gレンズ、トリルミナス、XQDは、ソニー株式会社の商標または登録商標です。
  • その他記載されている会社および商品名は、各社の商標または登録商標です。

関連情報

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