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2005年 12月 22日


大学生のボランティア活動を支援
『ソニーマーケティング学生ボランティアファンド』
第5回・助成対象グループ活動21件を決定

 ソニーマーケティング株式会社は、大学生を中心とする学生ボランティアのグループ活動に対して助成を行う『ソニーマーケティング学生ボランティアファンド』(第5回)の助成対象となるグループ活動を全国公募し、応募62件(有効案件)の中から審査により下記の21件を対象として決定しました。

■審査員(五十音順・敬称略)

鵜殿 博喜(明治学院大学 副学長)
田中 晴規(ソニーマーケティング株式会社 取締役 執行役員常務)
原田 勝広(日本経済新聞社 編集委員)
宮下 次衛(ソニーマーケティング株式会社 代表取締役 執行役員社長)
若林 之矩(学校法人 明治学院 理事長)

■総評(審査員代表 原田勝広)

大学でのNPOやボランティアに関する学科、講座が増えていることもあり、ボランティアに対する大学、学士の総合的な取り組みが定着してきた。また、それが、社会の中で、大学のひとつのあり方、学生の取り組むべき活動として、社会的評価が高くなっているといえる。応募作を見て、プロジェクトのユニークさ、包括的、継続性の面から感心するものが多かったが、そういう背景から生まれてきたのではないかとの印象を強くした。21世紀は市民社会の時代といわれるが、そういう「時代の風」に触れた思いがする。

応募は22分野と幅広い。グローバル化する世界にあって、若い人の視野が広がっている。従来から多い国際協力だけでなく、社会的課題とされる在日外国人支援、高齢者、不登校・引きこもりと幅広く網羅していることは、学生諸君の社会的関心の高さと、課題解決への意欲を明確に表しており、歓迎したい。

応募の量が減った反面、質的には極めて高いものが目に付いた。学生の域を超えて、一般のNPO活動と比べて遜色(そんしょく)がないものもある。とりわけ、その専門性を生かしたもの、社会から孤立した活動ではなく、むしろ、企業や地域と積極的に連携しようとする意欲が見られる点は評価したい。活動の社会的な広がり、成果の波及という面だけでなく、CSRを意識した企業、地域の課題に取り組むコミュニティの立場を理解するうえでも意義は大きい。

反面心配もある。ミッション(使命)や熱い思いがあるということはわかるのだが、具体性や工夫が足りないプロジェクトもあった。ミッションや思いを、どう具体化するか知恵をもっとしぼってほしい。大人にないフレッシュな発想を期待した。また、NPOが社会に定着してくると、行政や既存NPOの側から学生をうまく利用したいという思惑が働く場合もある。連携は必要だが、その中でいかに学生らしさ、自立性を保っているかという観点からの審査、評価も大事にしたい。

NPO、ボランティアのあり方として、昨今、マネジメントの重要性が指摘されることが多い。正しい指摘である。しかし、基本となるのは、「こころ」であることもまた、確かだと思う。とりわけ、金銭というよりは、その精神で、社会にかかわろうとする学生の場合は、この点が極めて重要だ。ボランティアの原点である使命観、無償性、奉仕の精神を忘れないようにしてほしい。そういう心のある提案をもっともっと待ちたいと思う。

■今後の予定  対象グループ活動の活動報告の場を、2006年夏に設ける予定です。

■助成対象グループ活動 *五十音順

グループ名 Academic Brave Chain of Rescue(ABC Rescue)
代表者在校大学 成蹊大学
活動企画名称 出張防災講習プロジェクト「災害に備える 〜いざというときのABC〜」
活動概要 武蔵野市内のコミュニティーセンターを活動の拠点とし「災害についての講習」と「応急手当・ADEの講習」の出張講習を行う。

グループ名 Ashraya Initiative for Children(AIC)日本支部
代表者在校大学 一橋大学
活動企画名称 ドキュメンタリー作成プロジェクト
―AIC― ストリートチルドレンの現状とその課題に取り組む大学生達
活動概要 インドのストリートチルドレン問題への取り組み。インドの子供たちのありのままの姿を描くドキュメンタリー映像の製作と上映。

グループ名 est実行委員会
代表者在校大学 奈良教育大学
活動企画名称 enjoy science time
活動概要 地域の子供たちを大学に集め、学校では行われないような実験や授業形式を取り入れた理科や数学教室を実施し、学校でも塾でもない新しい「学びの空間」を提供する。

グループ名 医療系学生による国際協力隊 euphoria
代表者在校大学 慶應義塾大学
活動企画名称 インドネシア―日本 医療・福祉ワークキャンプ
活動概要 インドネシアのストリートチルドレンが多い地域において、健康診断の実施や啓蒙活動を行うことにより住民の健康に対する意識を高める。

グループ名 ACC Young Hopes
代表者在校大学 上智大学
活動企画名称 子どもたちの心をつなぐ異文化交流プログラム
風の船 ―耳傾けよう、空向こうの風に―
活動概要 閉鎖的な環境に置かれてしまっているコソボ難民の子供たちの心のケアを目指し、日本の子供たちとの間で絵手紙の交換をする。日本の子供たちの世界観を広げる役割も果たす。

グループ名 「SFX」(science future X)プロジェクトチーム
代表者在校大学 兵庫県立大学
活動企画名称 「SFX」(science future X)科学実験出前プロジェクト
活動概要 小学生の理科離れに危機感を持つ科学者や大学の研究者が大学生のコーディネートによって、地域の小学校で「理科実験出前教室」を行う。子供たちの「科学する心」を育み、理科に対する興味を促す機会を提供する。

グループ名 救急救助技術普及支援ボランティア
(Paramedical Rescue Technique Promotion Supporting Volunteer)
代表者在校大学 淑徳大学
活動企画名称 出張救命講習サービス
活動概要 無償で出張救命講習サービスを提供する。家族や仲間など受講者の都合に合わせたサービスを展開。

グループ名 KUIS BATON PROJECT
代表者在校大学 神田外語大学
活動企画名称 KUIS BATON PROJECT -one cafe, one baton, one difference-
活動概要 AIDSに関する意識向上の商品として「オリジナル・チャリティ・タンブラー」の企画販売、およびAIDSキャンペーンイベントを行う。

グループ名 黒森もりもり倶楽部
代表者在校大学 東京農工大学
活動企画名称 「黒森 小麦でもりもり計画」
活動概要 遊休地を利用した小麦栽培の農業体験を通じ、中山間域の過疎化・高齢化が進む集落の活性化を図る。

グループ名 子育て支援グループ スマイル☆らんど
代表者在校大学 沖縄国際大学
活動企画名称 沖縄初☆学生主体の子育て支援を地域で活かそう!!!
活動概要 育児と学業を両立している学生に対して大学内での子育てを支援し、子育てする学生が安心して学業や育児に専念できるような環境を提供する。

グループ名 CCS 世界の子どもと手をつなぐ学生の会
代表者在校大学 早稲田大学
活動企画名称 大学生による「外国の文化的背景を持つ児童・生徒」へのサポート事業
活動概要 外国籍の子供、日本国籍の中国帰国者、国際結婚間の子供、日系の子供など様々な文化的背景を持つ子供245人に対して、都内6箇所で学習教室を開き、学習支援を行う。

グループ名 SHRET
代表者在校大学 聖心女子大学
活動企画名称 (1)虹の架け橋プロジェクト (2)RET広報活動
活動概要 日本の高校生たちに遠い存在である難民問題を身近な問題と捉えてもらうことを目的として、自分と同世代の難民と手紙やビデオを使ったダイレクトな交流を行える環境を提供する。

グループ名 すだち
代表者在校大学 神戸大学
活動企画名称 自閉症等の障害を持つ子どもの託児ボランティア
活動概要 自閉症などの障害を持つ子供たちをプールに連れて行き、コミュニケーションを図る活動やキャンプやクリスマス会など季節のイベントを行う。

グループ名 高崎経済大学 ユネスコクラブ
代表者在校大学 高崎経済大学
活動企画名称 わたしの町からあなたの町へ
<日本から東ティモールへのピースエクスプレス>
活動概要 東ティモールの学生やコミュニティの人たちと群馬県の学生や地域の人々の間で、ビデオレターや絵の交換をすることによって交流を図る。また、東ティモールの学校で不足している机や椅子などの支援を行う。

グループ名 丹後村おこし開発チーム
代表者在校大学 立命館大学
活動企画名称 村おこしから始まる里山保全
活動概要 京都府宮津市内の笹葺き民家を修復し、そこを拠点に里山環境の保全や地域文化の伝承を通じた村おこしの手助けをする。

グループ名 Trebol@横市
代表者在校大学 横浜市立大学
活動企画名称 イベント「多文化共生―学ぼう!話そう!都市間交流会
〜つながる日系南米人の子どもたち〜」の開催
活動概要 横浜市と浜松市に在住する外国籍児童や生徒の都市を越えた交流を図るイベントを行う。ドキュメンタリー映画やパネルディスカッションによって、それぞれのルーツを考える場や他文化共生社会を学ぶ場を提供する。

グループ名 バリバリプロジェクト
代表者在校大学 大阪大学
活動企画名称 バリバリプロジェクト
活動概要 障害を持った学生の視点から大学構内のバリアフリーを調査する、ゲーム方式のツアーを行うなど、キャンパス内の問題点を再確認し、改善への材料とする。

グループ名 PC4peace
代表者在校大学 立命館大学
活動企画名称 コンピュータをカンボジアへ
活動概要 中古のパーソナルコンピュータをカンボジアに送ることにより、カンボジアの人々が情報技術に触れる機会を作る。この活動により、カンボジアのIT教育の発展や資源の有効活用を促進する。

グループ名 法政大学 高齢者ボランティアサークル ごまちゃん
代表者在校大学 法政大学
活動企画名称 気持ちでつなぐ雪かきネット
活動概要 豪雪のため外出の機会が少ない秋田県の高齢者の孤立を防ぐため、定期的に訪問しレクレーションを行う。また、都内の特別養護老人ホームの皆さんに秋田県の高齢者に向けたビデオレターを作成してもらい、それに対する返信レターを作成することによって、地域間交流を図る。

グループ名 立教教育研究会(RESC)
代表者在校大学 立教大学
活動企画名称 小学生 学習サポート
活動概要 地域社会の一員として、都内の5つの小学校を中心に授業や行事のサポートを行う。また「総合学習」の時間を利用した英語の授業や音楽会の企画を行う。

グループ名 立命館アジア太平洋大学 公認サークル「PRENGO」
代表者在校大学 立命館アジア太平洋大学
活動企画名称 2006年タイ王国 第3回現地支援隊
活動概要 大学で学ぶ学問と活動を結び付け、経済学と社会学の両方の視点から貧困克服について考え、取り組む。絵本のタイ語訳、エイズ知識の啓蒙活動、国際交流レクチャーなどを行う。

※お問い合わせ先 : 〒244-8539 横浜市戸塚区上倉田町1518
明治学院大学ボランティアセンター
『ソニーマーケティング 学生ボランティア ファンド』事務局 (担当 市川)
Tel&Fax:045-863-0384 ※月〜金 10時〜17時
※ソニードライブ URL http://www.sony.co.jp/SonyDrive
   
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