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2005年 5月 17日

新商品

1080i方式のハイビジョン映像を記録できる
業界最小サイズのデジタルハイビジョンハンディカム 発売

※ハイビジョンビデオカメラとして。(2005年5月現在、ソニー調べ)

sony “デジタルハイビジョンハンディカム” 『HDR-HC1』



 ソニーマーケティング株式会社は、民生用のコンパクトなビデオカメラで、家庭でも手軽に1080i方式の高精細なハイビジョン映像を記録できるデジタルHDビデオカメラレコーダー“デジタルハイビジョンハンディカム”『HDR-HC1』を発売します。
 (本体寸法:幅71×高さ94×奥行188mm)

型 名 発売日 希望小売価格
(HDV1080i方式)デジタルHDビデオカメラレコーダー
“デジタルハイビジョンハンディカム”『HDR-HC1』
2005年7月7日 オープン価格

 2006年の地上デジタル放送地域の拡大とともに、家庭のテレビのハイビジョン化がさらに加速していきます。これに伴い、子供の成長記録や家族のイベントなど、大切な思い出の映像をハイビジョンの高画質で残したいというユーザーニーズも、より高まってくることが予想されます。
 当社は業界最小サイズの“デジタルハイビジョンハンディカム”『HDR-HC1』により、今後の環境の変化に先駆けた、「家庭でも手軽にハイビジョンの高画質映像を記録できる」というビデオカメラの新しい価値を提案します。
 映像の記録には「HDV規格」を採用することにより、従来のミニDVカセットに「DV規格」と同じ記録時間(最長80分)で、ハイビジョンの高画質映像(MPEG2圧縮)を記録できます。
 本機の「HDV規格」で記録したハイビジョン映像は、ハイビジョン対応テレビでの再生はもちろん、ハイビジョンに対応していないテレビと接続して再生する場合にも、従来のSD(スタンダードディフィニション)画質に変換して再生することができます。
 また、本機は従来の「DV規格」での記録・再生にも対応しております。


ミニDVカセット「DVM80」使用の場合

 『HDR-HC1』は、従来の再生環境に対応しながらも、ハイビジョン化という家庭の再生環境の変化に合わせたビデオカメラの新しい価値を提案し、市場のさらなる活性化を目指します。

■『HDR-HC1』のポイント(詳細は主な特長に記述)■
・ ハイビジョンカメラとして業界最小サイズのコンパクトボディ
・ ミニDVカセットにデジタルハイビジョン記録できるHDV規格採用
・ CMOSセンサーなど、デジタルハイビジョン記録を実現したソニー独自の高画質技術
・ HDとSDテレビでの再生が可能な多彩な映像出力機能
・ 高精細な写真撮影ができる静止画撮影機能

●『HDR-HC1』の主な特長

ハイビジョンカメラとして業界最小サイズのコンパクトボディ

幅71mm、高さ94mm、奥行188mmのコンパクトボディに、デジタルハイビジョン放送と同じ1080i方式での記録・再生を可能にしました。
バッグにいれて持ち運びも可能なハイビジョンカメラとして業界最小サイズを実現し、より手軽に、より身近にデジタルハイビジョンの映像を撮影できるようになりました。
上位モデルHDR-FX1では5枚使用していたメイン基板を、部品の最適配置、アナログ部品のIC化、電源回路の全体見直しにより、基板数を2枚に集約しました。
FX1と比較して基板面積を60%縮小し、小型化を実現。小型高性能レンズや新開発CMOSセンサーの搭載により、携帯性に優れた小型サイズを実現しました。

既存のミニDVカセットにハイビジョン記録が可能なHDV規格採用

本機は高精細なハイビジョン映像を、既存のDVカセットに記録できる映像記録フォーマット「HDV規格」に対応しています。
従来のSD(スタンダードディフィニション)映像と比べ、約4倍の情報量を持つハイビジョン映像を、既存のDVカセットに記録できます。
なお、DV方式と同じ時間のハイビジョン映像が記録できます。
本機は、従来のDV方式による記録・再生にも対応し、撮影目的や再生環境に合わせて「HDV 1080i方式」、「DV方式」から適切な記録方式を選択できます。
また、DV方式のビデオカメラで撮影されたテープの再生も可能です。


2003年9月30日、キヤノン株式会社、シャープ株式会社、ソニー株式会社、日本ビクター株式会社の4社によって策定。

デジタルハイビジョン記録を実現したソニー独自の高画質技術

1.新開発「原色フィルター搭載1/3型297万画素CMOSセンサー」を搭載
イメージセンサーには、新開発297万画素CMOSセンサーを搭載しました。新開発CMOSセンサーによる映像信号の高速読み出しと、新情報処理回路「エンハンスド・イメージング・プロセッサー」の高速信号処理がデジタルハイビジョンの映像記録と小型化の両立を実現しました。
黒つぶれや白とびを抑えた自然な階調表現や、スミアのない映像など、ハイビジョンにふさわしい高画質撮像を可能にします。

2.新開発「HDコーデックエンジンTM」を搭載
本機は、上位モデルHDR−FX1と同じ「HDコーデックエンジンTM」を搭載しました。
独自のリアルタイムMPEGエンコード/デコードシステムにより、ハイビジョンの膨大な映像情報を、高品質かつ高効率に圧縮伸張し、DV規格と同等のビットレートによるハイビジョン映像の記録・再生を可能にします。業務用ハイビジョンカメラに匹敵する映像処理技術をコンパクトボディに搭載しています。

HDとSDテレビでの再生が可能な多彩な映像出力機能

テレビのD3/D4端子に本機を接続することにより、HDV1080i方式(HDVモード)で撮影した映像をハイビジョン画質で再生可能です。
HDV入力に対応したi.LINK端子搭載のテレビであれば、本機の映像をデジタル信号のまま出力可能です。
また本機は、HDの映像信号(1080i)をSDの映像信号(480i)に変換する「高性能ダウンコンバート」機能を搭載しています。ハイビジョン入力に対応していないテレビとの接続時でも、HDVモードで撮影した映像をSDの映像に変換して出力し、高画質で楽しむことができます。
ダウンコンバート機能により、i.LINKによる接続時でも、本機の映像をHDV1080i方式からDV方式へ変換して出力可能なため、DV入力に対応したDVDレコーダーでDVDディスクへのダビングも行えます。


SDの映像信号として記録

高精細な写真撮影ができる静止画機能

2.8メガ相当の高精細な静止画記録と、動画撮影時の静止画記録が可能
アスペクト比(横縦比)4:3で2.8メガ相当(1,920×1,440ドット)、16:9のワイドで2.1メガ相当(1,920×1,080ドット)の静止画を“メモリースティック デュオ”に記録できます。
また、動画撮影中でも同時に1.2メガ相当(1,440×810ドット、16:9ワイド)の静止画を“メモリースティック デュオ”に記録できます。
HDVモードで撮影後のテープからも、1.2メガ相当(1,440×810ドット、16:9ワイド)で静止画を切り出すことができます。

●『HDR-HC1』その他の特長
・ 解像度、コントラスト、色再現性に優れたカール ツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズ搭載
・ 液晶画面に触って操作が可能なタッチパネル機能
・ ハイビジョンのアスペクト比16:9の画角に対応した2.7型ワイド液晶モニター&ワイドビューファインダー
・ こだわりの撮影に対応した様々なマニュアル撮影機能

●同時発売アクセサリー(別売)
・ソフトキャリングケース『LCS-HCE』
HDR-HC1がジャストフィットする本革製の専用ケース。  
希望小売価格:7,035円(税抜価格:6,700円)
発売日:7月7日

・ハードキャリングケース『LCH-HCE』
ハンディカム本体と周辺アクセサリーをまとめて収納。
HDR-HC1を衝撃などから守る、アルミニウム製ハードケース。 
希望小売価格:21,000円(税抜価格:20,000円)
発売日:7月7日

・ワイドコンバージョンレンズ 倍率0.7倍『VCL-HG0737Y』
希望小売価格 18,900円(税抜価格:18,000円)    
発売日:7月7日

・テレコンバージョンレンズ 倍率2.0倍『VCL-HG2037Y』
希望小売価格 18,900円(税抜価格:18,000円)
発売日:7月7日



●『HDR-HC1』の主な仕様

型名 HDR-HC1
記録メディア ミニDVカセットテープ
イメージセンサー総画素数 1/3型 297万画素CMOSセンサー
動画時有効画素数 198万画素(16:9)
静止画時有効画素数 276万画素(4:3)
最低被写体照度 15ルクス
レンズ カール ツァイスレンズ(バリオ・ゾナーT*)
ズーム 光学10倍  デジタル120倍
焦点距離(35mm換算) f = 16:9時 5.1〜51 mm (41〜480mm)
F値 F=1.8〜2.1
フィルター径 37mm
手ブレ補正機能 新アクティブイメージエリア方式(電子式)
液晶モニター 2.7型、123,200ドット、16:9ワイド、タッチパネル
ビューファインダー 0.54型、252,000ドット、16:9ワイド
液晶ヨコボタン 録画、ズーム
ナイトショット
/スーパーナイトショット
メモリースティック デュオ スロット
静止画記録画素数
(メモリーモード時)
静止画:JPEG方式
1,920 × 1,440ドット
1,920 × 1,080ドット(16:9)
1,440 × 1,080
640 × 480ドット
システム
HDV/DV入出力
コンポーネント出力
映像入出力
S映像入出力
i.LINK(4ピン)
D3/D1対応 (特殊D端子)
特殊コネクター
特殊コネクター(別売AVケーブル使用)
本体質量 約680g
撮影時総質量(※1) 約780g(NP-FM50使用時)
約870g(NP-QM71D使用時)
約930g(NP-QM91D使用時)
外形寸法
*最大突起部含まず
幅71 × 高さ94 × 奥行188mm
基本バッテリーシステム “インフォリチウム”Mシリーズ対応
連続撮影時間*
(HDVモード、ビューファインダーON時)
( )内は実撮影時間
NP-FM50(付属) 1時間20分(40分)
NP-QM71D(別売) 3時間25分(1時間50分)
NP-QM91D(別売) 5時間5分(2時間45分)
付属品 ACアダプター
バッテリー(NP-FM50)
D端子コンポーネントビデオケーブル
AV接続ケーブル
USBケーブル
メモリースティック デュオ(16MB)
メモリースティック デュオアダプター
ワイヤレスリモコン(RMT-831)
レンズキャップ
レンズフード、その他

 ※ HDVおよびHDVロゴはソニー株式会社と日本ビクター株式会社の商標です。

※お客様からのお問い合わせ先:
  ソニーマーケティング(株) お客様ご相談センター TEL  0570-00-3311(ナビダイヤル)
  03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
※ソニードライブ URL http://www.sony.co.jp/SonyDrive
   
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