<報道資料>

プレスリリース 目次

2004年 9月13日

 
新商品

 
軽量スリムボディでステレオ高音質・長時間録音を実現 
高音質ステレオ ICレコーダー 3機種 発売
sony
ステレオICレコーダー(左から) 『ICD-SX55』 『ICD-SX45』 『ICD-SX35』



 ソニーマーケティング株式会社は、スリムな高品位アルミボディに、最長約22時間40分*1のステレオ長時間録音が可能なステレオICレコーダー3機種『ICD-SX55』『ICD-SX45』『ICD-SX35』を発売します。
 3機種ともに、ソニー独自の高音質圧縮技術“LPECTM(エルペック)ステレオ”を採用。内蔵メモリーの高容量化と新開発「ステレオ長時間(STLP)モード」の搭載により、臨場感溢れるステレオ音声での長時間録音を実現しています。

  *1:『ICD-SX55』ステレオLPモードで録音した場合

型 名 発売日 希望小売価格 内蔵メモリー容量
ステレオICレコーダー 『ICD-SX55』
2004/10/21 オープン価格 256MB
ステレオICレコーダー 『ICD-SX45』
128MB
ステレオICレコーダー 『ICD-SX35』
64MB

●主な特長

1、ステレオ長時間録音が可能
従来のSXシリーズ*1と比べて、内蔵メモリーの容量を倍増。さらに、従来の「ステレオ(ST)モード」に加え、新開発の「ステレオ長時間(STLP)モード」を搭載することにより、従来のSXシリーズに比べ、約4倍*2のステレオ長時間録音を実現しました。『ICD-SX55』では、最長約22時間40分のステレオ録音が可能。会議の記録や楽器練習などを、聞きやすいステレオ音質で長時間録音できます。(モノラルLPモード時:最長約95時間50分)。

*1:ステレオICレコーダー『ICD-SX40』、『ICD-SX30』、『ICD-SX20』
*2:モノラル録音時の録音時間は従来のSXシリーズの約2倍です。

2、スリム&軽量サイズにステレオマイク内蔵
幅28mm、高さ120mm、奥行き13.8mmの携帯性に優れたコンパクトボディにステレオマイクを内蔵。質量も約64g(単4アルカリ乾電池×2本含む)と、ペン感覚で胸ポケットにすっぽり収まり、手軽に録音が可能です。

3、小さな音までしっかり再生する“デジタルボイスアップ機能”搭載
独自のデジタル信号処理技術により、大きな音の再生レベルは維持したまま、遠くの声など聞き取りにくい小さな音だけを大きく再生できます。広い会議室で録音した内容も、再生時に本体前面の「ボイスアップ」スイッチを「入」にすることで、遠くの声まで聞き取りやすく、はっきり再生することが可能です。

4、指向性切換えマイク
本体前面に指向性切換えスイッチを搭載。ワンタッチで簡単に切り換えが可能。講演会や会議などで発言者の声をメインに録音したい場合などに、狙った音源を中心にしっかり録音することができます。
(※)指向性切換えスイッチは録音モードがモノラル(LP/SP)の場合のみ働きます

5、21段階の再生スピード調節が可能な“DPC(デジタルピッチコントロール)機能”搭載
再生スピードを通常の約2倍の速聞きから半分(約1/2倍)の遅聞きの範囲で21段階の調節*3が可能。またデジタル処理により、再生スピードにあわせて音程を自動的に調整し、通常再生時とほぼ同じ自然な音程で再生することができます。会議の議事内容の速聞き、書き起こしや語学学習の際の遅聞きに便利です。

*3: 遅聞き再生(5%単位で-50%まで)、速聞き再生(10%単位で+100%まで)。

6、パソコン接続キットを同梱。パソコンと双方向の音声データ転送が可能
録音データの活用の幅がさらに広がる、専用アプリケーションソフトウェア「Digital Voice Editor(デジタルボイスエディター)」を付属。録音データをドラッグ&ドロップするだけで簡単にパソコンへ保存ができ、ファイル名を付けてパソコン上で管理することができます。また、保存した音声データの<再生/停止>、<早送り/早戻し>、<音量調節>などの基本操作が可能なうえ、「デジタルボイスアップ」、「DPC(デジタルピッチコントロール)」、「1件/A-B間リピート」など便利な機能がパソコン上で活用できます。

<Digital Voice Editor(デジタルボイスエディター)Ver.2.2の主な特長・機能>
 ・  ICレコーダーとパソコン間の双方向の音声データ転送。
 ・ 再生/停止/早送り/早戻し/イージーサーチ/音量調節などの基本操作。
 ・ 1件/A-B間リピート。
 ・ ファイルの分割・結合。
 ・ デジタルボイスアップ機能。
 ・ DPC(デジタルピッチコントロール)機能(調節範囲:-50%〜+150%)。
 ・ CD録音機能。
 ・ 自動保存機能。
 ・ 音声メール送信機能*3
 ・ 音声認識ソフトウェア(別売)対応*4
    *3: メール送信には別途インターネットサービスプロバイダーとの契約と、別売メールソフトウェアのインストールが必要です。
    *4: 対応ソフト:株式会社アスキーソリューションズ ドラゴンスピーチ・セレクトVer.4.05/5.0/6.0/7.0。

7、AC電源対応
別売のACパワーアダプター『AC-E30L』に対応しているので、長時間録音/再生時も電池寿命を気にせず使用できます。
(※)『ICD-SX55』にはACパワーアダプターを付属しています。



●主な仕様

  『ICD-SX55』 『ICD-SX45』 『ICD-SX35』
内蔵フラッシュメモリー容量 256MB 128MB 64MB
録音時間
LPモード (モノラル)
SPモード(モノラル)
STLPモード(ステレオ)
STモード(ステレオ)
約95時間50分
約35時間55分
約22時間40分
約11時間45分
約47時間35分
約17時間50分
約11時間15分
約 5時間50分
約23時間40分
約 8時間50分
約 5時間35分
約 2時間50分
周波数範囲
LPモード (モノラル)
SPモード(モノラル)
STLPモード(ステレオ)
STモード(ステレオ)
80Hz〜 3,500Hz
60Hz〜 7,000Hz
60Hz〜 6,900Hz
60Hz〜13,500Hz
スピーカー 直径1.5cm
実用最大出力 150mW
本体入出力       マイク(ステレオミニジャック)
  プラグインパワー対応、最小入力レベル0.6mV
  ヘッドホン(ステレオミニジャック)負荷インピーダンス8〜300Ω
 USB端子
電源       DC 3.0V、単4形乾電池2本使用、
AC電源(付属) AC電源対応(別売ACアダプターが必要)
電池持続時間(※)       
録音時 約20時間(LPモード)/約16時間(SPモード)、
約14時間(STLPモード)/約12時間(STモード)
再生時(スピーカー) 約13時間(LPモード)/約11時間(SPモード)
約9時間(STLPモード)/約9時間(STモード)
再生時(イヤホン) 約20時間(LPモード)/約17.5時間(SPモード)
約15時間(STLPモード)/約12時間(STモード)
最大外形寸法 約28×約120×約13.8mm(幅×高さ×奥行き)最大突起部分含まず
質量 約64g (アルカリ単4形乾電池 2本含む)
付属品 ステレオイヤーレシーバー
パソコン接続キット
 ・アプリケーションソフトウエア“Digital Voice Editor Ver.2.2(CD-ROM)”
 ・USB接続ケーブル
アルカリ単4乾電池 2本

※:単4アルカリ電池X2本使用時

●必要なシステム(Digital Voice Editor Ver.2.2動作環境)

適応パソコン :  IBM PC/AT互換機
CPU 266MHz以上のPentiumIIプロセッサーもしくは同等の性能を有するプロセッサー
RAM容量 64MB以上
ハードディスク空き容量 70MB以上(音声データの扱い量に比例して多くの空き容量が必要です。)
ドライブ CD-ROMドライブ
通信ポート USBポート ※従来のUSB1.1をサポートしています。
サウンドボード Sound Blaster 16互換
ディスプレイ ハイカラー(16ビットカラー)以上、800 x 400ドット以上
OS Windows XP/2000/Me/98/98SE標準インストール(日本語版のみ)対応

※お客様からのお問い合わせ先:
  ソニーマーケティング(株) お客様ご相談センター TEL  0570-00-3311(ナビダイヤル)
  03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
※ソニードライブURL http://www.sony.co.jp/SonyDrive