<報道資料>

プレスリリース 目次

2003年 5月 1日

 

新商品


幅広い音声フォーマットへの対応と各種の高音質回路搭載で、
ホームシアターとピュアオーディオが高音質で楽しめる
マルチチャンネルプリメインアンプなど3機種 発売

マルチチャンネルプリメインアンプ『TA-DB790』




 ソニーマーケティング株式会社は、ホームシアターはもちろん、ピュアオーディオも高音質で楽しめる
マルチチャンネルプリメインアンプ『TA-DB790』『TA-DB990』とホームシアター向けのベーシックモデル
『TA-DE590』を発売します。
 弊社は3機種の市場導入により、高性能モデルからベーシックモデルまでAVアンプのラインアップを
強化します。

型 名 発売日 希望小売価格(税別)
マルチチャンネルプリメインアンプ『TA-DE590』 6月21日 37,000円
マルチチャンネルプリメインアンプ『TA-DB790』 66,000円
マルチチャンネルプリメインアンプ『TA-DB990』 8月10日 100,000円

 『TA-DB790』は6.1chサラウンド、『TA-DB990』は7.1chサラウンドの音声を出力できます。両機は、
ドルビーデジタルEX、DTS-ES、ドルビープロロジックU、DTS Neo:6、MPEG-2 AACに加え、5.1ch方式
のまま96KHz/24ビットまでサンプリング周波数を拡張した高音質フォーマット"DTS 96/24"など最新の
音声フォーマットに幅広く対応しています
 両機は、高密度実装によって可能になった小型パワーアンプ回路を、メイン基板上に配置する"マザーボード・
コンストラクション"方式を採用しています。 これにより、メイン基板に入力された音声信号がパワーアンプに
達するまでの経路を最短にすることを実現。電気的・物理的影響による信号の劣化を極力防止することが
できます。
 "マザーボード・コンストラクション"では、各チャンネルの基板上の信号経路の長さを均等化できるため、
入力した音声信号を忠実にスピーカーへ出力することができます。スーパーオーディオCDマルチチャンネル
などのピュアオーディオソースでも十分な高音質再生をお楽しみいただけます。
 また、センタースピーカーやサブウーファーを設置しない場合でも、音声信号をフロントスピーカーL/Rに
ダウンミックスして、高音質サラウンドがお楽しみいただける"アナログダウンミックス"機能を搭載しています。
 『TA-DE590』は5.1chサラウンド音声出力で、ドルビープロロジックU、MPEG-2 AACの音声フォーマットに
対応しています。5chのパワーアンプを内蔵し、コンポーネントビデオ端子など、高性能モデルと同等の端子郡
を装備しています。
 本機は、本体に接続するスピーカーの環境設定が簡単に行える"イージーセットアップ"機能を搭載するなど、
ホームシアター入門者にも本格的なAVシステムを手軽にお楽しみいただけるベーシックモデルです。
 
マルチチャンネルプリメインアンプ『TA-DE590』
 
 
※ドルビーデジタルは、米国ドルビーラボラトリーズの登録商標です。
 DTSは、デジタルシアターシステムズ社の登録商標です。






●『TA-DB790』『TA-DB990』共通の主な特長
1. XGROUND方式による、超高速7chパワーアンプ内蔵 (TA-DB790は6ch)
  XGROUNDは、スーパーオーディオCDなどの広帯域、高音質のマルチチャンネルオーディオを最高の音質で増幅させるため、プリアンプとパワーアンプのグラウンド(電流が流れ込むところ)を独立させたものです。
パワーアンプの動作性能が安定することに加え、音の立ち上がり時間が、500ナノ秒以下という、超高速を実現しました。

※ナノ(Nano)とは、10億分の1という意味です。
500ナノ秒は、500×10億分の1秒。つまり、200万分の1秒。
2. 最新のサラウンドフォーマットに幅広く対応
  ドルビーデジタルEX、DTS-ES、ドルビープロロジックU、DTS NEO:6、MPEG-2 AACなどに加え、最新のフォーマットであるDTS 96/24にも対応しています。
3. アナログダウンミックス機能・アナログピュアネスコントロール搭載
   
アナログダウンミックス機能
センタースピーカーやサブウーファーを設置しない場合においても、高音質でサラウンドを楽しんでいただくために、従来のデジタルダウンミックスに加え、より音質重視のアナログダウンミックスを搭載しました。
デジタル音声入力時のデジタルダウンミックスによる音痩せや音質劣化が極めて少なく、アナログ・マルチチャンネル音声入力のダウンミックスにも対応しています。
アナログピュアネスコントロール機能
AVアンプ内の回路を大きく区分けすると、デジタル回路、ビデオ回路、そしてアナログ回路の3つに分けることができます。
その中でもデジタル回路は、高速度で大規模な演算を継続的に行うので、アナログ回路にとっては有害なノイズを発生してしまうことがあります。
アナログピュアネスコントロールはノイズを発生する不要回路がバイパスされるとともに、その電源部も停止します。再生するソースに応じて、不必要な回路を静粛な状態に保ち、高音質を最大限引き出すことのできる機能です。
4. マザーボード・コンストラクション方式を採用
  マザーボード・コンストラクションでは、全ての入力が最短信号経路でパワーアンプと接続できるため、電気的・物理的干渉による音声信号の劣化を極力防止できます。
特に、基板上の各チャンネルの信号経路の長さが均等化されることにより、入力した音声信号を忠実にスピーカーへ出力することができ、スーパーオーディオCDマルチチャンネルなどのピュアオーディオソースの高音質再生能力が、飛躍的に向上しました。
   


●『TA-DE590』の主な特長
1. MPEG−2 AACとドルビープロロジックUに対応
  ドルビーデジタル・DTSに加え、MPEG-2 AACとドルビープロロジックUデコーダーを搭載。
DVDビデオの高音質はもちろん、BSデジタル放送の5.1ch音声や、音楽CD等の2chの音源も5.1chで楽しめます。
2. コンポーネント映像入出力端子装備
  BSデジタル機器やDVDプレーヤーを高画質に接続できるコンポーネント映像入出力端子を装備しました。
3. スピーカーイージーセットアップ機能搭載
  スピーカーセットアップメニューから番号を選ぶだけで、簡単にお手持ちのスピーカーの環境設定を行うことができます。
4. デジタルシネマサウンド "シネマスタジオEXモード" 搭載
  ソニー独自のDSP技術により、ご家庭で映画館の音場を再現する"シネマスタジオEX"モードを搭載。このモードを選ぶだけで、映画館の音場がご家庭でお楽しみいただけます。
   



主な仕様
型名 TA-DB790/TA-DB990 TA-DE590
定格出力 フロント90W + 90W  センター90W
サラウンド90W+90W サラウンドバック90W
(6Ω)
フロント75W + 75W  センター75W
サラウンド75W+75W
実用最大出力 フロント120W+120W、センター120W、
サラウンド120W+120W、サラウンドバック120W+120W(TA-DB990)
(いずれもJEITA、6Ω)
フロント100W+100Wセンター100W
サラウンド100W+100W(JEITA,6Ω)
高調波ひずみ率
(2ch.STEREO時)
フロント0.09%以下(6Ω負荷)
90W+90W、(20Hz〜20kHz)
フロント0.09%以下(6Ω負荷)
75W+75W(20Hz〜20kHz)
周波数特性
(ANALOG DIRECT時)
Line系:10Hz〜100kHz+0.5/-2dB Line系:10Hz〜70kHz+0.5/-2dB
SN比 LINE:96dB(150mV入力ショート)
PHONO:86dB(2.5mV入力ショート)
LINE:96dB
     
映像系機器
(音声&映像)入力
3系統 3系統
映像系機器
(音声&映像)出力
1系統 1系統
映像モニター出力 1系統 1系統
S映像入力 4系統
S映像出力 1系統
S映像モニター出力
コンポーネント
映像入力
2系統(750p対応) 2系統
コンポーネント
映像出力
1系統 1系統
D端子入力 2系統(D4)(広帯域80Mhz)
D端子出力 1系統(D4)
デジタル入力 光:3系統、同軸:1系統 光:2系統,同軸:1系統
デジタル出力 光:1系統
オーディオ入力 PHONO(MM):1系統、LINE系:3系統 LINE系:3系統
オーディオ出力 REC OUT:1系統
サブウーファー:1系統
REC OUT:1系統
サブウーファー:1系統
 
マルチチャンネル入力 1系統 1系統
Video Up Convert to
D端子
DB990のみ
OSD DB990のみ  
リモコン DB990(液晶付き学習リモコン)
DB790(プリプログラムリモコン)
ユニバーサルリモコン
電源: AC100V、50/60Hz AC100V 50/60Hz
消費電力: 200W(TA-DB790)/210W(TA-DB990) 170W
外形寸法: W430×H161×D400mm W430×H145×D308mm
質量: 約14.5kg 約7.5Kg
 
 
●関連商品:5.1chスピーカーパッケージ『SA−VE111M』
発売日:2003年6月21日 (希望小売価格 : 31,000円)
 
高音質スピーカーとウーファーをワンパッケージにし、本格的な5.1chサラウンドをお楽しみいただけます。
 
パッケージ構成
サブウーファー、フロントスピーカー×2、センタースピーカー、リアスピーカー×2のセット
 
主な仕様
■サブウーファー
  ・最大外形寸法:幅240×高さ282×奥行362mm
・質量:約8.0kg
・実用最大出力(JEITA):総合50W
・入力端子:アナログ1系統
 
■スピーカー
  (フロント・リア)
・最大外形寸法:幅 105×高さ153×奥行127mm
・質量:約1.2kg
(センター)
・最大外形寸法:幅200×高さ79×奥行131mm
・質量:約0.8g
   
■付属品
 

・スピーカーコード 3.5m×3、10m×2
・オーディオコード 2m×1
 

5.1chスピーカーパッケージ『SA−VE111M』



 

※お客様からのお問い合わせ先 :ソニーマーケティング(株)お客様ご相談センター
  TEL 0570-00-3311(ナビダイヤル) 03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
※ソニードライブURL http://www.sony.co.jp/SonyDrive