<報道資料>

プレスリリース 目次
2001年 5月 9日

新商品

業界初※1メモリースティック対応によりパソコンなしでもプレゼンが可能 B5ファイルサイズの小型軽量LCDデータプロジェクター 発売
−モバイルプロジェクターのラインナップを強化−
VPL-CX3

LCDデータプロジェクター『VPL-CX3』(左:カバーを開けた状態、右:カバーを閉じた状態)



 ソニーマーケティング株式会社(社長:小寺 圭、本社:東京都港区)は、業界で初めて※1メモリースティックに対応し、パソコンなしでもプレゼンが可能なモバイルタイプのLCDデータプロジェクター『VPL-CX3』を発売します。

型 名発売日希望小売価格
LCDデータプロジェクター『VPL-CX3』6月10日オープン価格

 1999年12月に発売したSVGAパネル搭載モデル『VPL-CS1』は、“人とともに移動する身近なプロジェクター”をコンセプトに小型・軽量を実現し、「モバイルプロジェクター」という市場を新たに開拓しました。今回発売する『VPL-CX3』は、このコンセプトを継承し、より手軽なプレゼンテーションを実現するモデルです。
 本機は、0.7インチXGA対応のLCDパネルを搭載し、B5ファイルサイズ、薄さ65mm、質量約2.5kgの小型・軽量な本体のコネクターパネルにメモリースティックスロットを装備。パソコンを使わなくてもプロジェクターだけでPowerPoint※2やJPEG画像などのファイルのプレゼンテーションが可能です。
 フロントカバーの裏側に操作ボタンとスピーカーを配置し、レイアウト、形状や配色をわかりやすくすることで操作性を向上させました。使用しないときはカバーを閉じることでレンズをガード。また、どこから見ても突起物のないフラットなフォルムは、携帯時でもスマートなスタイルを演出できます。美しい外観と細部に気を配った個性的なデザインで、気軽にどなたでもすぐに使いたくなるような新しいタイプのプロジェクターです。
 近年、データプロジェクターはノートブック型パソコン等とともにプレゼンテーション機器として急速に普及しています。中でも、手軽に持ち運びが可能で、さまざまな場所で効果的なプレゼンテーションが行なえる小型で軽量なモバイルタイプのプロジェクターは、企業や学校などを中心に飛躍的に拡大しています。今回本機を発売することで当社ラインナップは、モバイルタイプ5機種、ポータブルタイプ2機種、設置タイプ2機種、ホームシアター専用モデル1機種、合わせて全10機種となり、多様化する顧客のニーズに対応し、積極的なビジネス展開を図ってまいります。

※1: 2001年4月30日現在、ソニーマーケティング調べ
※2: 付属ソフトウエア「Projector Station」でJPEGファイルに変換されます。



●主な特長


1.業界初メモリースティック対応によりパソコンなしでプレゼンが可能
本体コネクターパネルにメモリースティックスロットを装備。デジタルスチルカメラ等で撮影したJPEG画像はそのままで、PowerPointのデータやBMP、TIFFなど静止画のファイルは、付属のソフトウエア『Projector Station』で簡単な“ドラッグ・アンド・ドロップ”の操作によりメモリースティックに記録され、それを使用することにより、パソコンを使わず本機のみでプレゼンが可能。パソコンを持ち運んだりパソコンとの接続などの煩わしさがありません。
   ※JPEGファイルに変換されます。

2.軽量/小型化を実現
0.7インチXGA対応のLCDパネルを搭載し、B5ファイルサイズ、本体の薄さ65mm、質量約2.5kgの小型・軽量モデルです。

3. 洗練され、かつ機能的なデザイン
突起物がなく、シンプルでフラットな天面を実現。新規採用のフロントカバーは使用していないときはレンズをガードし、ワンタッチで開いた後は操作パネルとスピーカーとして機能。入力端子にもカバーがついており、どこから見てもフラットなフォルムで会議室をスマートに演出します。

4. 静音設計、前面排気設計
新排気設計により、静音化を実現。また、前面排気することにより熱い風が会議参加者に届かず、快適なプレゼンテーション環境を提供します。

5. 多機能リモコンを採用
・ マウスコントロール機能により、本体とパソコンをUSBで接続すればリモコンからパソコンのマウスの操作が可能。
・ デジタルズーム機能により、投影画像の一部分を最大4倍まで拡大可能。
・ フリーズ(静止画表示)機能により、プレゼンテーションの途中で画像を止めておくことが可能。画像を止めたままの状態で次の画面を準備でき、よりスムーズなプレゼンテーションを実現します。
・ 台形補正のダイレクトキーを設けることにより、調整がスムースに簡単に行なえます。

6.投射画像の変形を補正する“台形補正機能”搭載
メニュー画面またはリモコンの操作で、台形歪みを上方15°の範囲で補正できます。

7.幅広い入力信号に対応
スキャンコンバーターを内蔵し、SXGAまでのコンピューター信号はもちろん、ビデオなど幅広い入力信号に対応します。

8.USB対応
付属のソフトウエア『Projector Station』により、USBで接続したパソコンからプロジェクターの全ての設定が可能。またパソコンからプロジェクターに挿入されたメモリースティックにデータを転送することもできます。



●主な仕様


投写方式3原色液晶シャッタ投写方式
LCDパネル0.7型ポリシリコン TFTアクティブマトリックス
2,359,296画素(786,432画素×3)
レンズ1.3倍ズーム、F1.8〜2.2/f=28.4〜34.0 mm
ランプ120W UHPランプ
光出力900 ANSI lm
カラー方式NTSC3.58/PAL/SECAM/NTSC4.43/PAL-M 自動/手動切替
解像度RGB:1024×768ドット、ビデオ:750TV本
対応信号RGB:fH15〜92kHz、fV:48〜85Hz
コンポーネントビデオ(15KHz・50/60Hz)、コンポジットビデオ、Sビデオ
スピーカー最大 0.5W × 2 ステレオ
入力   VIDEO
INPUT A
AUDIO IN
メモリースティックスロット
USBハブ
コンポジットビデオ:ピン、 Sビデオ:ミニDIN4ピン
RGB/コンポーネット:HD D-Sub15ピン
ステレオミニジャック
×1
アップ(Bタイプ:メス)×1、ダウン(Aタイプ:メス)×1
消費電力最大:190W、スタンバイ時:5W
外形寸法275(幅)×65(高さ)×214(奥行き)mm(突起物含まず)
質量約2.5Kg
主な付属品リモートコマンダーRM-PJM11、単3乾電池(2)、メモリースティック(8MB)、モニターケーブル、
USBケーブル、ソフトウエア“Projector Station”、キャリングバッグ、電源コード、
取扱説明書など
主なオプション希望小売価格(税別)
交換用ランプ『LMP-C121』39,800円

●PowerPointは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。



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ソニーマーケティング(株)お客様ご相談センター
0570-00-3311(ナビダイヤル)、03-5448-3311(携帯電話・PHSからのお問い合わせ)
※ソニードライブ URL http://www.sony.co.jp/SonyDrive