<報道資料>

プレスリリース 目次
2000年 1月 12日

新商品

「かんたん予約ダイヤル」で予約録画を便利にした
VHSハイファイビデオデッキ3機種発売


SLV-R550

BS内蔵VHSハイファイビデオデッキSLV-R550



 ソニーマーケティング株式会社(社長:林誠宏、本社:東京都港区)は、ビデオデッキ本体のみでテレビ番組の予約が簡単にできる「かんたん予約ダイヤル」を装備したVHSハイファイビデオデッキ3機種を発売します。
 『SLV-R550』にはBSチューナーを内蔵しており、『SLV-R550』『SLV-R350』にはGコード予約機能を搭載しました。『SLV-R150』はベーシックタイプのビデオデッキです。

型 名発売日価格カラー当初月産台数
BSチューナー内蔵
VHSハイファイビデオデッキ
『SLV-R550』
2月10日オープン価格ゴールド2万台
VHSハイファイビデオデッキ
『SLV-R350』
シルバー3万5千台
VHSハイファイビデオデッキ
『SLV-R150』
3月10日3万台


 当社では、VHSハイファイビデオデッキに関して、お客さまが購入の際に重視する「高画質(REAL)」と「快適操作(SPEED)」の2点を表す“REAL×SPEED(リアル・バイ・スピード)”のネーミングを昨年から展開してまいりました。「REAL」では、ソニー独自開発の画質向上回路「R」(Reality Regenerator)を搭載することで、くっきりシャープに原画に忠実な再生を行い、「SPEED」では400倍速ストロングメカデッキを搭載することで400倍速の早送り/巻き戻しを実現します。
 今回発売するビデオデッキでは、いずれもこの“REAL×SPEED(リアル・バイ・スピード)”を踏襲するとともに、予約録画がダイヤル一つでさらに簡単にできる「かんたん予約ダイヤル」を本体に装備し、さらに操作性を向上させました。リモコンがお手元になくても、このダイヤルを押すことで予約モードに入り、ビデオデッキ本体の表示管を見ながらダイヤルを回し、録画日付・時間・チャンネルを順に設定することができます。


● 『SLV-R550』『SLV-R350』『SLV-R150』
  共通の主な特長

1. かんたん予約ダイヤルを装備
ビデオデッキ本体のダイヤルを押すだけで予約モードに入れ、本体の表示管を見ながら、録画する日付をダイヤルを回して選択し、ダイヤルを押せば日付が確定します。この操作を、録画開始時刻、終了時刻、チャンネルとくり返すことで予約が完了します。
なお、1ヶ月以内の8番組まで、「かんたん予約ダイヤル」での予約が可能です。

2. 高画質・快適操作を実現する“REAL×SPEED”
(1)リアリティー・リジェネレーター:
ソニー独自開発の画質向上回路「R」(Reality Regenerator)を搭載。
再生時にビデオ信号のエッジ波形を3つの時間軸ゾーンに分けて抽出し、それに演算処理を施すことで元の波形に限りなく近い状態へと再生し、平面部のノイズの発生を抑えつつ、クリアに再現します。
(2)19ミクロンヘッド:
標準モードに比べてトラックピッチが狭まるため、画質的に不利な3倍モードのトラック幅にぴったり設定した高精度なハイクオリティヘッドを搭載し、3倍モードでも美しい録画・再生ができます。
(3)400倍速ストロングメカデッキ:
安定したブレーキシステムや制御ソフトウェアの開発により、早送り・巻き戻しともに400倍の高速走行を実現。120分テープなら1分弱で※1早送り・巻き戻しができます。
 ※1:使用するテープの種類やビデオデッキの状況により、若干異なる場合があります。
(4)「お帰りなサーチ」&「マイテープメモリー」搭載:
録画した番組情報をテレビ画面に一覧表示し、カーソルキーで選択するだけでサーチが可能な「お帰りなサーチ」機能、テープ4本分の「お帰りなサーチ」画面をメモリーできる「マイテープメモリー」機能を搭載しました。家族それぞれのテープや、ジャンル別に分けたテープに録画するとき、平日に録画したテープを週末まとめて見るときなどに便利です。また、録画した番組情報を使って、毎週決まって録画する番組を予約できる「次週予約」機能も搭載しています。

3. ビープ音機能の充実
電源オン・オフや録画開始の操作でビープ音が鳴り、操作を確認できます。また、カセットが入っていないのに録画をしようとしたり、予約がいっぱいの状態でさらに予約しようとしたときなどにビープ音が鳴り、誤操作を知らせてくれます。

4. ビデオヘッドの目詰まりを画面でお知らせする「ヘッド汚れセンサー&クリーナー」
ビデオ信号の状態からヘッドの汚れを自動的に検知し、汚れを検知すると自動的にキュー&レビュー動作に入って、ヘッドを簡易的にクリーニングします。それでも汚れがとれない場合は、クリーニングカセットを利用するよう、テレビ画面にメッセージが出ます。

5. 一発転送の「液晶予約リモコン」
録画する日付、開始時刻、終了時刻、チャンネルを、リモコンの液晶表示を確かめながら、10キーで入力し、転送ボタンを押すだけで予約が完了します。テレビの電源を入れる必要はありません。

6. 自動電源オフ機能
ビデオデッキのうっかり消し忘れを防止する自動電源オフ機能を搭載しました。電源オフまでの時間を2時間または6時間で任意に設定でき、消費電力を抑えます。

7. 音声付き早見再生機能
1.5倍速で映像と音声の視聴を行うことができます(ただし、本来の音声・音調とは異なります)。早見再生時、ステレオ音声はモノラルに、2カ国語放送の音声は主音声になります。

● 『SLV-R550』『SLV-R350』『SLV-R150』の主な仕様

 SLV-R550SLV-R350SLV-R150
録画方式回転2ヘッドヘリカルスキャンFM方式
録音方式回転2ヘッドハイファイステレオ方式
(VHS従来音声トラックはモノラル録音)
録画時間10時間30分(T‐210使用時・3倍)
受信チャンネルVHF:1〜12ch、UHF:13〜62ch、
BS(SLV-R550のみ):1, 3, 5, 7, 9, 11, 13, 15ch、CATV:C13〜63ch
映像・音声
(入力/出力)
2(前面1)/11/1
B
S
検波入力ピンジャック 75Ω 0.67Vp-p −−− 
検波出力ピンジャック 75Ω 0.67Vp-p
ビットストリーム
(入力/出力)
ピンジャック 75Ω 0.5Vp-p
AFC入力 −−− 
時計入力クォーツクロック、12時間デジタル表示
停電保証時間1回 約1時間以内
電源AC 100V、50/60Hz
消費電力20W(電源「入」時)17W(電源「入」時)
待機時消費電力
(時刻表示点灯時
 /消灯時)
1.8W※2
(2.1W/0.6W)
1.7W※2
(2.0W/0.6W)
補助電源コンセント1、非連動(最大200W) −−− 
最大外形寸法
(W×H×D)
430×97×291mm
(最大突起含む)
430×97×289mm
(最大突起含む)
本体質量約4.5kg約4.2kg
※2:省エネ法に定める計算式による待機時消費電力を示す


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