<報道資料>

プレスリリース 目次
1999年 9月 30日

新商品

“メモリースティック”に声のメモや会議内容などを録音
本体で再生の他、パソコンでの音声データの整理・検索が可能な
“メモリースティックICレコーダー” 発売

ICD-MS1

“メモリースティックICレコーダー”『ICD−MS1』



 ソニーマーケティング(株)(社長:林 誠宏、本社:東京都港区)は、小型・薄型・高信頼性のIC記録メディア“メモリースティック”を記憶媒体に採用し、声のメモから会議録音まで幅広い用途でお使いいただける“メモリースティックICレコーダー”『ICD−MS1』を発売します。
 本機は、リムーバブルメディアである“メモリースティック”の利点を生かし、付属のアプリケーションソフトをインストールしたパソコン(*1)に手軽に音声データを取り込み、フォルダ別や用件別の保管、タイトル入力などの編集作業、音声メールなどが行えます。

型  名発売日価格(税別)当初月産
メモリースティックICレコーダー
『ICD−MS1』
12月10日33,000円1万台


 『ICD−MS1』は、携帯性に優れ、思いついたアイデアや大切な用件を声で瞬時に録音・再生できる他、スタンダードプレイモードで約63分、ロングプレイモードで約131分の連続録音(16MBメモリースティック使用時)が可能なので長時間の会議録音などにも利用できます(*2)。取り込んだ音声データは、“メモリースティック”をパソコンに差し込むことにより、ハードディスクドライブ(HDD)に転送し、パソコン上で整理して保管することができます。
 本機付属のメモリースティック(16MB)には、最大965件までの用件を録音でき(*2)、用件を収納するフォルダの場合、最大340フォルダまで作成することができます(*3)
加えて、用件などのタイトルを簡単に入力することができるので、液晶ディスプレイを見ながらジョグダイヤルを操作して、聞きたい用件を素早く検索・再生することができます。
 さらに、長時間の会議などの録音/再生中、重要な箇所にインデックスを付けることができる“インデックス機能”や、録音途中で修正したい箇所から録音を再スタートできる“上書き録音機能”など便利な機能も搭載しております。
(※1)対応機種は、OS:日本語版Windows(R)98/95のものとなります。また、パソコン本体にメモリースティックの挿入口があるか、メモリースティック対応アダプターが必要になります。
(※2)16MBをICD-MS1用としてのみ使用した場合。
(※3)16MBをICD-MS1用としてのみ使用して、1フォルダに1件録音した場合。



●主な特長

1. “メモリースティック”を記憶媒体に採用
パソコンとの親和性に優れた、小型・薄型・高信頼性のIC記録メディア“メモリースティック”を記憶媒体に採用。16MBのメモリースティックで、スタンダードプレイモードで63分、ロングプレイモードで131分の連続録音が可能なので、長時間の会議録音などにもご利用いただけます。

2. アプリケーションソフト「Memory Stick Voice Editor Version1.0」付属
“メモリースティック”を差し込むことによって、手軽にパソコンに音声データを取り込むことができるので、用途/目的別に保管したり、タイトル入力などの編集作業や音声メールが行えます。

3. 高音質録音、はっきり再生
音質特性に優れた音声圧縮技術“ADPCM”を採用し、ノイズの少ないクリアな音質で録音できます。小型・軽量ながら、直径36mmの大口径スピーカーを採用、最大200mW(実用最大出力 EIAJ)の高出力で、明瞭に再生します。

4. 最大965件の用件を録音、最大340のフォルダを作成可能
最大965件までの用件が録音でき、用件を収納するフォルダの場合、最大340フォルダまで作成することが可能。さらに、タイトルを簡単に入力することができるので、聞きたい用件を素早く検索・再生することができます。

5. 大きくて見やすい液晶表示を搭載
動作状況を確認するのに便利な、バックライト付液晶を搭載、漢字表示も可能なので、パソコンで入力したタイトルも見やすく表示します。

6. 便利なインデックス機能
長時間の会議などの録音/再生中、重要な箇所にインデックスを付けることができ、再生時に素早く聞きたい箇所を探し出すことができます。

7. 瞬時に再録音できる“上書き録音機能”
録音途中で修正したい箇所から録音を再スタートできる“上書き録音機能”を搭載。

8. その他の主な特長
・ 再生中に、用件を追加して録音できる“追加録音機能”
・ 聞きたい場所を設定して繰り返して聞ける“A-Bリピート機能”
・ 録音用件の重要度順に4段階で並べ替えができる“重要マーク設定機能”
・ 設定した時間に自動的に再生をスタートする“アラーム再生機能”
(全用件に対して設定可能)
・用件を別のフォルダに移動させる“ムーブ機能”
・再生スピードを調節する“再生スピード切換え”
・ 音を感知して自動的に録音を開始する“デジタルV.O.R”
・ 録音日付、時刻の記録
・ マイク感度切換え(口述録音モード/会議録音モード)


●主な仕様

録音方式ADPCM モノラル録音方式
最大録音時間SP 約63分/LP 約131分
周波数特性SP 240〜4.8kHz(33Kbps)
LP 240〜3.2kHz(16Kbps)
入力端子マイクロホン(ミニジャック/モノラル)プラグインパワー対応
出力端子イヤホン(ミニジャック/モノラル)
実用最大出力200mW
電源DC 3V、単4形乾電池2本使用
電池持続時間アルカリ単4形乾電池使用の場合、
連続録音で5時間、連続再生で4時間
最大外形寸法約 44.2×108.9×17.5mm(幅/高さ/奥行き)
最大突起部分含まず
質量約88g(アルカリ単4形乾電池・メモリースティック含む)
付属品 キャリングケース、メモリースティック(16MB)、
アルカリ単4形乾電池(2本)、
パソコン用アプリケーションソフト
“Memory Stick Voice Editor Version1.0”

●必要なシステム(アプリケーションソフト用動作環境)


IBM PC/ATおよびその互換機
OSWindows98またはWindows95
CPUPentium200MHz以上もしくは同等の性能を有するプロセッサー
CD-ROMドライブ(アプリケーションソフトインストールのため)
サウンドボード
パソコン本体にメモリースティックの挿入口があるか、メモリースティック対応アダプターが必要になります。

※ 記載されている製品名等は各社の登録商標又は商標です。


※お客様からのお問い合わせ先:
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